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【スポバカ】 EURO2004「オランダ 2-3 チェコ 」アベイロ

 ポルトから南に70キロほど離れたアベイロという町でのゲーム。
 リスボンとポルトを結ぶハイウェーを、オレンジ軍団を乗せた車が次々にアベイロの町に向けて走っていきます。

 アベイロ・スタジアムへのインターチェンジは、昼過ぎにはオランジェの車で大渋滞。車のなかでずっとビールを飲んできたのか、オレンジ軍団、出口の手前で車から降りて、そろってトイレタイム。オレンジのライオンの着ぐるみを着て箱乗りしているのがいたり、まあどこかのサポーターみたいに乱暴狼藉を働いているわけではないので、お目こぼしというところ。

 さて、ゲームです。今日の報告は少し遅くなりましたので、結果から書きます。オランダのサッカー、嫌いじゃないぼくとしては書くのがちょっとつらい結果になったなあ。

 チェコが2点のビハインドをひっくり返して、逆転。2勝目を挙げ、勝ち点を「6」として、グループDのトップ抜けを確定。第2戦を終わったところで、ドイツが2試合とも引き分けの勝ち点「2」、オランダは1分け1敗の勝ち点「1」、ラトビアも1分け1敗の勝ち点「1」。

 この結果、6月23日に同時に行われる「オランダ―ラトビア」「ドイツ―チェコ」の第3戦次第とはなりますが、オランダはたとえラトビアに勝ったとしても、ドイツがチェコに勝ってしまうと、グループリーグ敗退になります。チェコにとって第3戦は調整試合にしてもかまわない(疲れている主力を休ませる)ことになるでしょうから、オランダは、苦しいことになったねえ。

オランダ 2-3 チェコ
得点:ボウマ(オランダ4分)、ファンニステルロイ(オランダ19分)、コラー(チェコ23分)、バロシュ(チェコ71分)、スミチェル(チェコ88分)

◇先発メンバー
[オランダ]
GK:ファンデルサール
DF:ファンブロンクホルスト、ボウマ、スタム、ハイティンガ(75分R退場)
MF:ダービッツ、コクー、セードルフ(86分ファンデルファールト)
FW:ロッベン(59分ボスフェルト)、ファンニステルロイ、ファンデルメイデ(79分ライジハー)

[チェコ]
GK:チェホ
DF:ヤンクロフスキー、イラネク、ウィファルシ、グリゲラ(25分スミチェル)
MF:ネドベド、ガラセク(62分ハインツ)、ロシツキー、ポボルスキー
FW:コラー(75分ローゼナル)、バロシュ

レフェリー:メジュート・ゴンザレス(スペイン)

 オランダ、やっと攻撃的フォーメーションでこのゲームに臨みました。
 オランダの記者たちも、アドフォカート監督がどういうスタメンでくるか、ゲーム当日になっても予想できなかった。第1列に左からロッベン、ファンニステルロイ、ファンデルメイデと並べた「4―3―3」。
 対ドイツ戦をやっとの「1―1」の引き分けだったオランダ、このゲームをなんとしても勝ちたいという意欲があらわれた布陣でした。

 前半4分、右サイドからロッベンが蹴ったFKをファー側でフリーになったボウマがダイビング・ヘッド。オランダ、思いもかけない先制ゴール。
 チェコにすれば、ゲームに頭と体が馴染んでくるまえの時間帯での「アッ」という失点。
 「得点できない病」に悩んでいたオランダには、どんなゴールであれ、ありがたい。スタジアムの3分の2を埋めたオランダ・サポ、大喜びです。

 双方、エンジンがかかって、互いに攻撃をシュートまでつなげる展開になった前半19分、ロッベンが左サイドからクロス。これをファンニステルロイが決めて、オランダ、前半序盤で「2-0」のリード。

 このゴールは単発のクロスで挙げたのではなく、まず連続でチェコの最終ラインを左右に揺さぶり、チェコDFが対応しきれなくなって左裏にぽっかり空いたスペースに走り込んだロッベンにダービッツがスルー。ロッベンがゴール前でフリーの状態になったファンニステルロイをよく見てショートクロス。ダービッツからロッベンに渡った状態でゴールが予感されたオランダらしいゴールでした。やっとこれができるようになった。
「4―3―3」にした効果がさっそく出ました。

