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【スポバカ】フットボール・ハイ 5 ラインに沿って 転戦U21

5月27日

ヨーロッパU21決勝ラウンド「イタリア 1―2 ベラルーシ」戦 ボーフム

 チャンピオンズリーグ決勝からマンチェスターでの日本代表戦まで2日間だけ、ヨーロッパU21戦を2試合観る。

ヨーロッパU21決勝ラウンドは、この日からドイツ国内の4会場で開催される。
 今回のU21戦は、アテネ五輪予選を兼ねているので、もしアテネに出かけることになったら参考になるかもしれない。

予選ラウンドを勝ち上がった以下の8チームが2つのグループに分かれてリーグ戦を戦う。各グループの上位2チームで決勝トーナメントとなり、3位までがアテネ五輪に出場する。
 グループA:イタリア、ベラルーシ、セルビア・モンテネグロ、クロアチア
 グループB:ドイツ、スイス、スウェーデン、ポルトガル

 第1戦はボーフムで行われたグループBの「イタリア―ベラルーシ」戦を観る。

 ボーフムへはチャンピオンズリーグで泊まっていたデュッセルドルフから車で1時間程度。レポート書きで徹夜明けだったのでチェックアウトぎりぎりまで眠る。

 この日の目玉は、イタリアのゴール・ゲッター、ジラルディーノ。セリエAの2002―03シーズンでシェフチェンコと最後まで得点王を争ったパルマのジラルディーノだ。

 そんなわけでイタリア注目で観戦したのだが、ベラルーシがいいチームだった。
 ベラルーシの代表メンバーのうち、ヨーロッパのビッグ・リーグでプレーしているのはシュツットガルトとハンブルガーでプレーしているフレブ兄弟だけ。兄のほうのアリアクサンドル・フレブは先日のレーバークーゼン戦にも出ていた。あとはほとんどのプレーヤーがベラルーシ国内かロシアのクラブに在籍しているので、知らない選手ばかり。

 ベラルーシ、ジラルディーノ対策で、3バックの後ろにもうひとり190センチクラスの巨漢のスィーパーを置いている。

 前半6分、ベラルーシ、左コーナーキックからセンターバックのキレンキンがヘディングを決めて先取点。ゲーム序盤のセットプレーのチャンスを見事に活かした。

 イタリアはジラルディーノの頭に合わせるというのが基本戦術のようだ。たしかにジラルディーノは、突破力、ハイボールでの競り合い、自分の体を壁にして相手ディフェンスを弾き飛ばすボールキープ、図抜けている。とてもU21のプレーヤーには見えない。兄貴分のA代表でビエリが戦術と言われた時期があったのを思い出してしまう。強いトップがいるチームほど、トップ下が有効な動きをすれば、決定的なチャンスを作り出せるのだが、イタリアチーム、ジラルディーノが競ったあとのボールへの寄せが遅い。

 ベラルーシのディフェンスは、ハイボールがゴール前に上げられたら、センターバックとスィーパーの二人でジラルディーノをサンドイッチ状態にはさんで、ジラルディーノに仕事をさせない。それでも頭半分かひとつジラルディーノのほうが抜けてボールにタッチしているのだが、得点にはいたらない。

 ベラルーシ、先制点で当たりが荒っぽくなった。イタリアのMFたちもやり返す。意図が見え見えのファウルも、今日のレフェリーは笛を吹かずにそのまま流す。

 イタリアベンチでジェンティーユ監督が両手を挙げて怒る。ジェンティーユの現役時代を知っている人間からいえば、ちょっとお笑いぐさ。ジェンティーユはプロフェッショナル・ファウル、インテンショナル・ファウルを平気の平左、「蛙の面に小便」でやるディフェンダーだった。

 前半終了間際、イタリア、致命的なミス。中盤でボールを奪ったベラルーシのフレブ兄にそのままドリブルで中央を突破され、ミドルシュートを決められてしまった。点を取られる時間帯としては最悪である。イエロー覚悟のファウルでフレブのドリブルを止めないといけなかったのに、イタリアチーム、足が止まってしまった。

 後半58分、イタリア、ジラルディーノが右サイドからのクロスをヘディングで決めて1点を返したが、ベラルーシに「4バックス+1スィーパー」のジラルディーノ封じをされてしまい、追いつくことができぬまま「2―1」でベラルーシ勝ち点「3」を奪った。

 サッカー伝統国の力が伸び悩んでいるあいだに、ヨーロッパ・サッカー界はドングリの背比べ状態になりつつある。事実、この大会でも、フランス、オランダ、スペイン、イングランドなどは決勝ラウンドに勝ち上がってこれなかった。ベラルーシの東欧的な守りのサッカーによる金星。

5月28日
 デュッセルドルフからライン川沿いに南下。今日の目的地はフランクフルト郊外のマインツ。
 ときおり通り雨が走るが、雲の下を抜けると虹色の初夏の光。
 快適なドライブが続いている。ハンドルを握るAもときどき鼻歌混じり。ハンドルを叩きながら「ハイウェイ・スター」を唸っている。アウトバーンを飛ばしていると、そんな気分になるのもわかる。

