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【スポバカ】 フットボール・ハイ 7 フットボール・ハイ 続き

6月5日
 パリからアムステルダムへ。

 フランス、ベルギー、オランダと3か国の移動だが、時間と距離でいえば、東京から名古屋に出かけるような感覚。

 何週間かヨーロッパでサッカーを連戦で観たいというような人には、ユーレイルパスを持ってくるのをすすめる。
 リーグ戦のどちらのカードを観にいくことにするか、迷ってしまうことがよくあるのだ。

 ついでにアドバイスすると、ホテルは駅前がいい。まず迷わないし、タクシー代がかからない。インターネット・カフェもある。大きなトランクが邪魔になるなら、ベースのホテルに荷物だけ預けて、ゲームにはデイパックで出かける。

 サッカーのチケット捜しは、ネットか当日の新聞のスポーツ面に、チケット・コーディネーター(ダフ屋)の連絡先が出ているから、どんなビッグ・カードでも、その町に行けば、チケットなんて手に入るものだ。

■「オランダ 0―1 アイルランド」 アムステルダム・アリーナ

 オランダ、好きなチームなんだけどね。彼らにはいつも期待をはぐらかされてきた。

 今回もそう。EURO2004に向けて最終チェックのはずだったアイルランド戦だったのに、「0―1」の完敗。1週間前にアイントホーヘンで行われた対ベルギー戦に続いて、最低のゲーム。それも、チャンスがあって惜しいシュートが決まらなかったというような敗戦ではなく、チャンスもなにもない、実に「プアなゲーム」(オランダ記者団全員の戦評)。わざわざパリから乗り込んだのがアホらしくなるひどいゲームになった。
 
先発メンバー
[オランダ] 4―3―1―2
 GK:ファンデルサール
 DF:ファンブロンクホルスト、ブーマ(84分→ホーイドンク)、スタム、ライジハー(46分→ヘイティンガ)
 MF:ダーヴィッツ(65分→ロッベン)、コクー、ファンデルファール、シュナイデル
 FW:ファンニステルローイ(65分→マカーイ)、クライファート(46分→セードルフ→61分→ボスフェルト)

[アイルランド] 4―4―2
 GK:ギヴン
 DF:メイベリー、カニングハム、オブライエン、フィナン
 MF:レイド(87分→ドイル)、クイン、ホランド、バレット
 FW:R・キーン、モリソン(82分→リー) 

 レフェリー マイク・ディーン(イングランド)

 前半のFWのセット、ファンニステルローイとクライファートは、バイタルエリアでグラウンダーのパスをもらってポストプレーを繰り返すのみ。

 ペナルティエリア内にきっちり5人が入って守っているというようなアイルランドのタイトな守備陣をこじ開けるには、馬力ある突進のファンニステルローイ、トリッキーなラストパスが出せるクライファートのコンビも可能性はあるのだろうが、サイドからのクロスをほとんど織り交ぜないため、アイルランドの最終ラインの4人が左右に振られたり、間隔が開きすぎるというような突発的事態が起こらない。守備側が、ファンイステルローイを挟み込むように絞り込めば、ラストパスの手前で自滅という攻撃ばかり。

 トップにファンニステルローイ、それにバルセロナ軍団5人、アヤックスの期待の若手2人、メンバーの顔ぶれを見れば、もっとできるだろうと思うのだが、トップ下のダイヤ陣形が攻撃ではなんらフィットしない。

 取材に来ていたドイツ(ユーロ2004のグループ・リーグで同じ組)の記者に、「これなら、うちのファンに十分、希望をもたせられる」と言われてしまってはね。

 そのうえ、後半から入ったセードルフが太ももの肉離れか、15分で交代してしまい、診断の結果を見てからの判断と発表されたが、代表から離れる可能性まで出てしまった。

 期待したいチームのひとつなのだが、オランダ、問題多い。チェコ、ドイツに阻まれる可能性もあるかなあというのが、正直な感想。

 アドヴォカート監督、ゲーム後の記者会見でも、「今日のゲームは失望というしかない。どう書いてもらってもけっこうだ。『4―3―1―2』のフォーメーションがここまで機能しない以上、明日、選手たちの意見も聞いて『4―4―2』か『4―3―3』に戻すつもりだ」と発言して、会見をさっさと打ち切ってしまう始末。

 開幕まで1週間でなんの展望も成果もなかった合宿ってなんだったんだろうね。
 オランダのメディアはいっせいにブーイングなのだが、心やさしいオランダ・サポは「まあいいんじゃない。ここで負けて本番で勝てばいいんだから」と、ゲーム後も大はしゃぎ。

 パリに戻る夜行列車もなく、30年ぶりにアムスのジャズ・バーに寄る。
 店内、ほとんど変わらず。決して新しくはない「ダンモ」、まだ聴くことができるのがアムステルダムのうれしいところ。

