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テレビ番組案内 

ETV特集「戦場カメラマン 小柳次一」

今日はスポーツの話じゃありません。専門の現代史のほうの話です。
15年前に書いた『従軍カメラマンの戦争』(1993年・新潮社刊)という本をベースにした番組が今度の日曜日に放送されます。

10月5日(日)22時〜23時 NHK教育 ETV特集「戦場カメラマン 小柳次一」

小柳次一さんは戦前、名取洋之助さんのところにいた報道写真家で、日中戦争から太平洋戦争にかけて、陸軍報道部嘱託としてほぼ7年間、軍とともに前線で従軍撮影をしたカメラマンでした。
日本人の従軍カメラマンのなかで、いちばん長く深く軍隊を撮影した人だったと思います。また、普通の兵隊さんの姿をいちばん撮影した人だったと思います。

講談社版の「日録昭和 二万日の全記録」というシリーズを編集していたころ(昭和の終わりから平成にかけて足かけ6年がかりだったから、もう20年も前です)、はじめて小柳さんに連絡を取って。でも、偏屈なじいさんだったから、なかなか会うこともできず、「報道写真の青春時代―名取洋之助と仲間たち」(1991年・講談社刊)を作るときに、やっと秘蔵の写真を出してもらって話を聞きました。

はじめてお会いしたときには、もう80歳過ぎでしたし、糖尿病を患ってらっしゃったので、視力がほとんどない状態で、小柳さんの写真をどう保存するか、聞き取りをどうするかとか、それから、生きているあいだに小柳さんの写真の本を1冊、作ってあげたいとか、いろんなことがあって。本のほうは新潮社さんが出してくださった。

出版社がおおらかだった最後の幸せな時代でしたね。「こういう本を作りたいんですが」という話だけで、新潮社出版部のKさんが「やりましょう」と引き受けてくださった。でも、出版稟議書とか、「企画会議通りました」とか、なんの話もなかったので、そのままにしていたら、半年くらいたってから「原稿、どこまで上がりましたか?」と聞かれて、「ホントに出してくださるんだ!」と、大あわてで原稿を書いた記憶があります。

本ができたときには、小柳さんはまったく目が見えない状態で、宮崎の病院に入院していました。病床で、介護をしてくださっていた方に何度も本を読んでもらっては、自分の本ができたことを泣いて喜んでくれたそうです。小柳さんは本が出た翌年に87歳で亡くなりました。

日中戦争というような地味で暗い内容の本にしては、トータルで8万部くらいまでいったように記憶しています。現在は絶版ですが、本自体はどこの図書館にもあると思います。自分でいうのもなんですが、15年ぶりに読んでみたけど、良書でした。できは悪くないと思います。内容も古くはなってなかった。もし、文庫本にでもしてくださるという版元さんがあれば、ぜひよろしくとお願いしたいところです。

番組制作中は、ぼくは「スポバカ2008」ツアーに出かけっぱなしだったので、北京五輪前に日本にちょっと帰ってきたときに、収録に付き合いましたが、どんな番組になっているのかよく知りません。
ベトナム戦争をずっと撮影してらっしゃった戦争カメラマンの石川文洋さんが、小柳さんの写真をたどるという設定になっていると聞いています。
晩年の小柳さんについて話さないといけないので、一部、ぼくも出てきます。
しばらくご無沙汰している皆様には、「クモ膜やったわりには、とらちゃん元気そうじゃん」と、笑っていただければ。

以上、ご案内まで。

2008年9月30日 石川保昌


千客万来大歓迎(コメントはこちらへ)。

■お知らせ
携帯イミダスで「スポ・バカ2008現地観戦記」連載開始。
北京五輪まで週2回、ワールド・スポーツの取材現場から新しいニュースを送信します。

http://imidas.jp をご覧ください。よろしく。

「コメント、質問の類はこちらまで」

「お父さん、なんですの、その貼り紙?」
――若いときの淡島千景風のおかみさん、玄関先から箒を持って現れる。

「いや、訪ねてくださった方が迷ったらいかんと思うてね。ここへ貼っておこうと」
「しつもんのルイ? ルイって、なんですねん」
「ルイじゃなくてタグイと読んでください。たぐいとね。たぐい」

「ルイでもタグイでもええんですけど。なんでさえ、うちのブログは高飛車や、
敷居が高そうやと言われておるんでしょ。
倉庫みたいな重いもんばっかり積み上げて、あのオッサン、なに考えとんやって。
和さんなんか、夕べもはっきりそう言ってました」

