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プレマッチ速報「クロアチア 2-2 イラン」from クロアチア・オシェク

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クロアチア・サポから「日本のスパイめっ!」と攻撃されるかと思ったら、
「一緒に写真撮りましょう。日本大好き、日本歓迎」の優しいサポばかり。

オシェクから夜行列車でたったいまザグレブに帰着(朝5時半)。列車の中で書いておいたレポート、アップします。
そのまま、ドイツに戻り、午後はボンの代表キャンプに寄ります。
なお、このゲームのレポートは、スポニチの「ワールド・サッカー・プラス」にもアップされるはずなので、そちらと合わせて読んでいただければ。
http://www.sponichi.co.jp/wsplus/column_wc/06864.html

オシェク、ザグレブから平原を東へ270キロ(列車で5時間)、ハンガリーとの国境に近い町。クロアチアで4番目の大都市(人口は約10万人)だそうだが、こういうゲームでもないと、訪ねる機会がなかったと思う。クロアチアの内陸部の様子を見ることができたので、いい旅になった。

試合が行われたブラドスキ・ヴェルト(市民スタジアム)はクラブ・オシェクのホーム・スタジアム。定員2万3000人とか。チケットの販売はオシェックで行われ、地元でほぼ完売になったため、クロアチア最大の都市、ザグレブのサポーターたちは観に行くことができず。サポーターの大移動で大変だろうと思っていたら、列車はがらがら。
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クロアチア風ハンバーガーサンドがボリュームがあって美味い

ドイツよりもやや緯度が南のクロアチアは、肌寒いボンやケルンとは違って、完全に夏の日差し。遠くにもくもくと入道雲が上がっているのが見えていたが、試合の最中に猛烈な走り雨の夕立になった。

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クロアチアの先発フォーメーションは、上図のとおり。23日のオーストリア戦と同じ「3-4-1-2」型。
トゥドルあるいはスルナから、左サイドのトップのプルショにロングボールを上げ、プルショがヘッドで競って、クラスニッチに落とすというカウンター攻撃が怖い。プルショがドリブルでキープした場合は、バビッチがオーバーラップする。

また、最終ラインかN・コバチがボールを持って上がりはじめたときには、右サイドのスルナがサイドライン沿いを上がって、「3-3-3-1」に近いアグレッシブなフォーメーションになる。この場合も攻撃起点はスルナになるケースが多い。
スルナが縦突破からクロス。あるいは、スルナがカットインしながらN・クラニチャルとパス交換。N・クラニチャルからクラスニッチ、あるいはプルショにスルー。うまく渡ればシュートという展開になるのだが、N・クラニチャル、パスミスが多かった。
今日の試合の最高の攻撃は、スルナ→N・クラニチャル→プルショとワンタッチで左に振ったあと、プルショがクロスを入れて中央のクラスニッチがフリーで、中央で、ヘッドで合わせてきた攻撃。
再三のスルナの縦突破を警戒しているため、スルナにカットインされたり、横パスを出されると、楽に通ってしまう。

N・コバチの負傷で代わりに入ったブラニェスの動きが怖い。
ブラニェス、右サイドのボランチだが、右サイドのトップまで駆け上がる。イランのディフェンダーはスルナをマークしているので、その内側に2列目の後ろからブラニェスが上がると、ほとんどノーマーク状態になり、スルナ→ブラニェスのショートパスが簡単に決まり、クロアチアの前半の同点弾も、「スルナ→ブラニェス→クロス→クラスニッチ→ポスト→プルショ→シュート・ゴール」という攻撃だった。
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N・コバチの足の状態が間に合わないときには、クロアチアが1点を取りに来る場合のキープレーヤーはブラニェスになる可能性もありかな。

N・クラニチャル、今日もいいところなし。再三のパスミスのたびに、満員のサポーターからブーイングを浴びている。
あと2試合でチームと機能するようになるのかどうか。
「ニコをチームにフィットさせるために、本大会直前にテストマッチを4試合も組んだんだから、少しは合わせられるようになってくれないとねえ…」
と、ザグレブから来た記者は、困ったなあという眼差し。

ズラトコ・クラニチャル監督も息子のニコの調子が上がってこないので、頭が痛いはず。
監督記者会見でも、ニコについて、「まだ満足できる状態じゃない」と答えたのみ。
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クラニチャル監督(左)とイバンコビッチ・イラン監督(右)

イランのイバンコビッチ監督は、クロアチア出身。98年フランス大会時のクロアチアチームのアシスタント・コーチでもあった。
今日はゲーム前にニコ・コバチとずっと立ち話を続けていた。日本チームについての情報アドバイスもしたはずだが、なにをアドバイスしたのか、はっきりと教えてはくれなかった。
「グループF」の予想を聞かれて――(ぼくもドローのときに同じ質問を彼にした)。
「ブラジルは別格で、あとの3チームは横並びだよ。それはいまも変わらないと思うよ。イランに来るまえは7年もこの協会で仕事をしていたからね。クロアチア人である以上、心情として、クロアチアに勝たせたいと思うし、そのためのアドバイスはするよ。だから、あえて答えるなら、クロアチアが2位抜けすると答えるさ」
「たしかにそうだろうね。でもね、アジアのジャーナリストとしては、少しでも多くのアジアのチームに決勝トーナメントに残ってほしいのさ。日本も残るから、イランも勝ち抜こうぜ」
と、握手で別れた。
イランチームもマハダビキア、ハシミアンら、体調がまだ万全でないプレーヤーが何人か。アリ・ダエイは一時期の不調を脱して、先発で使える状態で貫禄十分だった。

「クロアチア 2-2 イラン」

【得点】
イラン:カリミ(21分)、ボルハニ(82分)
クロアチア:プルショ(31分)、バビッチ(PK・95分)

【クロアチア先発】「3-4-1-2」
GK 1 プレティコサ
DF 7 シミッチ、4 R・コバチ、13 トマス→トキッチ(46分)
MF 2 スルナ→16 J・レコ(64分)、5 トゥドル→14 モドリッチ(46分)、8 バビッチ、10 N・コバチ→6 ブラニェス(23分)、19 N・クラニチャル
FW 9 プルショ→オリッチ(58分)、17 クラスニッチ→21 バラバン(75分)

【イラン先発】「4-4-2」
GK 1 ミルザプール
DF 4 ゴルモハマディ、5 レザエイ、13 カエビ、20 ノスラティ
MF 6 ネコナム→ソヤエイ(85分)、7 ザンディ→3 バハティジャリザデン(46分)、8 カリミ→25マダンチ(45分)、24 ティモティアン
FW 9 ハシミアン→15 ボルハニ(60分)、10 ダエイ→17 カゼミアン(77分)

2006/05/28 オシェクからザグレブに戻る夜行列車の中で。石川とら

本文中のプルショをプジョルと書き間違えたままでした。
読者から指摘があったのでなおしました。
ほとんど光のない夜行列車のなかで書いたりするのと、
読み返す時間がなくて時間がなくてね。
そういうミスタイプがあったときはコメントいれておいてください。
とら。
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3件のコメント

[C207]

オーストラリアの情報収集分析担当がイランの方で、2002は韓国チームスタッフだったと聞いたことがあります。
日本包囲網はすごいことになってるなぁ。
  • 2006-05-29
  • くらげ
  • URL
  • 編集

[C208] 大きなお世話

プジョルはスペインでっせ・・・

[C209] ありがとう。

そういうの言ってね。
読み直ししてる時間なくてごめんね。
  • 2006-05-30
  • とら
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  • 編集

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