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コンフェデ杯メキシコ戦

ドイツからTRAs Sportsメール・レポートです。

ドイツ入りして体調、最悪。バーレーンとバンコクの疲労と徹夜の連続がたたりました。
歳かなあ? と、ちょっとだけ不安になっている石川とらです。

日本で渡せなかった原稿の締め切りを抱えて、結局、こちらでも2度、徹夜することになってしまい、レポートをお送りするのが遅くなりました。

さて、コンフェデレーションズ杯。
初日オープニング・ゲームの「ドイツ―オーストラリア」戦(フランクフルト)と、2日目は「日本―メキシコ」戦(ハノーバー)に参りました。

「日本―メキシコ」戦のことからまず書きますね。
中田英がゲーム後に「まあ、こんなものでしょう」と、やや自嘲的に外国人記者の質問に答えたそうですが(ぼくは監督記者会見に出ていたので、直接、聞いてないのだけど。相変わらず、英は日本人記者の質問には答えたくないらしい。困ったもの)、そのとおりだと思います。

シュート数が前後半合わせてメキシコが16(そのうちゴール枠内7)、日本が8(枠内2)。
シュートを打っていないんだもの。ああいうゲームになります。

得点は「2―1」ですが、決定的チャンスの数でいえば、日本は柳沢の先制ゴールのみ。
柳沢がスルーから仕掛けてPエリアで倒されたように見えたのも数えると2回かな。
メキシコは、キックオフ直後のフォンセカのドリブル突進から左に流してクロスに合わせた攻撃、前半27分のFKからのフォンセカのヘディングSH(川口がからくもパンチでクリア)、ジーニャの同点ゴール、後半12分のボルゲティのゴールポストを叩いたヘディングSH、フォンセカのヘディング・ゴール(2点目)、24分の結果的にラッキーオフサイドになったボルゲッティのSHと、5回あったと思います。
ボルゲティにつきがあれば、「4―1」のゲームだったと思います。

小笠原→加地→柳沢と2本のパスで決めたカウンターが鮮やかだったし、今年2月の北朝鮮戦以来の前半序盤の先制点だったために、ジーコ・ジャパンの「ノー・ゴール病」が直ったかと勘違いしている方がいるかもしれませんが、「ノー・シュート病」は相変わらず直っていないのです。

柳沢の1トップ、トップ下に俊輔と小笠原という「3-4-2-1」で、攻撃の場合は、柳沢と俊輔と小笠原の3トップが互いにシフトしながら、三角形の形を取り合って(ボールが右サイドに出れば、正三角形が右方向に回転する。ボールが左サイドに出れば、左サイドに回転すると考えるとわかりやすいかな)三角のうちのできれば2つが相手の2ボランチとバックスラインの間のスペースに入り込んで、そこに英や加地から楔を入れるという攻撃を前半、試みました。
これにときどき、英がドリブルで中央をカウンターで仕掛けるというのが前半だったかな。

日本のパス回しを止めるのに、メキシコ、だいぶんイラついていましたから、攻撃のシステムとしてはよかったのですが、小笠原も俊輔もSHを打つところまでいけない。小笠原SHゼロ、俊輔はFKのSH1本だけ、英もディフェンダーに当たったのが1本だけかな。無理でも突破して打とうという気がなかった。SHを打たなきゃ、どうしようもない。遠目からでもSHを打たれると思うから、ボランチが上がってプレスに来るわけでしょう。すると、裏にスペースもできるのですが。

メキシコが前半からコースが空いたら、何本もロングSHを打ってきたのとは大違いですね。ジーニャの同点ゴール以外は、あまり意味のないロングSHだったように思われるかも知れませんが、ロングやミドルを打たれると危ないと思うから、相手のMFのケアにひとりマークに出ないといけなくなる。そうすると、ペナルティエリア内のディフェンスの数が1人減るわけですから、フォンセカやボルゲティがフリーになるチャンスが出てくるという理屈です。

ついでに言えば、ジーニャの同点ゴールのときですが、ジーニャをあの位置でノーマークにしてしまったのは、明かな日本のディフェンスの連携ミスです。
7番のジーニョがメキシコのゲームメーカーであることは、日本も承知していました。ジーニョのマークは俊輔の担当ということになっていた。でも、あそこまでバイタル・エリアに入り込まれた場合は、あの位置だと、右ボランチの英がマークにいかないといけないというのは、当然ですね。
そのあたりのマークの連携が徹底されていなかった。