「いや、彼がいったのは、正論には正論の重みがありますねえと…」

「都合のええ解釈ばっかりしてから。
せっかく来てくれはったお客さんがいんでしまうようなかた苦しいこと、
わざわざ札まで出さんでもよろしいんと違います」

「そうかねえ、ウ〜ム。まあ、そういう見解もあるかもしれませんが…」


「ごめんください」
「はーい。はいはい」

――姉さんかぶりの手ぬぐいを取って、玄関の木戸へカランコロンと小走りに出るよしえ。

「いらっしゃいませ。どうぞ、お入りになって。お父さん、お客さま」

―― 一杯飲み屋のような紺地に白抜きで「千客万来」と大書きしたのれんを
不思議そうにくぐる来客。

「千客万来は縁起物やゆうて、吊したままにすることにしたんですわ。どうぞ、どうぞ。
遠慮なんかせずに。どちらからお越しで。まあ、そりゃまた、遠方からご苦労はんなことで」

「やあ、どうもどうも…。お母さん、お母さん、お茶」
「いやあ、初めまして…」


――来客、風呂敷包みを解きながら、

「粗末なものですが…」

と、口中でつぶやきつつ、コメントを玄関の上がり口に置く。

「まあ、気を遣っていただいて。お母さん、結構なものをいただきましたよ」


…昭和34年ころまでの玄関先の礼儀でありました。
いい時代でしたなあ。いま思い出しますと…。


――遠くを見つめているとらオジ。目をしばたたかせている。


――とらオジの後ろでよしえさん、めくりをめくる。
それはさておき、この玄関先を普請中のあいだ、コメントやご質問、そこはかとない書き込みなどの場所にさせていただきます。

――二人、並んでお辞儀。

質問をいただきましたら(お題をいただきましたら)、さっそくナマモノの調理に
とりかからせていただきます。


おもしろいお題には、「ハイハイ、山田君、座布団差し上げて」。

それぞれのレポートについてのコメントはその項目にお書き込みください。
苦情、クレームにつきましては、できますればご遠慮させていただけましたら。

よしえさん、きっぱりと、

「隅から隅まで読み終わるのは不可能な構造になっておりますし、
やばいモノの上にはまたアップロードで隠してしまう予定ですわ。
ささいなことには目をつぶりましょう。ネッ。」


――ウィンクするよしえさん。

「お母さん、さあさあ、いただいたコメントを見せていただこうじゃないか」

ひな祭りの午後、今日も平和なとらオジ宅であった。


コメント欄はこのページのいちばん下です。
(広告の入れ方を直す時間がなくてゴメン)


フーゾク系と判断されるコメントは、即時、削除。
なんとも判断しかねるコメントは暫時、削除します。ご理解を。

雨をつれてきたのはだれだ? ハーレム国際野球

いつまでもEURO 2008の予想が出たままじゃだめじゃないですかとお叱りをうけました。
ごめんなさい。Sさん、ご心配、ご指摘ありがとうございました。

EURO 2008では、グループリーグを当初予定どおりの9試合、決勝トーナメントは、準々決勝の「スペイン−イタリア」戦をのぞく6試合、計15試合を取材できました。
日本に帰国したら(北京後になるかなあ?)、各ゲームのレポートはアップします。しばらくご猶予を。

ユーロが終わって、3日だけミュンヘンへ。そのあと、オランダのハーレム(アムステルダムの隣の町・アメリカNYのハーレムの母体となった町だそうです)に来て、「ハーレム国際野球週間(Haarlemse Honkbalweek)」の取材に来ています。

この大会には、北京五輪に参加するキューバチームとオランダチームが出場しています。日本からは学生選抜が出場していますが、その3チームに、アメリカの大学選抜、台湾学生選抜、ダッチ・カリビアン(オランダ領アンチル諸島)チームの計6チームによる総当たりリーグ戦と、上位4チームによる準決勝、決勝が7月4日から13日の日程で行われます。

