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【スポバカ】アテネ五輪 男子サッカー「イラク 1-0 オーストラリア」戦


イラク・サッカー、メダルの可能性は十分

 男子サッカー日本チームの敗退後、イラク・チームを追いかけて転戦中です。

 1次リーグ第3戦(8月18日)はパトラスで「モロッコ-イラク」戦。日本のファンの方には申し訳ないのだけど、ボロスの日本の第3戦には回りませんでした。ごめんなさい。

 ゲーム前日にイラク・チームの宿舎に寄り、イラク・サッカー協会のフセイン・サイード会長やアドナン監督と久しぶりに会って決勝トーナメント進出を祝賀。

 フセイン・サイード氏からは「日本、韓国と一緒にアジア勢3カ国が決勝トーナメントに残るチャンスだったのに、残念だ」となぐさめられてしまいました。

 主力がポルトガル、コスタリカとの連戦で疲れているが、選手たちはイラク勢初の決勝トーナメント進出を決め、祖国の希望の星になっていることをチーム全員がよく理解している。現在の緊張感を緩めず、1戦、1戦を大事に戦っていきたいとのことでした。

 2連勝で決勝トーナメント進出を決めたあとだけに、選手たちも笑顔でホテルのプールサイドでのんびり休養を取っていました。うらやましい。
18日の「モロッコ-イラク」戦は、イラクにとっては消化ゲーム。予想していたとおり、主力を休ませBチーム編成で戦う余裕。ゲームは「1-2」のイラクの負け。

 7月までチームの指揮を取っていたベルンド・シュタンゲ前監督もゲーム当日にパトラス入りして、一緒に観戦。昨年秋以来、チームを連れて各国でトレーニングを続けてきた苦労話をいろいろと聞きました。

 あまり知られていないことですが、実はイラク・チームは現在の世界各国のナショナル・チームのなかで唯一、数か月にわたる一環トレーニングで育てられてきたチームです。ただし、イラク国内にはピッチも施設も整っていませんから、日本、ドイツ、イングランド、オーストラリア、韓国など、各国協会の支援を受けて、各国を転戦しながらトレーニングを積んできています。ですから、チームとしての組織プレーの熟練度はとても高い。それに戦禍の残る祖国のファンに夢を与えたいという特別なモチベーションを持っています。そんなわけでぼくはイラクには十分メダルの可能性があると最初から見ています。

 19日夜のフェリーボートで一晩かけてクレタ島入り。結局、サッカー会場、すべて回ることになりました。アテネ五輪版オデュッセウスみたいな旅になっています。

 イラク・チームから頼まれていた7月の「日本-オーストラリア」戦のスカウティング・レポートを届けて、21日はイラクリオンのパンクリティオ・スタジアムで準々決勝「イラク-オーストラリア」戦。
イラク・チーム、前の消化ゲームで士気が落ちたのか、ハイボールとヘッディングのオーストラリアに押されに押されて苦戦しましたが、なんとか後半ワンチャンスを生かして「1-0」で勝ち残りました。

 準決勝はテッサロニキ。まだ相手が韓国になるか、パラグアイになるかわかっていませんが、フセイン・サイード氏と抱き合って勝利を喜び、テッサロニキにも駆けつけると約束したところです。
 明日はアテネに戻り、室伏選手のハンマー投げと女子マラソンに備えます。

(8月21日午後9時半。クレタ島イラクリオンより) 石川とら

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