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米大統領選 電子投票への不信

ブラックボックス

大統領選投票日の早朝、マイアミの州庁舎で今回の大統領選で初めて使用されることになった電子投票装置が公開された。

アメリカの記者たちも電子投票装置の実物にさわるのはこの日が初めて。六台並べられたタッチセンサー式のコンピューター投票装置を使って実際に模擬投票を行い、出力された得票結果を記者同士で読み合わせしてチェックする。

投票当日になって初めて公開するってどういうことなんだろうね?
「事前に公開して、新たな問題点を指摘されるのを州政府は恐れたのさ」
と、ある記者。

前回選挙の開票作業訴訟でフロリダ州当局は大きく名誉を傷つけられた。電子投票の導入は、開票作業のスピード・アップを狙ったものだったが、批判的メディアからは「ブラック・ボックス・ボート(得体の知れない投票)」と名付けられてしまった。

投票データを人為的に操作(ハッキング)される可能性はないのか?
ハードディスクに障害が起きた場合、投票データが無効になりはしないか?
コンピューターの専門家からは問題点が指摘されていたし、投票装置のメーカーがブッシュ陣営に多額の選挙資金を寄付していたことも判明していた。

自分の投票をレシートとしてプリントアウトしてほしいという有権者から起こされていた訴訟は却下された。電子投票への不信感が事前投票熱を盛り上げた一因であった。

開票の結果、フロリダ州の十一の選挙区で、事前予測数値とかけ離れた共和党の逆転現象が発生した。
選挙人登録者数四〇七五人のリバティ郡(共和党員が七・九%、民主党員が八八・三%と、民主党の牙城だった選挙区)で、ブッシュが一九二七票、ケリーが一〇七〇票を獲得し、共和党が予測数値の七倍強の集票をしたのを筆頭に、郡部の十一の選挙区で共和党が予測数値の二倍を超える逆転勝利をおさめた。

従来、アメリカの有権者の投票行動は、共和党員は共和党に、民主党員は民主党に投票すると考えられてきたのだが、今回の大統領選はとくに郡部において大きく様相が異なっていた。

(2004年12月7日「愛媛新聞」掲載)

写真1:これが電子投票装置「ブラック・ボックス」
写真2:http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-17.html

■米大統領選次の記事へ--->http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-18.html
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