Google

Entries

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)「日本 14-3 台湾」

「王ジャパン」、連夜のコールド勝ち2連勝で「アジア・ラウンド」(グループA)の2位以内が確定し、3月12日からのカリフォルニア州アナハイムでのセカンド・ラウンド進出が決まりました。
まあ当然とはいえ、ひと安心。

今日(3月5日)第3戦の対韓国戦の勝者がアジア・ラウンド(グループA)1位、負けたほうが2位となります。

なお、アナハイムでのセカンド・ラウンドの試合日程は、asahi.comの下記ページを参照ください。
http://www2.asahi.com/wbc2006/wbc_schedule.html#round2

2次ラウンドのテレビ放送予定については、
J SPORTSのWBC放送予定ページを参照ください。
http://www.jsports.co.jp/tv/wbc/schedule.html

2次ラウンドの日本戦については、地上波の放送も行われるはずですが、ぼくのところにも連絡が入ってきていません。

本来、これだけ大きなイベントであれば、新聞などで放送予定なども事前告知されるべきだと思いますが、アジア・ラウンドに限らず、イベント全体のPRが行われていません。

主催者たるMLB(正式にはMLBとMLBPAが設立したWBC inc)がそのようなPR告知をメディアに流すべきですが、情報が流れてこない。

野球界でははじめてのスーパー・イベントなのだから、将来、ちゃんとしたトーナメントに育てようというのであれば、MLBも、また放映権などのライセンシーを扱っている代理店や放送局自身が適切なニュース・リリースを出すべきでしょう。
チケットの値段もしかりですが、ファンの便利を考えた運営がなされているのかという意味では、とても乱暴だなあ。

明日からグループDの取材でフロリダに行ってしまうので、今後の放送予定については、フォローできません。
いろんな方が放送予定をたずねにこのブログに来るのだけど、本来、それは放送局が出すべき情報であって、ぼくがお知らせするべき話ではないのです。悪しからず。

「日本-台湾」戦 戦評
試合はすべて1回の多村仁の3RHRで決まったといっていいでしょう。
セカンド・ラウンド進出のためには、日本に勝つしかなかった台湾チームの士気を、多村君の一振りがすべてくじいてしまった。

「好球必打でいこうと思っていたので、迷うことなくバットがすっと出ました」と多村君自身が語っていますが、見ていて本当にバットがすっと出たという感じの振りでした。打った瞬間にわかるHR。

前日の中国戦の2打席目。セカンドに松中を置いて、カウント「1-2」だったかな。やや消極的なバッティングで、結局、四球で出塁しましたが、本人もチャンスでバットが出なかったこと、納得いってなかったんじゃないかな。打てない球ではなかった。
先輩の谷繁からのアドバイスで4打席目に2RHRを打てたと言っていましたが、技術的なことかもしれませんが、もっと積極的にいかなきゃということではあったはずです。

王監督が、エキビションゲームのあと、バッターはヒットでもHRでも1本出ると、ガラッと変わるものなんでと言っていましたが、西岡君といい、多村君といい、当たりに当たっています。

韓国の4番バッター金東柱(キム・ドンジュ)が前日の台湾戦で重傷のけがをしたところだったので、多村君のレフト・フェンスにぶつかりそうになったファインプレーを心配したのですが。
本人に聞いたら、「あそこは取りにいかないといけない球だったので、フェンスのクッションのこともきっちり考えて、どこに足をかけるかまで計算して取りにいったから大丈夫です。監督からは守備を期待されていますから」との答えでした。

王監督も、いまの状態のいい打線をいじる必要がないので、韓国戦もそのままいくことになるでしょうと、現在の好調な打線を信頼しきっています。

イチロー君も中国戦よりはいい当たりも出てきたので(2打席目のライト前クリーンヒット)やや上向きかな。

イチロー君、監督会見と重なったので、直接、話を聞くことができませんでしたが、
「日本のファンのまえでプレーできるのは次の韓国戦だけなので、思いっきりプレーする。ひとりでも多くの人に見てもらいたい。チケットの値段を今日、はじめて知りましたけど、ちょっと高いなあ。もっとみんなに見てもらえるようになってほしい」と言っていたそうです。

松坂投手、状態まだ完調ではないが…。
巨人とのエキビションゲームのときよりもストレートは走っていましたが、ランナーを出してセットポジションになると、まだフォームがしっくりしてない感じですね。
台湾も国内のスター選手を集めたチームだから、甘いストレートは痛打されていました。

