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すばらしいレポートありがとうございます!
サッカーをテレビで観る事はほとんどありませんが、この試合はどこかで録画を見てみたいと思います。

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UEFAチャンピオンズ・リーグ・レポート「チェルシー 1-2 バルセロナ」

チェルシー-リバプール戦

両チーム選手入場。選手たちはバックスタンド側で整列する。ちょっと不思議な感覚。

今シーズンの世界のサッカー界で最高の試合をするのがバルサであろうことは想像がついていたことだけど。
いいゲームでした。メッシを一度、ちゃんと観ておきたいと思っていたので、それもかないました。

心情的には、モウリーニョに同情しているところもあって、90年代半ばのまだ弱かったころのチェルシーは嫌いなチームではなかったし(プレミア嫌いのぼくも、「チェルシー-アーセナル」戦だけは欠かさず、観ていた時期もあります)、チェルシーがホームでどこまで耐えられるかと、チェルシーにやや心を傾けて観ていました。

チェルシー先発】「4-1-2-3」

      クレスポ
ロッベン       コール
  ランパード グジョンセン
      マケレレ
デルオルノ        フェレイラ
    テリー カルバリョ

      GKセフ

バルセロナ先発】「4-2-3-1」

       エトー
  ロナウジーニョ    メッシ
         デコ
    モッタ   
         エディミウソン
ファンブロンクホルスト   オレグェル
    マルケス   プジョル

       GKバルデス

時間がたつのがものすごく早く感じられるゲームだった。
テンポの早さ、中盤の攻防、寄せの早さ、双方ともにこんなアップテンポで後半までもつのかなと心配してしまう展開でしたが、ホームのチェルシーの選手はもちろん、昨年の雪辱に燃えるバルサの選手も、気力、気合いが充満していました。

中盤の攻防は、たとえば、ランパードやマケレレがボールを持った瞬間、モッタとデコが、あるいはモッタとメッシ、デコとメッシ、ロナウジーニョとデコがといった具合に、常に2対1の数的優位になる状態でバルサがプレスをかけたので、さすがのマケレレやランパードもボールをコントロールできなかったり、いいパスをクレスポに出すことができなかった。ロッベンに出すことができたときだけ、ロッベンの個人的な能力で、左サイドを突破できたけど、そこで終わってしまう。

しかし、いわゆる落ち着かないゲームではなかった。前半4分、バルサのパス回しが12本くらい続いた時間があり、あのパス回しでバルサの選手たちはアウェーでありながら、完全に心理的優位に立ったはずです。

前半のゲームの主役はメッシでした。
3分、15分、19分、30分と、決定的チャンスを作り出したり、シュートを放ったり。
マケレレをいとも簡単に股抜きしたり、デルオルノは前半開始からメッシを押さえきれなかったですね。

25分前後、バルサの分厚い攻撃に、チェルシーのディフェンス・ラインが下がりっぱなしになってしまいました。ああ、これはゴール、決められるかなというところをファウルでなんとか逃れはしましたが、バルサの圧力を、チェルシー・ディフェンスが体を張って止めるしかない状態になっていた。

30分過ぎのメモに、「両チーム、当たり荒い。荒れそう」と書いてあります。
37分のデルオルノの退場は、メッシの突破に対するデルオルノの恐怖感がああいう形になって現れたのだと見るべきでしょう。
右サイドをドリブル突破されたとき、あのときはロッベンがエンドラインまで追い込み、一度、ボールを奪ったかと見えたのですが、メッシ、球際強いですね。体は小さいけど、ボディコントロールの才能、天性のものなんだろうな。末恐ろしい18歳。

デルオルノのレッドカード退場は、当然のジャッジです。
チェルシー・サポからはメッシのあまりの痛がりように、芝居ではないかと、そのあと、メッシがボールを持つたびにブーイングが浴びせられましたが、デルオルノのボディアタックはレッドカードが出るべき危険なプレーだった。

試合後の監督記者会見で、モウリーニョも「見てのとおりだ」と、ジャッジについてひと言もクレームを言っていません。レッドが出されるまえにジェレミを呼んでいますから、デルオルノが退場になると彼も思っていたはず。

ジョー・コールを下げてジェレミを入れたとき、がっかりしているコールの頭を抱くようにポンポンと叩いてベンチに迎え入れたモウリーニョの心遣い、あらためていい監督だと思いました。

ライカールト監督

ライカールト監督。ぼくの席はバルサベンチから3列目。ライカールト監督の3mほど後ろだった。

前半39分デルオルノの退場でチェルシーの変更フォーメーション
後半開始からドログバがクレスポに交代。

      ロッベン
  クレスポ
  グジョンセン  ランパード
      マケレレ
フェレイラ         ジェレミ
     テリー カルバリョ

       GKセフ

モウリーニョ自身、バルサ有利の前半の展開のなかで、10人で戦わなければならないことを考えれば、守りに守って、一発カウンターかセットプレーでチャンスをという、ドローならよしという考え方に頭を切り換えていたはず。