ジーニャの足の裏を使ったトラップからループ気味にゴールマウスの右上を狙ったあのシュートは、彼の得意技なんでしょう。あれだけフリーにプレーさせちゃあ、メキシコの職人芸にやられます。

ハーフタイムにメキシコはサブの選手さえ、練習にも出てこないで、ラ・ボルペ監督から指示を受けていたようです。
試合後の記者会見で、ラ・ボルペに、選手交代の意図や後半の戦術について質問したら、
「日本の右サイドの加地に対処できなかったので、左ボランチと左サイドバックを代えた。攻撃については、三都主の後ろを衝いて、三都主を上がらせないこと、そこを起点にクロスで(つまりボルゲッティ、フォンセカの高さで)勝負しろと指示をした」
との答えでした。

前半にやられた日本のクロス攻撃封じをやり、かつそれが同時に日本の弱点を衝く攻撃になったということです。

後半は、そんなわけでメキシコにやりたいように支配されたゲームでした。
いちばんの理由は、後半15分前後から日本の選手たちの足がまったく動かなくなったことだと思います。
バーレーン、バンコクの猛暑の連戦の疲れが抜けない状態でドイツ入りし、ハノーバーは試合の前日まで15度程度の涼しさだったそうですから、体調が戻っていないというのがいちばん大きい原因でしょう。

俊輔の交代も、ジーコによれば、元々、バーレーン戦で痛めた腰の状態がまだよくないので、後半早めに代える予定だったそうです。
ただ、ジーコの選手交代については、ぼくは疑問を感じています。
「1―1」の時点での交代ですから、ドローの可能性もメキシコに1点をやられる可能性もあったわけですが、俊輔を下げることでパッサーがひとり減るわけですから、攻撃的な稲本でなく、パスも使える遠藤という選択はなかったのだろうか?

「2-1」にされてからは、2トップにするために大黒を入れざるをえなくなった。だれを下げるかとなると、小笠原ということになってしまう。またパッサーがいなくなる。英がトップ下に入るしかなくなった。
メキシコは、1点リードのあとは、守備の場合は、ジーニャがやや下がり目になって、3ボランチ気味にして、英を2人でマークするようになってしまったから、英にはパスも出せなくなる。
伸二の負傷離脱というのがいまさらながら痛い。

3人目の交代の玉田も、本山ではなかったかという疑問を感じています。玉田をトップ下に入れて、玉田にポストプレーで斜め前の大黒、柳沢につなぐ役割を期待したわけですが、玉田はスピードですり抜けていくタイプのフォワードですから、トリッキーなドリブルやポストをさせるなら本山だったように思います。いくら3人フォワードを入れても、彼らに最後の仕事をさせるのが英ひとりで、その英にはがっちりマークが2人では、仕掛けようがなかったというのが後半でした。

この試合を見ていても、やはりジーコが、スクランブル対応ができないという問題点を感じますね。
1点を追いつかないといけない展開であって、すでに俊輔もいない。大黒の投入時点で4バックを選択できない(小笠原は残して、茶野に代えて大黒投入)日頃からのオプションの準備ができていないことも含めてですが。
今後の課題、山積です。

「ドイツ―オーストラリア」戦は、両チーム合わせて7ゴールが乱れ飛ぶ、攻撃だけ見ていれば、あるいはシュートの決定力だけを見ていれば、面白いゲームではありました。
オーストラリアのプレースタイルが、これまでのカウンターで高さ勝負というイメージとまったく変わっています。

オーストラリアもAFC入りしましたから、難敵が増えるなあという感じ。
オーストラリアのこのゲームで2点入れたアロイシ(どこかで名前を聞いたなあと思っていたら、ベルギーのゲンクで鈴木と一緒だったらしい。いまはオサスナですが)、まだオサスナが契約してくれてなくて宙ぶらりん状態だそう。あともう1点、次の試合で決めたら、契約してもらえるかなあと笑顔でした。
スペインだと目立たないけど、日本なら使えそうですがね。

ドイツ、ディフェンスがボロボロです。まあ、クリスマンはテスト段階だからとは言っていますが、フレンドリー・マッチでいい成績を残していても、予選がない分、シビアなゲームをやれないので、ドイツのファンは心配なことでしょう。

ハノーバーでは、ハノーバー市主催のレセプションに、4月にお世話になったお返しで手伝いに行きましたら、ベッケンバウアー会長もいらっしゃり、ちょっとだけ大事な話をすることができました。
まあ、締め切りもなんとかこなして、今日から気分も軽く、取材に復帰です。

6月18日 ケルン。石川とら

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