Google

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-->
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://tra3.blog43.fc2.com/tb.php/25-bc956c40

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

スマトラ沖地震津波 喪正月

スマトラ沖地震と津波の悲報に、賀状を書く気も起こらぬまま年を越してしまった。
今年こそ平安な世界になりますようにとの願いも、未曾有の自然の猛威の前にはひとたまりもなく、無力感に襲われるが、まずは亡くなられたあまりにも多くの方々の冥福を祈りたい。

一月六日現在、死者は一五万五〇〇〇人を超えた。日本人の判明死者は二二人というが、若い日本人旅行者のアジア・ブームを考えると、数か月後、行方不明の日本人旅行者数が一〇〇人単位に増加する可能性もあるだろう。

自家版の「近現代史データベース」で災害の項目を拾い出してみたら、今回のスマトラ沖地震規模の巨大災害は二〇年に一度程度の割合で発生していた。
二〇世紀に入ってからだけでも、一九〇八年のシチリア大地震(死者二〇万人弱)、一九二三年の関東大震災(死者一四万二八〇〇人)、一九七〇年のペルー大地震(死者七万一〇〇〇人)、一九七〇年の東パキスタン・サイクロン(死者一〇〇万人)、一九七六年の中国華北省唐山大地震(死者六〇万人とも)、一九八八年のアルメニア大地震(死者一〇万人)といった巨大災害が発生しており、死者数千から二万人台の地震や噴火災害も含めれば、巨大災害は実は一〇年に一度の確率で地球のどこかで起きているのである。

今回のスマトラ沖地震は、津波被害が遠くインド、スリランカ、アフリカにまで広範囲に及んだこと、タイの国際的リゾート地が津波に襲われたため、ヨーロッパをはじめ世界各地からの観光客が多数被災したこと、罹災状況が世界中にテレビ報道されたことなどが過去の巨大災害と様相を異にする点である。
一言でいえば「グローバル災害」ということになるだろう。単に、被災地、被災者のグローバル化だけでなく、世界中の人びとが他人事としてではなく、同時に大きな心の痛みと不安感を共有した災害となった。
それゆえ、被災国への緊急支援策について、世界各国が連帯して乗り出すのが当然という空気が醸成されたのは大きな進歩であり、昨今の世界情勢を考えた場合、唯一の救いのように思える。

(2005年1月11日「愛媛新聞」掲載)
スポンサーサイト
-->
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://tra3.blog43.fc2.com/tb.php/25-bc956c40

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

「どうも。石川とらでーす」

Author:「どうも。石川とらでーす」
筆者プロフィール==>
http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-2.html

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

href="http://blog.fc2.com/">blog) カワイイ☆ブログランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。