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アテネ五輪 政治と五輪

テッサロニキ厳戒体制

アテネ五輪のイラク・サッカーチームの話に戻る。

イラクがオーストラリアを破った翌朝、クレタ島からアテネに戻り、女子マラソンの取材。
イラクチームからは準決勝の対戦相手パラグアイのデータを頼まれていたので、「日本-パラグアイ」戦のレポートとパラグアイのフォーメーション分析をファックスで送り、ゲーム開催地のテッサロニキへと向かう。

この前後の記憶、40度近い猛暑と徹夜の連続で寸断している。
テッサロニキで「イラク―パラグアイ」戦を観たあと、夜行列車でアテネに戻り、「長嶋ジャパン」の3位決定戦。またテッサロニキにとんぼ返りして「イラク―イタリア」戦というハードな移動が続いた。
アテネ-テッサロニキ間は500キロ弱。電車の中で原稿を書き上げ、駅に着いたらホテルに走ってメールで送る。五輪取材というのは、体力勝負の忙しない仕事である。ギリシャ滞在中に体重5キロ減。

イラク-パラグアイ戦の前日、ブッシュ米大統領が
「われわれのイラク攻略のお陰で、イラク国民がオリンピックを楽しむことができるようになった」
と大統領選に向けて演説したとのニュース。
欧米の記者仲間からイラク選手団の反応を聞いてくれとの注文の電話が入る。イラクチームの活躍はアテネ五輪の大きな話題になっていたが、セキュリティ対策でチームが隔離されているため、コメントを取ろうにも連絡がつかないのだという。
IOCの取材パスを持っている記者が宿舎に入れてもらえないで、パス無しの変な日本人記者がボランティア・スタッフとして宿舎に出入りしているというのもどこか間が抜けた話だ。ゲームになると、ぼくは記者席には入れてもらえないので、チケットを買って一般席で観戦するのだが。

フセイン・サイード(イラクサッカー協会会長)、ブッシュ演説にカンカンになって怒る。
「われわれイラクチームとアメリカの占領策になんの関係がある。政治宣伝のために利用するなんて許せない。占領軍に早く出て行ってもらいたいというのがイラク国民大半の本音だ」

(2005年3月8日「愛媛新聞」掲載)

写真1:2004年8月24日 テッサロニキ・スタジアム周辺のセキュリティ・コントロール

写真2:http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-33.html

■イラクサッカー支援 次の記事へ--->http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-34.html

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