日本での新聞報道でもご存じのとおり、北京五輪代表チームの星野仙一監督も、五輪前に最大のライバルチーム・キューバを見ることができるのは最後の機会ということで、一昨日(7月6日)夕方、オランダに飛んできました。
実は、昨日の夜のゲーム「キューバ−台湾」戦から観戦する予定でしたが、あいにくの雨で試合は今日の朝に延期になりました。
――ここまで試合前に書いてあったのですが、なんと、またまた雨で「キューバ−台湾」戦は明日に順延になりました。
いまアムステルダムのホテルに戻る星野監督をお見送りしましたが、
「なかなか見せてもらえないねえ。まあ、戻るしかないのだけど、帰ってもすることないんだよなあ」
と、うらめしそうに雨空を見上げておりました。
田淵コーチは、
「あ〜あ、ハラタツノリ…」だそうです。

じゃあまたね。体調はまあ問題なく元気だからね。
7月8日 オランダ・ハーレムにて。石川とら。

【スポバカ Deluxe 2008】第11回 EURO2008 いよいよ開幕。予想やいかに?

EURO20082石川予想


さあ、さて、ベルンのベースキャンプに入りました。
EURO2008、いよいよ明日から開幕です。
いつもの相棒、赤木真二カメラマンとも合流。「ピーカン・ブラザース」、カナダから1年ぶりに再結成ですが、双方とも精進が足りなかったのでしょう。昨日も、今日も、スイスは小雨。気温は18度くらいかな。気温30度のクロアチアから来たら、やっぱりちょっと肌寒い。
天気予報によれば、来週火曜日10日くらいから、気温25度くらいに上がる見込みとのことです。
これからEUROにやって来る予定の方は、半袖では朝夕は寒いからね。ジャケットかフリース1枚、入れてきたほうがいいですよ。

遅ればせながらの今回の予想。今回はむずかしいなあ。
グループAとグループC、何度、シミュレーションをしてみても、読めません。

【グループA】
スイス、チェコ、ポルトガル、トルコ
渋い実力派が集まった感じのグループ。
普通に考えると、地力ではポルトガル、スイス、チェコ、トルコの順ですが。
前回EURO2004あるいは2006ドイツW杯以後のチームの伸びしろを考えてみると、
ホームチームで、EURO2004、2006ドイツW杯で大健闘したスイス、「++」で、スイスの1位抜けと見ます。
トルコも従来のブンデス組以外に、プレミア組も加わった強力チームですが、ちょっとしたことでエキサイトしてイエローやレッドをもらいがちだという欠点がある。ポルトガルなんかはそういうところを衝くのがうまいから、トルコは初戦で勝ち点を取れないと、2試合目は焦りが出て、3試合目はモチベーションも無し、キープレーヤーがイエロー累積で欠けなどということも起きるでしょう。
2位抜けをチェコとポルトガルが僅差で争う展開という流れになるんじゃないかな。
ポルトガルは今大会最大のスターC・ロナウドがフルシーズン戦った疲れが気がかり。
各チーム、トルコ戦が決勝トーナメント進出への鍵を握ると思います。
初戦は大荒れするゲームにはならないことが多いので、ポルトガルの僅差の勝利で「1−0」だとすると、第3戦でトルコと戦うチェコがやや有利というような展開もありますね。
ポルトガル、好きなチームなんだけど、第1戦で、2点差以上つけての勝ち点「3」が取れるかどうか。

(石川予想:1位スイス、2位チェコ)

【グループB】
オーストリア、ドイツ、クロアチア、ポーランド
地力では、ドイツ、クロアチア、ポーランド、オーストリアの順。
ホームチームのオーストリアがどこまでがんばるかがポイント。クロアチアのEURO前最後のハンガリーとのナショナルマッチをテレビで見ましたが、「1−1」ドローでしたが、まあ、悪いできではなかった。ホームのオーストラリアと、強豪ドイツと2つドロー狙い、ポーランドから勝ち点「3」、合計勝ち点「5」で2位抜けというのがクロアチアの狙いどころかな。

(石川予想:1位ドイツ、2位クロアチア)

