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チェルシー・リバプール戦 from ロンドン

ベニテス監督


ファイナル・ドローに合わせて1戦だけの取材は、チャンピオンズ・リーグの第6節「チェルシー vs リバプール」戦。
「世界クラブ選手権TOYOTA杯」前の本気モードのリバプールの試合を見ておこうとやってきたわけですが。

このごろ、テレビでもあまりプレミアリのゲームを見ないし(テレビを見る時間がほとんどない)、冬のロンドンの試合は30年ぶりかなあ。ものすごく久しぶりっていう感じ。

フルハムロードからスタンフォード・フリッジにかけてのあまりの変わり様にびっくり。浦島状態での観戦。人気カードなのに、チェルシーがプレス席をとってくれました。感謝。

ベニテス監督の真後ろ5メートルという、選手の入場トンネルが目の前にあって、試合は少し見づらかったのだけど、ベニテス監督の一挙手一投足をずっと観察できました。

試合選評は、今日、家に帰ってから録画をという方がほとんどでしょうから、詳しくは書きません。
結果は予想通り。ごめんなさい。結果だけは書きます。
「0-0」スコアレス・ドローで、グループGの1位リバプール、2位チェルシーが決定。
両クラブとも、昨シーズン以来のチャンピオンズ・リーグでのイングランド勢対決の因縁カードでもありますから、チェルシーは勝ちたい、リバプールは「0-0」ドローでOKという形にならざるをえない。

ただ、プレミアの通常の試合とは違う「スペシャル・マッチ」なんだと、これは記者連中も、双方のサポーターもそう言っていましたが、イングランドのサッカーらしい闘志をぶつけ合う激しい試合になりました。
戦術的な面でいえば、もっとやり方あるんじゃないのと思わなくはない。でも、あれだけ当たりの強い(寄せの早い)試合を(双方ともこの3週間で7戦目か8戦目になるはずですが)できるという気力に感嘆。

それだけの連戦ですから、両チームともほとんどの選手がなんらかの問題を抱えていますね。
ランパートが前半18分に、ライン際にやってきてトレーナーからピルをもらって飲み込んでいるのを見ましたが(そんなのを見たのはじめてです)、痛み止めだったんじゃないかな。ドーピング・チェックの問題、気がかりな光景でした。
ドログバも15分に左足を痛めて、それ以後は本来の動きではなくなりました。

闘志の戦いという90分。そして、きちんと守って90分マネージメントしたリバプールが、ドローながら首位を守りきったという試合。

記者会見はモウリーニョ監督から。
「勝つことができなくて、1位抜けできなくて、アンハッピー。(どうして勝てなかったかという問いに)ゼロ(ゴールを挙げられなきゃ、仕方がないだろうという意味)。」
ウ~ム。モウリーニョ、ゲルゼンキルヒェンのFCポルト優勝の試合のあと、記者会見で質問したことがあるのだけど、あのときはちゃんと質問に誠実に応える監督だったんだけどなあ。
イギリスのメディアといい関係にはないですね。いやいや話しているのが伝わってくる。
言葉数が少ないから、記者からは皮肉な質問が出てしまうわけで、モウリーニョもそれに短い言葉の皮肉で応酬するから、ますます本意とは別なやりとりになっている気がします。

試合中、ほとんどライン脇に立って叫びつづけていたベニテス監督との比較で、
「今日はあまりレフェリーにクレームもつけず、細かい指示もしてなかったが?」
という質問には、
「私はパフォーマンスの監督じゃないんだ。それに3か月前にいらぬことでバッシングされた身だ。だれか(ベニテス)とは違うんだ」
と皮肉に応えて終わり。

一方のベニテス監督。
「1位で抜けられたということを喜びたい。今日はきっちり守り、カウンターを仕掛けるという想定していた試合をそのように選手たちが最後まで集中力を欠かさないで戦った結果がスコアレス・ドローになった。チェルシーとまた戦う可能性があるとしたら、ファイナル以外にない」

記者団からはハマンに対するエシアンのファウルを審判がイエローを出さなかったことについての質問が続き、
「君たちがビデオで確認すれば、(どれほど悪質なファウルだったか)わかるだろう。(それをレフェリーはとらなかった)。私が言う意見があるとすれば、ビデオを見てごらんということだけだ」

会見が終わって、日本から来たと、リバプール番の記者の囲みに入れてもらって質問。
――今日みたいなタフなゲームのあとで、日本でのトーナメントに向けてモチベーションを作りなおすのはむずかしくないのか?
「日本に出かけるまえにミドルスブラ戦がある(10日)。これだけ連戦が続いていると、たしかに難しい面はあるが、1試合、1試合を乗り切ることでしか、モチベーションを切り替えることはできないんだ。今日の試合を越して、ひとつ山を越えた」
――日本であなたの選手たちが今日のようなベスト・パフォーマンスを見せてくれると期待していていいだろうか?
「それはねえ…。相手のチームはイングランド・スタイルやヨーロッパのサッカーとは違うスタイルの試合をしてくるだろうから。試合の形としては、今日の試合と同じように戦うということにはならないだろう。ただし、われわれは当然のことだが、大きなタイトルがかかったトーナメントだから全力で戦う」
「横浜で会おう」と、上機嫌で別れました。

選手たちの話は、ベニテス監督の話を聞いているうちに、ほとんどの選手たちがバスに乗り込んでしまったため、最後に治療を終えて出てきたハマンの話だけ。
ハマン、大けがではないかと心配されていたのですが、心配なし。
「ヨーロッパのクラブで、ぼくたちだけが挑戦できるタイトルなんだ。当然、勝つつもりだ。2試合、横浜で連勝する。みんなそのつもりで日本に行くから」
との明快な答えでした。

試合を終えて、フルハムロードをサウスケンジントンまで本当に久しぶりに歩いて戻った。
信号待ちで、右側のレストランの窓をついのぞいたら、眼鏡の男の客が立ち上がって勘定してて。
つい見たら、目が合っちゃったんだ。

なんと、エリクソン監督。「ウッソー」という感じでした。
お母さんと一緒だったのかな? プライベートな会食だとわかったので、取材するわけにはいかないけど、ライプチヒで話を拾わないといけない監督のひとりですから。出口で待って声だけかけました。
エリクソンとは東京のホテルでも夜中に売店でばったり一緒になって、しばらく立ち話をすることになったり、会見では何度も質問してるので、向こうも日本の変なオヤジ(同い年ですが)だと憶えていますから。
「なんてとこで会うんだろうね? チェルシーか?」
「ウン。明日の朝、ぼくもライプチヒにいくよ」
「じゃあ、向こうで話そう」
ということになりました。
ドローの会場はゴチャゴチャになりますから、彼のコメントを取れるかどうかはわからないけど、口約束でも、ないよりましというのがこの世界ですので、これもありがたい。

でも、ロンドン、どこが大都会なんだよ。街、歩いてたら、エリクソンとバッタリ会ってさって、変な街。

これからヒースローへ向かいます。
ベニテス監督のコメント、添付写真など、使用したい方は連絡さえいただけば、自由に使ってくださって結構です。
世界クラブチャンピオンシップ、せっかくの日本開催の大トーナメントですから、盛り上げましょう。ではでは。

12月7日 5:00 ロンドンより。石川とら。

■TOYOTA世界クラブチャンピオンシップ関連 次の記事へ--->http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-128.html 




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