「オークランドシティFC 0-3 全北現代モータース」(前半 0-2)【得点】全北現代:17分 イ・ヒョンソン、31分 キム・ヒョンボム、73分 ゼカルロ(PK)

【先発】
オークランドシティFC(ニュージーランド)「4-4-2」
【GK】1 ロス・ニコルソン
【DF】5 ジョナサン・ペリー、7 ジェームス・プリチェット、19 チャド・ウームス、20 グレッグ・アールマン
【MF】4 ポール・シーマン、6 リアン・マルルーニー→(79分 2 ジェイソン・ヘイン)、11 ニール・サイクス(C)、22 ブライアン・リトル→(59分 16 岩本輝雄)
【FW】10 グラント・ヤング→(77分 9 ポール・ウロビッチ)、14 ケリン・ジョーダン
全北現代(韓国)「4-2-3-1」
【GK】21グォン・スンテ
【DF】4 チェ・ジンチョル→(88分 13 シン・サンフン)、5 キム・ヨンスン、7 ジャン・ジヒョン→(76分 17 キム・ヨンシン)、20 キム・インホ
【MF】6 キム・ヒョンス(C)→(81分 12 チョン・グァンファン)、8 チョン・ジョングァン、14 イ・ヒョンソン、16 イム・ユファン、22 キム・ヒョンボム
【FW】15 ゼカルロ
【主審】ハリル・アル・ガムディ(サウジアラビア)
【ボール・キープ率】オークランドシティ:40% 全北現代:60%
【シュート数】オークランドシティ:8(内枠内シュート2) 全北現代:10(枠内7)
【観客】23,256人
心配した雨もなく暖かい。神宮外苑のイチョウの葉っぱがまだ黄色く色づいたままできれいです。
5位決定戦とはいえ、2万人以上のファンがやって来た楽しい雰囲気の試合になりました。
この試合で引退ですと宣言していた「オークランドの助っ人」岩本輝にはファンから大声援が送られました。
前日のバルサ戦のスピード感と比較して見てはいけない試合。
試合自体は、アマチュア・クラブのオークランドが相手でしたから、アジア・チャンピオンの全北現代が「3-0」の勝利という結果は当然。
ただし、オークランドにも前後半ともに決定的チャンスが何回かあり、点差ほどの差がある試合ではなかった。プロ・チームの全北現代としては、とくにディフェンス面で評価できない試合ではなかったか。
なぜ、日本のクラブが全北現代に負けたのかなあ?
全北現代のチェ・ガンヒ監督が、
「ホームとアウェーでチームのメンタリティにバラつきが出てしまうチームなんだ」と反省していましたが、韓国でのホームゲームであれば、こういう試合をしないんでしょう。
全北現代では、第2列の真ん中に入った14のイ・ヒョンソン(88年12月14日生まれということだから、前日、18歳になったばかり)が先制ゴールを決めるなど大活躍。前のクラブ・アメリカ戦でも見事なプレース・キックを見せた22のキム・ヒョンボムも豪快なロングシュートを決めました。将来の韓国代表候補に育ってくるのかな。
オークランドシティFCの選手たちは、学校の先生、銀行員、トラックの運転手など、別な仕事をやっているアマチュア選手ばかり。もちろん、イングランドや南アフリカなどで元プロだったという選手もいますが、みんな楽しみでサッカーを続けているプレーヤー。
岩本輝への大歓声でチームも後押ししてもらったのを喜んでいました。
「岩本輝、ご苦労さまでした。最後の試合で大勢のファンのまえでプレーできてよかったね」
こういう楽しい雰囲気のゲームがあってもいいんじゃないかな。
12月16日 石川とら
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