2月13日(2004年)、NYヤンキースとテキサス・レンジャーズの間で、アルフォンソ・ソリアーノとアレックス・ロドリゲスの電撃トレードが決まった。あまりに巨額の年俸の(2001~10年で2億5200万ドル。約270億円)A・ロッドを獲得する資金が調達できる球団は、ヤンキースとメッツ、レッドソックスの3球団しかなかったから、ヤンキースが獲得するとなると、ソリアーノが交換要員になったのは不思議ではなかった。そのヤンキースで...
How Mr.Selig, the commissioner of MLB go on their dream export of American national pastime beyond the Pacific Ocean.Written by Yasumasa Ishikawa, TRA's Sports, Japan In Japan, baseball game had been the national pastime for these 50 years.“Had been?” “Yes, had been not now”.Of course, at Tokyo Dome or Koshien Stadium near Osaka, Tokyo Giants or Hanshin Tigers still hold their games with full of f...
「W杯アジア1次予選第1戦対オマーン戦(埼スタ)2004/02/18」戦評タイムアップ寸前、ロスタイム2分の勝利。なにはともあれ、貴重な「勝ち点3」である。同グループ最大のライバルと「勝ち点1」ずつに終わるのと、「3」と「0」の差をつけておくのとでは、今後の戦い方がまったく異なってくる。落ち着いてゴールを決めた久保竜彦選手をまず称えておきたい。ゲーム後、オマーンのミラン・マチャラ監督に追い打ちのようで申し訳な...
海外で取材しているときは、原稿料稼ぎで、向こうの新聞や通信社に記事を持ち込むこともある。でも、日本の新聞で、そんなことやったこともなかったし。どうしたらいいのかわからないけど、朝日の知り合いの記者に原稿をメールで送ったら、「私の視点」というページに載っけてくれた。あとから知ったのだが、彼はオピニオンページの担当だった。「朝日新聞」2004年2月19日朝刊「私の視点」「イラク支援 サッカーボール1個から」...
2月12日(2004年)に国立で行われたあの試合を観にいった方が、あの試合を記憶しているかどうか。イラクとの試合だというので、セキュリティが無茶苦茶、厳しかったし、イラクで暗殺された奧克彦大使の追悼試合のような演出が施されたフレンドリー・マッチでもあり、たぶん純粋サッカー・ファンにはジーコ・ジャパンのできばえのよくないゲーム運びにモノ足らない印象しかないだろう。実際、翌日の新聞記事もあまりさえた内容では...
イラク代表チームのベルンド・シュタンゲ監督の話をはじめて聞いたのは、2月12日に行われたイラク代表とのナショナル・マッチのあとの記者会見の席だった。シュタンゲの話は感動的だった。その夜、ぼくは、FIFAや各国の記者仲間にイラク支援の呼びかけの記事を送った。Tonight, there was a friendly national football match in Tokyo between Japan and Iraq. Japan wan 2-0, but for Zico and his team almost nothing to get j...
2004年はスポーツ・イベントが多い年だった。アテネ五輪があるし、サッカー・ファンにはEURO2004に、アジア選手権もあった。EURO2004を軸に、FIFAの100周年記念試合だ、チャンピオンズリーグやUEFA杯のファイナル戦、それに日本代表のイングランド遠征とか、観たいなあというものをエクセルのカレンダーファイルに打ち込んでいくと(サッカーがトータルで30試合くらい)、5月から7月までビッシリつながってしまった。そのうえ、7月...
MLBをなぜ取材しようという気になったのか。イチローのゲームを観たいということとは別に、大きなテーマがあった。ドミニカに出かける直前だったと思う。2003年の11月に、MLBと日本の電通がMLBの試合放映権(2004~2008年)の契約をしたというニュースを「ワシントン・ポスト」の電子版かどこかで見つけた。5年間で総額275milドル(2億7500万ドル=約300億円)の契約だった。日本でMLBの放送をしていたのは、NHK-BSとスカパー...