ただ、松坂投手本人は、
「結果には満足していないけど、そこそこ、いい球がいっていたし、これまで大きな国際大会で好投してもツキに恵まれなかったこともあったり、勝って満足できなかったこともあったから、今日は大事なゲームで勝利に貢献できたのだから、悪い投球ではなかったと思う」
とのこと。

ボールがすっぽ抜けたボークの失点については、
「野球をはじめて以来、あんな失敗ははじめて。ありえないことをしちゃった。0-0なんかの緊張した場面でなかったのが幸いです。MLBのボールでロージンの当て方とか、やっと感触がつかめたし、今度投げるアメリカのラウンドでは、球数も増えるので、自信をもって臨みたい」

王監督会見コメントより。
松坂投手の投球については、
「エキビジションで2試合投げたときから、内容があまりよくなかったことを考えれば、最少失点で抑えた。結果がすべてで、さすが松坂といっていい投球だったと思う」
と、問題ないとの評価。

初回先行で3点、2回にも1点を追加して、アドバンテージがあったことを考えると、まだまだ本来の松坂らしさは出てない気がするのだが。
アメリカの固いマウンド、MLBの乾いたボール、ストライク・ゾーン、セカンド・ラウンドからは、サッカーでいえば「アウェー・ゲーム」になるわけで、大きな国際ゲームに場慣れしている松坂投手の奮投に期待しなければならないのは仕方ないのだが。

――1回、2回の松坂投手が立ち上がり、ランナーを出して不安定だったときに、内野で、松坂に声をかける野手がいないのがちょっと不安。アテネ五輪のときなら、城島捕手や宮本キャプテンがリーダーシップを発揮して声をかけたが。
というぼくの質問に、
「そういうところは混成チームのむずかしいところではあるが、アメリカに行って、試合を重ねるうちにメンバーの意識に一体感が出てきて、互いに遠慮しすぎたりすることもなくなって、そういう心配もなくなるだろう」

「左ヒジの張りが心配されている和田投手については、12日に開始のセカンド・ラウンドまで日にちがあるので、十分、間に合うだろう」
との答え。

韓国戦については、
「第3戦も勝っていく。3つとも勝って、一気呵成にその勢いでセカンド・ラウンドに臨みたい。対戦順が第1戦でアメリカとやることになるとかどうかではなく、チームの勢いをそのままぶつけていきたい。選手たちには、目の前の敵を叩いて、1位で抜けていくんだと、あらためて話をしてゲームに臨む」

日本戦に臨む韓国チームの声
韓国の李鍾範(イ・ジョンボム)主将(元中日)は、
「アジア・ラウンドに勝つことよりも、セカンド・ラウンドで勝つことのほうがより重要だと思う。日本チームには中日時代に戦った宮本選手をはじめ、友人もいるので、久しぶりに試合で会うことができるのが楽しみだ。金東柱の怪我などもあるので、怪我をすることなく、セカンド・ラウンドに進みたい」

韓国の金仁植監督も、第3戦の日本戦になんとしても勝たなければならないというコメントは出していない。

韓国チームの選手のなかに10人前後、兵役にかかる若手選手がおり、韓国チームが今回のWBCでそれなりの成績を挙げることによって、彼らの兵役免除を国から勝ち取ることも可能になるので、その問題を考えると、日本戦に勝たなければならないのか、それとも、セカンド・ラウンドで2位以内に残る(準決勝進出)を優先させるべきなのか、判断に迷うところだろう。

台湾戦で見せたように、大リーガー投手たちの継投で日本戦を戦ってくるかどうか。
打線が好調な日本を相手に、切り札となる投手陣の球筋は、セカンド・ラウンドでの再度の日本戦までできるだけ見せたくないという戦略を立ててくるのではないかと推測している。

残念ながら、「日本-韓国」戦は、フロリダへの移動の機中のため、観ることができない。
よく振れている日本の打線が、先発の渡辺俊介のピッチングを援護するという展開になるはず。
オーランドで吉報を聞くのを楽しみに、これから成田に向かいます。

2006/03/05 石川とら


スポンサーサイト
-->
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://tra3.blog43.fc2.com/tb.php/238-cbe7013d

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

「どうも。石川とらでーす」

Author:「どうも。石川とらでーす」
筆者プロフィール==>
http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-2.html

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

href="https://blog.fc2.com/">blog) カワイイ☆ブログランキング