 パリに朝イチの電車で戻るため、ロッテルダムまで戻る。車中の医学生のカップル、ロッテルダムは治安が悪い町だから、徹夜するならこのパブに行けと、タクシーでわざわざ送ってくれる。
 パブの客たち、今日の対アイルランド戦をめぐって、アドヴォカートの悪口ばかり。

6月6日
「フランス 1―0 ウクライナ」 サンドニ・スタッド・フランス

 フランス・サッカー協会創立一〇〇周年記念ゲーム。ゲーム前に歴代の代表選手たちが勢揃いしてサポーターの拍手を受けた。98年のW杯優勝メンバーはいまでも英雄である。

スターティング・メンバー
[フランス] 「4-4-2」
 GK:バルテズ
 DF:リザラズ、シルベストル、テュラム、ギャラス(75分→サニョール)
 MF:ジダン、マケレレ(83分→ペドレッティ)、ヴィエイラ、ピレス(83分→ウィルトール)
 FW:サア(74分→マルレー)、アンリ

[ウクライナ] 「1-4-4-1」
 GK:ショフコフスキー
 DF:ネスマチニー、イェゼルスキー、ルソル、フェドロフ(73分→チェチェル)、スタロスチャク(70分→ビドネンコ)
 MF:ロタン(83分→ナザレンコ)、ティモシュチュク(90分→ベングリンスキー)、シェライエフ、フシエイ(61分→レブロフ)
 FW:ヴォロビエイ(68分→コシリン)

 残念ながら、リーグが終わって休養中のシェフチェンコは欠場。ウクライナ、4バックスの後ろにもう1人リベロを置いた「5-4-1」の完全守備的布陣。

 アンリとサア(トレゼゲの体調不良で先発)の2トップに対し、2人のディフェンダーが完全マンツーマンでマーク。ジダンとピレスも、バイタル・エリアに入りかけると、同じようにマンツーマン態勢。まるでハンドボールかバスケのようなディフェンスで、こんな守備が90分も保つわけがないのだが、それでも後半75分まで、ウクライナがよくもちこたえた。

 最終的にはアンリのアシストでジダンが豪快なシュートを決めるという、フランス・サポの理想どおりの形でフランスが勝利。

 得点差だけみれば、フランスが苦戦したように勘違いするかもしれないが、前後半通じて決定的なチャンス、ボール・キープ率、攻撃パターン、すべてフランスが圧倒的に押したゲーム。

 同じグループでフランスと戦うことになるイングランド、クロアチア、スイスには、ディフェンス面で参考になる点も多かったゲームだろう。ただし、気温の高いポルトガルで、なおかつハード・スケジュールの3連戦となると、マンツーマン・ディフェンスを試みようというのはちょっと無理か。あるとすれば、第1戦の結果次第で、基本的に守備的布陣からカウンターに賭けるクロアチアか。

 98年以来、フランス代表チームのゲームは20試合くらい見てきた。ブラジル戦のときにも同じようなことを書いたかもしれないが、フランスのチーム力は、ベストだったEURO2000を100とすると、守備力が80、攻撃力が90というのがぼくの採点。

 それでも、ブラジル戦、ウクライナ戦の2試合を見てしまうと、フランスを打ち破るチームは数少ないだろうなと考えざるをえない。

 ブラジル戦からわずか2週間ちょっとのあいだに、選手のフィットネス・コンディションは別人のように回復していた。イーブンボールへの突っ込み、縦突破、プレスの早さ、ほぼベストの状態に仕上がっている。
 ブラジル戦を欠場したリザラズが完全復帰し、サイド突破から最高のクロスを放り込んでくるし、ジダンとピレスが厳しいプレスに遭うと、ヴィエラとマケレレの両ボランチがしばしばドリブルで突っかけ、厚いウクライナ・ディフェンスに突破口を作り出した。
 また、ジダンとピレスがしばしば左右にシフトしてウクライナの厳しいマンツーマンマークを混乱させ、ポカッと生じたスペースにアンリ、あるいはサアが走り込む。

 バイタルエリアに入っての攻撃の多様性において、フランスを上回るチームがあるのかどうか。

 ゲーム後のジダンのコメント。
「イングランドはたしかに注意しなければならない強敵ではあるが、いまわれわれのチームはフィットネスでもメンタル面でも、彼らを打ち破る自信にあふれている。われわれは、全力で初戦に臨み、勝ちにいく」

 ゲーム後のジダン、優しい眼差しで、イングランド・プレスからの質問にも、相変わらずとつとつと応えていたのが印象的だった。

 もうひとり、2002年W杯をけがで棒に振ったピレスのコメント。
「イングランドの選手たちの何人かは仲のいい友人だけど、そんなことは関係なく、容赦しないで戦う」
 ピレスは父親がポルトガル出身なので、EURO2004は凱旋トーナメントということになる。ピレス自身、けがをした2001年以前の状態に回復したとは思えないが(EURO2000のピレスは素晴らしかったのだ)、ピレス、アンリのアーセナル・コンビの活躍がフランスの連覇の鍵になるはずだ。

2004/06/06 石川とら


   

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