【グループC】
オランダ、イタリア、ルーマニア、フランス
予想など不可能ないわゆる「死のグループ」。
EURO2000、2006ドイツW杯で決勝を戦ったイタリアとフランスが同じグループに。そのうえ、今大会を目標に4年がかりで鍛えられてきたオランダが加わった。
東欧の強豪、ルーマニアもこの顔ぶれでは決勝トーナメント狙いはむずかしい。反対に言えば、ルーマニアに勝ち点を与えたチームが脱落するということかな。
フランスの新代表入り選手の力がまだわからない。どんなチームとあたっても、大量点も取らないが、なかなか負けないイタリアが勝ち残るのかなあ。前回、ポルトガルで負け無しで、スウェーデン、デンマークに遅れをとってグループリーグ敗退に終わっていますから、同じような失敗はしないでしょう。
チームが成熟期に入ったオランダを2位抜けにします。でも、こんな予想を書くと、フランスのFWが最初の2試合でタタタッとゴールを決めて、1位抜けを決めたりしてしまうということもあるからね。とにかくフランスの熟成度がわからない。その分、このグループを見る楽しみがあるわけですが。

(石川予想:1位イタリア、2位オランダ)

【グループD】
ギリシャ、スウェーデン、スペイン、ロシア
名監督が4人そろったグループですね。
EURO2004でギリシャを奇跡の優勝に導いたレーハーゲル。
もう10年近くスウェーデンチームの指揮をとりつづけてきた「攻め」のラガーベック。
スペインの大ベテラン、ルイス・アラゴネス。
オランダ、韓国、オーストラリアと、W杯のたびにチームを決勝トーナメントに導いてきたヒディンクが今回、率いるのはロシア。
この4チームのなかで、伸びしろがいちばんあるのは、「ヒディンク+UEFA杯優勝のゼニト効果」のロシアかもしれません。
タレントと実力では、スペインが1位でしょう。ただ、ぼくは(読者の方はもうご存じかもしれませんが)、スウェーデンのというか、ラガーベックの攻めのサッカーが大好きなんです。今回も、スウェーデン戦はたぶん3試合とも見ることになるでしょう。
スウェーデンへの期待も込めて、ロシアはあえて外します。

(石川予想:1位スペイン、2位スウェーデン)

決勝トーナメントは、グループリーグが終わったら、また、予想しなおしてみます。
ただ、開幕前の時点では、ドイツが有利な展開になりそうなトーナメントだなあと感じています。

6月6日。ベルンより。石川とら

【スポバカ Deluxe 2008】第10回 クロアチアの漁師町でプチ・バカンス。大漁!

クロアチアの海
アドリア海に面したZatonの渚。黒い点々はムラサキウニの群生。食べてみたが、シーズンでないためか、卵巣が未成熟だった。

旅の話、前回の続き――。

「スポバカ」ツアーでは、ヨーロッパ、アメリカとそのまま回ることが多いので、航空券は「世界一周航空券」というのを使っている。
航空会社各グループが、同じようなシステムの複数箇所周遊型の航空券を商品化しているが、フライト選択のバリエーションがいちばん多いので、ぼくはスターアライアンス(全日空やルフトハンザ系)の世界一周航空券というのを使っている。

この航空券だと、ツーロンからEURO2008の開幕までどこで過ごそうと、航空運賃が余分にかかる心配はない。最初に、どこにどういう寄り道をするか決めてから、予約を入れておけばいい。別々に各区間の航空券を購入するよりはずっと安いし、マイルが一気にたまるのが魅力だ。今回は、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、全部で16フライトを組んで、ヨーロッパ各地を回ったあと、NY、ロス、成田へと戻るプランにしている。

ツーロンからEURO2008の開幕まで6日空きがあったから、ユーロ圏外の物価の安いところで、気分のリフレッシュできるところを考えた。エストニアとかラトビアとかも考えたのだが、6月ではまだ寒そうだ。
暖かいところがいいね。できれば海沿い。釣りができるところ。
ルーマニア、ブルガリアの黒海沿岸は? ヒマワリを見るにはまだ早いか?
コルシカは? 釣り場を探すのに車かボートがいりそう。予算的に無理だ。
トルコは? 大好きな国だけど、なにをするにも値切り交渉というのは疲れる。今回はしばし休憩のプティ・バカンスなの。1人旅で荷物も多いので、スリやかっぱらいの心配のない治安のいいところ。
マルタ、キプロスは? マルタはもうサハラの砂嵐(ジブリ)に襲われている時期だから×。キプロスは魚影がどうか? 4年前に行ったクレタは沖釣りならいけそうだったけど、陸からの投げ釣りではむずかしそうだった。

