サッカーライターの川岸和久(和クン)より、ドイツ大会チケットについて、以下新メール。
「予定通りに3月27日、チケットサイトがオープンしました。
これまでの ticket shop の下の Resale and transfer ですね。
アドレス:
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/tickets/rat.htmlその前に出ていた3月23日付けで発表されたリリースとともに、
現在の状況をみてみましょう。
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/060323/1/6d3p.htmlざっと読んでみると前回のリリースからの変更点は特にないようです。
※前回の解説:
http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-245.htmlそれを踏まえて、再度まとめてみました。
組織委員会のチケット処理方法は2通り。
A.チケットを組織委員会へ戻しての不特定多数向けの再販売
B.譲渡する相手を指定しての名義変更
期間は3月27日〜4月9日、5月1日〜試合の二日前
A.の場合
1.いらないチケットがある人は中継サイトに登録。(理由不問)
2.サイト側でそれを受付、のちに販売リストに掲載。
3.買いたい人はその販売リストを見て購入。
(※この際、手数料として価格に15ユーロを上限とした15%が上乗せ)
4.支払が済んで、サイト側で確認したのちに登録者に返金される。
B.の場合
1.以下の7項目のどれかに該当する場合のみ譲渡を認める。
a.家族、または配偶者への譲渡
b.傷病
c.ドイツへのビザが下りない
d.ドイツへ渡航禁止
e.不可抗力(戦争、地震、テロ、政治動乱、流行病、天災)
f.死亡、または家族の死亡
g.困窮
2.上記条件に該当して譲渡する場合、必要書類等が必要な可能性あり
3.手数料として、チケットの譲渡元が10ユーロを支払う必要アリ
4.組織委員会のOKがないと移せない。
チケットは、個別の試合ごとのsingle ticketと、
1チームを追いかけるTST-Seriesの両方が対象です。
※TST-Seriesを譲渡する際は、個別の試合指定はできません。
一つのまとまりとしてすべてを移動することになります。
どちらの場合も、Customer Self Serviceにログイン後に
チケットを選択して処理する事になります。
Aのケースで、組織委員会に戻されたチケットは販売リストに載ります。
その販売リストは新たに再販売用のページを作成するのではなく、
現在販売中の四次販売リストの対象試合なり、チームなりの横に、
"R"ボタンが追加、という形で準備されていました。
"R"ボタンが濃くなって押せる状態になっている→戻りチケットありです。
ほとんどは薄くなって、押せない状態になっておりますが、
戻されるごとに随時更新されているようですので、
時間の許す限り張り付くのも手かもしれません。
運に自信のある人はたまに見てみるのもいいでしょう。
見ていると日本戦が戻されて購入可能になっていることもあります。
まだまだチケット購入を諦めるのは早いということでしょうね。
ちなみに戻す指定をしても、そのチケットが売れる前なら
リストから削除もできるようです。
Bのケースでは、以下の理由の場合はあっさり譲渡できそうです。
a.家族、または配偶者への譲渡
b.傷病
個別のケースごとに組織委員会がチェックするようですが、
上記2つの理由の場合には簡単なチェックになるのではないでしょうか。
実際のチケット譲渡画面を確認してみたところ、
ちゃんと理由を入力する箇所がありました。
それで組織委員会に認められればいいようです。
ちなみに、その手数料の支払方法は前回のカードでよろしく!