 ヨーロッパに出かけるときは、ユーレイルパスで列車の旅にすることが多いのだが、ドイツはレンタカーが便利でいい。2006年はライン川沿いの開催地を船とレンタカーで転々と巡るというのが最高だろうな。1週間の滞在で、ドイツW杯の会場を5か所回った。残りの開催地へも大会前に見にくるつもりになる。

 ドイツには質実剛健、食べ物も素朴という勝手なイメージがあった。5月のドイツは春野菜、なかでもホワイトアスパラが出盛りになる最高の季節である。
 新ジャガにソーセージというドイツ料理の定番も、スタジアムで食べるチキンステーキ・サンド(鶏の胸肉を開いて鉄板の上でプレスをかけてローストした熱々のバーガー)も、日本の柔なブロイラーにはないしゃぶり応えのある濃厚な味がした。

もっとケチりたければ、トルコ料理屋でケバブーという手もある。ドイツには300万人近いトルコ系移民がいるので(第二次大戦後、激減した労働人口を補うために、炭坑地域に多数のトルコ系移民が受け入れられた)、どの町にもケバブー屋があり、立ち食いの安いところなら300円かそこらで腹一杯になる。

 デュッセルドルフからマインツまで、アウトバーンを真っ直ぐ飛ばせば5時間程度の距離だが、せっかくだからローレライにも寄ってみた。訪れてみれば、なんということのないラインの岸辺の岩山。

Aが撮影していると、自転車で通りかかった60歳過ぎのゲイのカップルのオジさんがふたり、「♪なじかは知~らね~ど」と唄ってくれた。

 ローレライで大きく蛇行するラインを石炭やシートパイルを満載した川船が流れに抵抗しながらゆったりと上流に上っていく。ドイツの船もいれば、オランダ船もラインを上下する。操舵室の脇に飾られた贔屓のクラブのフラッグが風にはためいている。

 マインツ、フランクフルト、ケルン、デュッセルドルフ……など、ライン川沿いの諸都市は、中世以来、川港から発展した交易都市である。お互いの距離はせいぜい数十キロしか離れていないが、川船と馬車しかない時代にあっては、数十キロ離れれば別な都市国家であり、それぞれがライバル関係にあった。各都市の住民の数百年にわたる競争意識やプライドはそのまま現在の「おらが町のクラブ」に象徴的に持ち越されてきた。週末の平和で楽しい都市間戦争がブンデスリーガといってもいいだろう。

ヨーロッパU21決勝ラウンド「ドイツ 2―1 スイス」戦 マインツ

 マインツは2005―06シーズンから待望のブンデス1部入りを果たしてサッカー人気に湧く町である。

 U21代表のセンターフォワードはマインツの中心選手アウエル。そんなこともあって今日はファンが押しかけた。またマインツはドイツの南部、スイス国境にも近いから、アウトバーンではスイスサポーターの団体バスを何台も見かけた。

 記者席でサッカーライターのQと同席。彼もチャンピオンズリーグ、U21戦、マンチェスターでの日本代表戦という縦走中。Qはユース世代から各国のサッカーを見ているので、ドイツはもちろんスイスの若手にまで詳しく、おおいに助かる。

 Qのおすすめはドイツのトップ下のシュワインシュタイガーとスイスのゲームメーカー、チュウイミエント。シュワインシュタイガーはA代表にもリストアップされているバイエルンの中心選手。金髪の甘いマスクでバイエルンのアイドル選手。

 ダビデ・チュイミエントはイタリア系。ユーベのプリマベーラ在籍のスター候補。Qに言わせれば、「デルピエロの若いときよりももっといい」という有望株だそうだ。

 スイスは次回のEURO2008をオーストリアと2国開催することに決まっており、4年後を見据えて着々と若手の選手強化に努めている。スイスの選手たちの所属先も、スイス国内のクラブだけではなく、プレミア、セリエA、ブンデス、オランダと多彩。

 前半20分、右サイドからのクロスにマインツの若きヒーロー、アウエルが頭で合わせてドイツが先制。前半「1―0」。左右からのクロスでドイツが優勢。

 後半63分、スイスのGKのクリアを左サイドからゴール前につめたヒツルスベルガーが押し込み追加点。「2―0」。

 スイス、フォワードを入れて2トップに。72分、右サイドを深くえぐってからのクロスに、交代で入ったデジェンが合わせて「2―1」。チュイミエントのドリブル、スルーでドイツのディフェンスを攪乱し、生じたスペースにラストパスという攻撃、トップを一枚増やしたのでやっと効果が出た。

 ロスタイムまでスイスのパワープレーが続いたが、ドイツ「2―1」のまま逃げ切る。

 このゲームのマン・オブ・ザ・マッチにはスイスのチュイミエントが選ばれる。まだ19歳。身長170センチに足りない黒髪の美少年である。テクニックとほかの選手の動きを予想して出すスルーはQが言っていたとおり、確かな才能を感じさせた。

 記者会見でも、A代表でそのままスイスに残るのか、イタリア代表を目指すのかと、際どい質問が飛んだが、
「その答えはもう少し待ってほしい」
 と応えたところをみると、このトーナメントを最後にイタリア代表入りを選択することになるのではないかというのがスイスの記者たちの感触だった。

2004/05/28 石川とら

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