入り江の夕暮れ民宿の前から
Zaton Veliki の夕暮れ。クレジッチ家の宿の前から。

2年前、クロアチアを旅したときに、バスの車窓から見えた、魚が釣れそうな漁師町を思い出した。宿があるかネットで探してみる。
クロアチア南端のドゥブロブニクという町から少し北に上った海沿いにフィヨルドが入り込んだZaton Veliki(Big Bay of Zaton)という村があった。バスから見えた、松並木に囲まれた大きな入り江はこの村のはずだった。

クロアチアには、どの町にもSobeという民宿宿があり、Zatonにも海辺のコテージに泊まらせてくれるSobeが見つかった。
釣りができるかメールで問い合わせたら、湾のどこででも一日、釣りができるとのこと。
宿代も朝食付きで1泊30ユーロ。ドゥブロブニク空港まで無料で迎えに来てくれるし、キッチンも使いたければどうぞという返事。

あの湾なら、ぼくみたいなヘボでも釣れるだろうと、トランクに短めのロッドやらメタル・ジグやルアーを一揃い、詰め込んだ。

ドゥブロブニクから路線バスで20〜30分離れただけで、団体観光客はほとんど寄らない村だ。水は澄み切って、ウニやサザエが真下の岩場にいるのが見える。魚影も濃い。
到着してすぐ、ルアーとメタルを試してみたが、まったく反応がなかった。これはいかん。
餌釣りも考えないと。昼ご飯と晩ご飯は、魚を釣り上げて自己調達の予定なのだ。

外国での釣りというのは、日本の釣り具屋のように生き餌やコマセを売っている店などないから、自分で餌を探さないといけない。
浅瀬の岸壁にこびりついているムール貝、サザエ、磯ガニ、小さなエビなどをつかまえて、まず餌の準備。

外海に出るには、崖道を2、3キロ、歩かないといけないので、そこまではしない。
村の大型船の船着き場から投げ釣り。2時間ばかりで5目釣り達成。
クロアチアのお魚PICT0007


ツーロンでも釣ったアジの一種、アイナメ系の小魚、チヌの一種、メバル、オコゼ、小ダイ……。なんとか、今日の飯のタネは釣り上げることができたが、ルアーやジグに反応してくれる魚はいそうにない。

ツーロンで試したのと同様、小さい魚だけど、刺身とピクルスで酢〆を作る。アジは久しぶりに塩焼きにして醤油をかけていただく。オコゼ、アイナメなどは、ぶつ切りにして、生味噌のインスタント味噌汁3人前を使って、赤だしに。サザエはニンニクバターで壺焼きに。いずれも美味。
宿の跡取り息子ダルコ君にも、刺身とワサビの味を試してもらう。

5日間、釣りざんまい。

網揚げ
マリオ親父。

宿のマリオ親父が、朝の漁に誘ってくれた。前日、夕方、仕掛けておいた網を揚げにいくから、一緒に行こうというのだ。
本当に小さな刺し網。小さな網なので獲物は少ないが、「いまは漁師が本業じゃないから、客が食べる分だけ獲れれば、それでいいんだ」とのこと。魚種は、マゴチ、チヌ、タイ、メバル、カサゴなど。網から小魚を外すのを手伝ったら、あとで、「これはあんたの分け前」と、小ダイとチヌを持ってきてくれた。3枚に下ろして、ムニエルにして、サラダとあえた。
今日の獲物


船着き場で待つネコたち
マリオ親父が戻ってくるのを船着き場で待っているクレジッチ家のネコたち。マリオ親父から小魚をもらうのが毎朝の日課。

民宿のクロアチア風魚料理ブロゼット
頼んでおけば、テレジア小母さんが、今日獲れた魚を料理してくれる。ジャガイモと魚を一緒に煮付けたダルマチア風ブロゼット。美味い。

もし、ドゥブロブニクに出かける方がいたら、Zaton Velikiおすすめします。この地域は、7、8月は猛烈に暑くなるので、6月、9月がいいでしょう。その時期でも海水浴可です。

ぼくが泊まったSobeは、Kresic(クレジッチ)家がやっている民宿で、ホームページは、
http://www.dubrovnik-area.com/Eng/details.asp?SmjestajID=DK-A-0646
メールでの問い合わせは、ダルコ・クレジッチに。ダルコは英語も達者です。
Darko Kresic [darko.kresic@du.htnet.hr]

Zatonからドゥブロブニクには、バスまたは船が出ています。船に揺られてドゥブロブニクに出かけたりするのも楽しいでしょう。

6月5日。ベルンより。石川とら

Appendix

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「どうも。石川とらでーす」

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