 夕日を浴びてますます濃いオレンジになったオランジュ軍団、予想もしてなかった2点のリードに大はしゃぎです。「今日は楽しいオランダ日和」という感じでした。

 チェコは、こんなに簡単に崩されるチームだったかな? 
 前回のEURO2000でフランスと対戦したチェコのゲームを思い出しました。チェコはあのときも序盤に自滅の2失点を喫してあっけなく敗れ、グループリーグで敗退してしまったんだけど。強力なチームなんだけど、このあたりのディフェンスの甘さが、ぼくが優勝候補に挙げない理由。

 しかし、それからわずか3分。オランダ陣内でロッベンが出した横パスをバロシュがカット。そのままゴール前までドリブルで持ち込み、最後はコラーがゴール。「2-1」。
 チェコ・サポーター全員が立ち上がり、ジャンプしながら「チェコ、チェコ、チェコ」と絶叫。
 オランダ、返されるのがあまりに早すぎる。わずか1点差では展開が読めないゲームになりそう。「双方が殴り合う展開のゲームならチェコのリズム」とメモ。

 その後、両チームともたびたびシュートのチャンスを作り出す緊迫した展開が続きました。チェコは、ネドベドがオランダ陣内でボールを持つと、変幻自在なドリブルでペナルティ・エリア内に侵入してオランダDFをパニックに陥れます。そこにバロシュやコラー、ロシツキーがからんでシュートのチャンスを狙う。

 オランダにボールが渡ったとたん、カウンター攻撃。どちらもシュートで終わるか、その手前までいきそうになるバスケットボールのような展開。

 後半、オランダは自在に動き回るネドベドに対して、コクーをスタムとボウマの両センターバックの少し前に置いてネドベドの突っかけに備えました。そうすると、ネドベドはやや遠いかなというところからでもすかさずシュートを打ってきます。

 後半59分、オランダのアドフォカート監督は、ロッベンに代えて守備的MFのボスフェルトを投入しました。ゲーム後の記者会見で、アドフォカート監督はロッベンの交代の理由は故障だったと答えていますが、交代を告げられたロッベンがピッチ上で両手を広げて「どうして?」という仕草をしていましたから不思議な交代でしたね。

 チェコにすれば、ロッベンが下がってくれたおかげでオランダの左からの攻撃にさらされる心配が少なくなりましたから、チェコのブリュクナー監督、守備的なガラセクからハインツに代えて、攻撃の駒を1枚、増やします。これが功を奏しました。
 守備的な位置にいると思ったハインツが2列目から飛び出し。ハインツをマークにいくと、中央にぽっかりスペースが出来てしまい、そこをネドベドがドリブルで突進する。

 両チームとも(第1戦までのオランダはそうではなかったのだけど)叩き合いなら負けないというタイプのサッカーをするチームなのです。それがオランダはやや守りに入った。ロッベンの交代以後、オランダは押されつづけることになる。

 後半71分、中央を突進してきたバロシュがそのまま強烈なミドルシュートでゴールを決めて同点。
 そして、後半75分、オランダのハイティンガがドリブルで中央突破をはかったネドベドを倒して2枚目のイエローをもらって退場。ハイティンガ自身、ファウルの瞬間、主審にイエローを取らないでと懇願していましたから、2枚目だという意識はあったはず。しかし、バロシュやネドベドの突進に対する恐怖感があのファウルを起こさせた。

 オランダが10人になった時点で、オランダが最後まで持ちこたえられるかどうかがポイントのゲームになった。オランダもカウンターで、ファンニステルロイが強烈なシュートを見舞いますが、チェコのGKチェホのファインセーブに阻まれます。

 そして、88分、やはり守りきることができませんでした。ネドベドの強烈なシュートをファンデルサールがよくクリアしたものの、ゴール前につめていたスミチェルに押し込まれて「2-3」の逆転負け。

 チェコにとっては96年大会以来の決勝トーナメント進出。2002年W杯予選を突破することができなかったチェコにとって久しぶりの大きな勝利の夜となりました。
 オランダのサポーターたちにとっては痛い敗戦でしたが、彼らが待ち望んでいた攻撃的なサッカーをやっと見ることができたゲームでしたから、オランダのサポーターからもチームを称える拍手が送られました。

 ゲームそのものは双方が攻撃的な最高のサッカーを見せてくれた素晴らしいゲームでしたが、この敗戦でオランダが決勝トーナメントに残れないとしたら、やっぱりちょっと寂しいかなあ。陽気でおバカな「オランジェ」はポルトガルの青い空によく似合うのですが…。

2006/06/20 11:00過ぎ ポルトからリスボンに向かう車内で。石川とら


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