写真2:2005年5月25日 「ミラン-リバプール」のチャンピオンズリーグ決勝 イスタンブール・オリンピック・sタディアム。...
イスタンブールイスタンブールに来たのは何度目だろう。八回目か九回目か。今回はサッカーを二試合観るだけの旅だ。トルコはサッカーが盛んな国のひとつだ。イスタンブールには全国的な人気を誇るクラブが三つあり、そのうちの二つ、フェネルバチェとガラタサライの二大強豪クラブが直接対決でトルコ・リーグの優勝を争う「イスタンブール・ダービー」を観て、そのあと、UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦「ミラン-リバプール...
■写真: ジェラード・キャプテンとラファエル・ベニテス監督記者会見。石川とらイスタンブール通信2号「UEFA CHLファイナル」速報だよー。“What a match!?”(なんて試合なんだよ)と言うしかない。ぼくのお気に入りのクラブでもなんでもないのだけど、あまりの展開にあきれています。リバプールを応援していた和君ほかのみなさん、おめでとう。スタジアムのほぼ3分の2強(トルコの観客も含めて)がリバプールびいき。しかし、...
日本が侵略戦争を行ったという過去の日本の悪い面ばかりを戦後教育が強調したために、日本人は自信や誇り、よって立つべきところを失ったという論陣を張る方々がいらっしゃる。短期的に、日本国内のことだけ考えてすむのであれば、そういう見方もありうるのかもしれない。しかし、現在の日本という産業国家、消費社会は、日本だけで成立しているわけではない。小泉首相が、中国での反日デモの激化に、あわてて村山首相が95年に出し...
W杯アジア予選北朝鮮バンコク開催の裏事情 サッカーW杯予選北朝鮮戦に漂う暗雲(2005/05/24執筆 読売ウィークリー 2005/06/12号)「ジーコ・ジャパン」が2006年ドイツW杯への出場権を賭けて正念場を迎える対北朝鮮戦。「北朝鮮―イラン」戦で起きた観客暴動のために、平壌からバンコクに開催地が変更され、しかも無観客試合という異例の形で行われる注目のゲームの不安とは……。「ジーコ・ジャパン」がドイツW杯への出場権を...
■写真3:ホーイ・ドンクのサヨナラ・ゲーム。試合後、彼とも久しぶりに話しましたが、W杯でまた代表入りするためには、オランダ・リーグに帰ってプレーしないと選考対象にならないということのようです。■写真4 ゴール直後のゴール裏フェネ・サポであります■イスタンブール・レポート「チャンピオンズ・リーグ」ファイナル速報は次のページへ--->http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-147.html...
■写真1 「カナリアがライオンの首をチョッキン!」 フェネ・サポの可愛いけど、ドッキリの応援幕。新潟のペルー戦、相変わらずのノーゴール病だったみたいですね。イスタンブールからBCCメールです。トルコのサッカーなんて興味がないという方は削除ください。それと、今回の通信はサッカーファン向けですので、ご承知おきいただければ。今週はトルコを注目してもいいんだけどね。チャンピオンズリーグには日本の記者諸君、来...
ぼくのような歴史認識は「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書の導入採択を推進している側の方から言うと、「自虐史観」というのだそうだ。 でもね。日本が侵略戦争を行ったという事実は、いくら言い繕っても、事実、あったことなんだから仕方ないのだよ。お祖父さんたちの戦争は間違っていたのだから。「大東亜共栄圏」だの、「五族協和」だの、美辞麗句を並べたところで、事実はそういう戦争ではなかった。一部の人にそういう...
写真2:ドイツ連邦議会議事堂1階。ガラス越しに開催中の議場や議員たちの活動が見通せるようになっている。■歴史認識関連記事--->http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-47.html...
ベルリンの連邦議会議事堂(国会議事堂)を訪ねた。ベルリンは、1990年の東西ドイツの統合後、あらためて首都に定められ、十年がかりの首都機能移転事業を経て、首都機能の多くがボンからベルリンへと分割移転された。現在でも市内の各所で首都機能移転にともなう工事が継続中である。新連邦議会議事堂は1933年に放火された旧ドイツ帝国議会議事堂――ヒットラーが独裁体制を築くきっかけとなった放火事件が起きた舞台であり、ベルリ...
アジア2次予選北朝鮮戦についての5/9夜23時段階の状況。1) 北朝鮮戦(6/8)の代替開催地がタイ・バンコクに決定。5/9深夜、FIFAより、日本協会に、北朝鮮戦の代替開催地をタイ・バンコクにするとの最終決定のファクスが届いた。FIFA側は、4/29の規律委員会の決定に対して、北朝鮮協会から期限内にアピール委員会に反論上訴がなかったとして、規律委の「中立の第三国で無観客での開催」との決定が最終結論となったもの。この通知...
この3週間ばかり、北ドイツにいた。来年のサッカー・ドイツW杯に備えて、開催地を事前に見ておこうという旅である。昨年はフランクフルト、ケルンなどライン川沿いを歩き、今回はドイツ北東部を中心に、ベルリン、ハンブルグ、ハノーバー、ライプチヒの四会場と戦災復興六十年を迎えるドレスデンを訪ねた。六月には南ドイツを回るので、ドイツ各地をほぼ隈無く訪ねることになるだろう。さて、今回は歴史認識についての日本とドイ...