後半、モウリーニョはクレスポに替えてドログバを投入。
スターティングからドログバを入れて、高さと突破力で勝負をする手がなかったかと思ったものですが、前節のゲームを観ていないので、フィジカル面の問題もあったのかもしれません。
後半、ヘッドの競り合いや、ジェレミのロング・スローからシュートまで持っていったドログバの強さを考えると、バルサの組織力に対抗するには傑出した個の強さでという現実的な考え方があってもよかったかもしれない。

後半10分過ぎまで、レフェリー(ノルウェーのハウゲ)、少し流しすぎだったのではないかな。イエローを出せとは言わないけども、注意しないといけないファウルさえ流したように感じました。
まあ、厳しく取ってしまうと、プジョルも2枚目のイエローで退場になっていたかもしれません。
デルオルノの退場劇で、ピッチ上でいちばんナーバスになったプレーヤーがレフェリーだった。

モウリーニョ、トップのロッベンに対して、下がりすぎるなと位置取りの注意。
バルサの攻勢で押され気味だからこそ、カウンターの切り札ロッベンは前にいないといけないし、ロッベンやドロクバが前で少しでもボールをキープできれば、ラインを上げる余裕が出てくるということだと思います。

後半14分、双方、思ってもみなかったゴールが突然、生まれます。
確かにランパードが蹴ったフリーキックもいいキックではあったけど、モッタのオウンゴール。
モウリーニョ自身、信じられない展開だったのでしょう。ウォーターボトルをゴクリと流し込んで頭の切り替えをしました。喉がカラカラになる展開だったもの。

ライカールトはモッタを下げて(やや足を痛めた)ラーションを投入。
試合後、ライカールトに、「ラーションに特別な指示(ミッション)を与えたのかい?」と聞いたら、
「チェンジ・ザ・リザルト」とだけ言ったんだと笑いながら答えました。確かに。
ラーションが入ったときはどうするというのは、フォーメーションも含めて決めてある。

後半20分、バルセロナ、モッタに替えてラーションを投入
いやあ攻撃的。

        ラーション
    エトー       メッシ
      ロナウジーニョ
             デコ
    エディミウソン
ファンブロンクホルスト   オレグェル
    マルケス   プジョル

       GKバルデス

後半26分。左サイド25m弱のフリーキック。ロナウジーニョの蹴ったボールがテリーの頭に当たって、さすがのセフもクリアできず。セフ、ファインセーブの連続でしたけどね。
双方にオウンゴールの「1-1」。なんという試合。

これでバルサ、勢いづきました。
ロナウジーニョ、後半の走り、すごかった。守備に攻撃にロナウジーニョのチームなんです。
その少し前にモッタが倒れ込んだままになったのだけど、モッタがフィールドに戻ったときに、ロナウジーニョが「なにやってんだ!」と怒鳴り飛ばしました。

28分のゴールバーを叩いたメッシのシュート、
29分のロナウジーニョのスルーからラーソンのシュート。テリーがようやく蹴り出した。
32分の無人のゴールを襲ったシュートと、バルサが追加点を挙げそうな展開が連続。
35分、チェルシーのセットプレーのクリアから、ロナウジーニョ、ラーション、エトーのカウンターで、2点目が決まりました。
ラーションの位置取りが見事。マケレレもグジョンセンももうロナウジーニョを追いかけるだけの足が残ってなかった。ラーション、30分とか45分だったら、バリバリ行けます。

モウリーニョ監督

バルサに逆転された直後のモウリーニョ

しかし、それ以上の追加点を与えなかったチェルシー、選手たちはよく戦った。
ゲーム終了。「1-2」。
モウリーニョ、引き上げてくる選手たちをいたわって、最後にトンネルの中に入っていきました。ぼくの70センチほど先を歩いていったのですが、表情、なにも変えず。淡々。

セカンド・レグが残っているとはいえ、バルサに「1-0」あるいは「2-1」以上の結果で敵地で勝たなければならないというのは、チェルシーにとって非常に厳しい結果です。
モウリーニョ自身、試合後の会見で、「It’s the reality」と、我々は追い込まれたと話ました。

ゲーム後の記者会見、バルサ番の記者たちが多数、押しかけたので、両監督ともスペイン語メインで応対しました。
モウリーニョとイングランド・プレスとの冷戦状態もとりあえず休戦。
モウリーニョ、てらいも皮肉もなしで、とつとつと言葉を選びながら、よく話をしました。

「遺恨試合の話よりも、スタンドプレーやブラフのない冷静な話を今度は聞くことができることを期待している。モウリーニョはそういうのが似合わない人なんだから」と、取材申請の際に、チェルシーの広報担当にメールを出しておいたのだけど、そのとおりの誠実な会見応対でした。
スペインやポルトガルの記者たち、床に座り込んで、モウリーニョの話を聞き、敗戦監督の会見で、記者から拍手や励ましというあまり見たことのない会見になった。

        チェルシー   バルセロナ
ボールキープ率 34%      66%
シュート数   10       23
内ゴール枠   4        9
ファウル    23       13

バルサ相手に10人対11人ですから、こういう数字も仕方がない。
では壊れたゲームであったか?
壊れてもおかしくないゲームを、チェルシーの選手全員が強い気持ちで最後まで戦った、本当にいいゲームだったとぼくは満足していますが。

2006/02/23 石川とら ロンドンのホテルのカフェで。

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