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【スポバカ】アテネ五輪 野球3位決定戦「日本 11-2 カナダ」


「長嶋ジャパン」って何?誰?

 サッカー男子準決勝「イラク-パラグアイ」戦のためにテッサロニキに到着したところで、「長嶋ジャパン」が準決勝でオーストラリアに「0-1」で敗れたとの連絡。

 肩入れしていたイラク・チームも、善戦及ばずパラグアイに「1-3」で敗れ、痛い思いのままアテネ行きの夜汽車に揺られて、3位決定戦「日本-カナダ」戦に駆けつけました。日本勢の驚異的なメダル・ラッシュのなかで、球技を中心に見ているぼくは、ひとり「蚊帳の外」状態の五輪観戦がつづいています。

 米メジャーリーグが参加しない五輪野球で、今回はもともと3A主体のアメリカも、プロ編成の韓国も大陸予選で敗退していましたから、最大の難敵はもともとキューバだけ。アテネは金メダルを狙う最大のチャンスでした。
勝負事ですから、勝つときもあれば負けるときもあるものですが、米3Aクラス主体のオーストラリアに、一次リーグでは乱打戦の末「4-9」で敗れ、準決勝では投手戦の末、「0-1」の完封負けでは、力がなかったと言われても仕方ありません。事実として、オーストラリアよりも弱かったのです。

 まあ、カナダには「11-2」で大勝しましたが。日本から駆けつけた応援団もやっと胸をなで下ろしたものの、喜んでいる人はほとんどいません。

「長嶋ジャパン」? いったいあれは何だったのか?

 プロ野球創立70周年に、五輪金メダル獲得で華を添えようという球界のお祭りだったと見ればいいのかな。国民的なプロジェクトのように騒いでみれば、銅メダル。めでたさも中くらいどころか、選手諸君には実に悔しいオリンピックになってしまった。

 キューバと決勝で相対するまえに敗退してしまったのはなぜか。

 本当に勝つつもりであれば、五輪を少しなめすぎてたんじゃないの? 
話題作りの思いつきには事欠かなかったけど、短期間のリーグ戦と一発勝負の決勝トーナメントを確実に乗り切るための下準備をどうやっていたのか。日本を敗退に追い込んだオーストラリアの監督、コーチが来日してリーグ戦でも綿密なデータ収集をして、日本戦に備えていたのに対して、3Aクラスのオーストラリアに苦戦するなどと、「長嶋ジャパン」は考えてもいなかったのじゃないかな。

 それにしても、そういう判断をした「長嶋ジャパン」って誰? 
それがよくわからないというのが、今回のチーム敗退の最大の理由ではないでしょうか。主体がないチームが「長嶋ジャパン」でした。

 五輪登録の「監督」は、日本では「ヘッドコーチ」扱いで報道されている中畑清氏。ただ中畑氏は実際に監督経験があるわけでもありませんしね。彼に勝つためのマネージメント能力を要求しても酷でしょう。

 その結果が、ベンチに背番号「3」のユニフォームとサイン入りフラッグを掲げて長嶋茂雄の神通力頼みという、2004年世界のベースボールとしては、とても不思議な義理人情と根性美談の日本野球が展開されたわけですが。そんなもので勝てるものでないのが世界との勝負でした。

 クリーンアップを2つ並べたような豪華なラインナップでしたが、慣れぬ海外での短期決戦で打線の調子が落ち込むことはよくあることです。打てないならば、走ってかき回すという日本型の野球をする方法もあったはずですが、重量級打線に期待するだけ。じゃあ、思い通りに打たせるのかというと、ランナーが出ればバント。各チームの4番バッターに送りバントでは、打線を上向きにさせることもできぬまま終わってしまった大会になりました。

 今回の敗退の理由を明確に押さえて、ちゃんとフィードバックして改善しないと、国際大会で勝てるチーム作りはできないでしょう。そういう反省点がよく見えた五輪だったという情けない「長嶋ジャパン」の戦いでした。

(8月25日 22時 アテネより) 石川とら

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