というわけにはいかず、再度入力するようです。
確かに海外送金を選んでいたような人などは、
10ユーロの支払いの為に手数料ってあほらしいですからね。
――と、ここまでが譲渡サイトの大まかな説明です。
今回のリリースには不正なチケット(入手や偽造)についてもかかれていました。
すでにチケット詐欺の被害額がドイツ国内だけで10万ユーロを超えているそうです。
かなり本腰をいれて対応しようとしているようで、
新たに下記サイトにチケットコントロールポリシーが記載されてるとのこと。
http://en.wm2006police-service.com/visitors/forged_tickets/項目は4つ。
・チケットはオフィシャルからだけ買ってね
・ネット等の怪しいルートで偽かもしれないチケット買わないでね
・自分の名前がちゃんと入ってるチケット使ってね
・チケットの名義チェックするから身分証かパスポートもってきてね
このサイトにはその他にもRFID(非接触型の無線ICカード、Suicaみたいな仕組)と
記名式チケットの採用が明記されています。
相変わらずスポンサー枠のチケットの記名がどうなるか、
という話もありますが、チェックをやる気は十分のようですので、
他人から譲ってもらう人はしっかりと名義変更した方が安心できそうです。
ちょっと前になりますが、大住さんが
FIFAとドイツ組織委員会の対立について書かれていました。
http://sports.nikkei.co.jp/soccer/column/osumi/index.cfm?i=20060311ca000caこの中でも触れられている
>キックオフ1時間前から30分前に集中する入場者を完全にチェックしきれるのか
これをどう料理するのか、お手並み拝見といったところでしょうか。
ちなみに私が組織委員会の人間であればどうするかな…。
大きな大会では、チケットを持っていない人がスタジアムに近づく事も出来ません。
スタジアムを大きく囲む入場制限区域を作るためです。
そしてその中でイベントをやっていたりするのですが、
その入場制限区域に入るときにチェックするでしょうね。
(チケットを所有している人しか立ち入りできない区域)
だいたいのファンはそのゾーンに入ってイベントや雰囲気を楽しんでから
スタジアム内に入ります。そのため、そのゾーンに立ち入るのは
試合時間よりもかなり前で、時間に余裕があるのです。
制限区域に立ち入る入り口はいつもめちゃくちゃたくさんあります。
そこでIDやパスポートでの名義チェック、あとは実際スタジアムに入る入場口で
ピッとRFIDのチェックをすれば、十分に実現可能。
もちろん、チケットを発送する際にはその事を明記しておく。
――と、私のない頭でもすぐにこんなのが浮かぶので、
実際にチェックは行われるんだろうなと思っています。
(この予想に責任はもてませんが)
といった感じで、最後は暗い話になりましたが、
あと2ヶ月強で大会ですよ…早いなぁ。
それではまた。」
どうも和クン、ありがとう。
会場周囲での封鎖セキュリティ・チェックですが、これはできるスタジアムと不可能なスタジアムがあるので。
すべての会場、あるいはカードで行うとはぼくは見ていません。
ダフ屋対策よりも、セキュリティ上の問題、たとえばイラク戦争の関係で、アメリカ戦、イングランド戦は、セキュリティ・チェックは、確実にほかのカードよりシビアになりますね。また、モハメッド風刺問題についての対応からイタリア戦も要セキュリティ・カードになるかな。
また、イングランド戦は、日本戦と並んで、チケットが高騰する可能性大ですので、まず第1戦は確実にチェックが厳しくなるはずです。
ただ、それほどの大人気カードでないものまでチェックするとは考えられません。あるとすれば、ランダムなチェックですな。
100人に1人とか。
まあ、譲渡を受ける人はできるかぎり、譲渡サイトを通したほうがトラブルはなくなるわけですから。そうすることをおすすめします。
でも、むかし、書きましたけど、なんらかの理由で突然、来られなくなる場合もあるのでね。
そういう情状酌量してもらえる書類は、譲る人と譲られる人との間で、作っておくのがベターです。
そういう作業を嫌がる人のチケットを譲ってもらうのは、危険だと承知しないといけない。
結構な金額のチケットですから。
アクセスを見ると、チケット譲渡関連で悩んでいる人、結構、いますね。
和クン、また、新しい情報、入ったら、送ってください。とら。
2006/03/31 川岸和久情報。(本レポートの無断転載はお断りします。TRAs Sports News)
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追加情報セキュリティが厳重になるであろうスタジアム情報など、下記も参考に。
http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-271.html
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私もそのアクセスに貢献している一人です。
細かい情報をありがとうございます。
まだまだ と思っていたらもうあと2ヶ月ですね。
そう思うとドキドキそわそわです。