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FIFA クラブワールドカップ 2006 ちょっと気になる。

12月17日、3位決定戦のまえにFIFAのブラッター会長の記者会見が行われた。

「世界クラブワールド選手権」という形になって(98年に一度、ブラジルで開催されたことはあるが)、旧「TOYOTA杯」を引き継ぐ形の新しいトーナメントとしては、今年で2回目。正式大会名称が「FIFA クラブワールドカップ」となったのは今大会から。

FIFA主催の世界選手権であるから、各国協会、各大陸連盟が持ち回りで開催したいというトーナメントにいずれは育っていくと思われるが。

前身が「ヨーロッパチャンピオン対南米チャンピオン」のTOYOTA杯であり、30年近い日本開催の歴史があるので、日本のサッカーファンには愛着のある大会になっている。

日本サッカー協会としては、できるかぎり、日本開催が続いてほしいと考えているわけだが。FIFAがどういう具合に考えているかを、ブラッター会長に聞いてみた。

――5位決定戦でさえも、観客動員が2万人を超えたのだが、2008年以後のこのトーナメントの開催地決定にあたっては、FIFAは、そういう日本開催の実績を考慮するか?

「今回の日本での観客動員実績は、今後の開催地決定において、非常にハードルを高くしたと言っていい。ローテーション・システム(持ち回り開催)を採用するにしろ、日本で開催を続けるにしろ、重要なのは、トーナメントの成功です。すでにメキシコ協会が、2008年大会を誘致したいと正式に申し入れがありましたが、日本がこれだけの観客動員でも、運営面でも成功させているということは念頭に置かざるをえない」

2008年大会については、来年5月のFIFA理事会で開催地の決定をする予定であるが、ブラッター会長の言を信じるならば、まだ持ち回りにするよりも、日本開催がベターではないかという感触といっていいだろう。

さて、日本のサッカーファンの気持ちはどうなのだろうか。
年に1度、ヨーロッパや南米のビッグクラブのサッカーを見てみたい、UEFAチャンピオンズリーグの優勝チームのゲームをナマで見てみたいというのが、素直な気持ちではないだろうか。

ぼく自身は、日本開催が少しでも継続してくれ、その間に、日本のクラブチームが、アジア王座について、このトーナメントに出場してくれることを願っているのだが。

でも、ファイナルの取材に出かけるまえに新聞を見て、ちょっとだけ気になることがあった。

ファイナルの「インテルナシオナル-バルセロナ」戦と同じ時間に、フィギュアスケートのGPファイナルが放送されていた。
そりゃあ、日テレのはしゃぎぶりがいいのかどうかは疑問だけど、フィギュアのほうはすでに朝、ロシアでやってたはずじゃなかったっけ。
ライブ(ナマ放送)がぶつかったというのなら仕方ないなあですませるけどね。
高い放映権料を払ってることだろうから。

たしかに浅田真央が優勝するかもしれないという視聴率が稼げるコンテンツだから、ゴールデンタイムに流して、ライバル局のバルサ戦にぶつけたいという意図はわかるけど。
あの局って、「われわれは日本サッカーを応援します」とばかりに、代表戦を独占中継していた局でしょう。
「どこがサッカーの味方なのよ?」って思ってしまう。
JFAも、代表戦に高い金を払ってくれたから、信義などなくても文句を言わないんだろう。

ついでに日曜の朝刊を見比べてみたら、ある全国紙には、「クラブワールドカップ決勝」の記事が1行もない。バルサのバの字もロナウジーニョのロの字もなし。取材には何人も来ていたけど。

これも不思議。そりゃ、アジア大会の全結果を載せるので、ページが足りないくらいだったかもしれないけどね。
いくら読売・日テレ系のトーナメントかもしれないけど、その全国紙も2002年W杯のときには、唯一「W杯のオフィシャル・ペーパー」として、うちはサッカー情報が充実していますと宣伝してた。
サッカー記事を売り物にしていたのは格好だけだったということなんだろうか。

確かに、TOYOTA杯の長い歴史で、読売・日テレ独占的なトーナメントであったけど、サッカーファンは読売がやっているから、日テレで放送しているから、クラブワールドカップに興味を持つわけではないでしょう。
単純ですよ。バルサがどう勝つか、ロナウジーニョがまたどんな妙技を見せるかが気になっているわけでね。
そういうファンが何百万人かいるわけだけど、「それはうちが後援しているトーナメントじゃないから記事にしません」というのが健全な発想なのかどうか。


サッカー協会が、できれば、今後もしばらく日本開催を継続させたいというときに、少しは協力してやろうという程度の義理もないのかねえ。

自社の利益優先。他紙の利益、他局の利益になることには協力なんかできません。
だったら、「サッカーの味方です」ってなふりは普段からしないことだね。底が見えますよ。

ちょっとだけ腹が立ったので、嫌味を書く次第。

2006年12月18日 石川とら


追記

いろいろコメントをいただいたようですが、まだひとつひとつに対応できる健康状態ではないので、悪しからず。論争したりする元気がまだまったくないのです。

その局、その新聞社にはそれなりの編成や営業上の判断、編集判断があることを否定してはいません。
別にそれはそれでいいと判断しておやりになっていることだから、とがめ立てようとか思っているわけじゃない。

ただ、別な視点から見ると、普段言っていることと、やってきたことと違うんじゃないですかとカチンと来ることもある。

経営至上主義だけでなにごとも判断されていくのがあたりまえなんだと見過ごしていると、世の中なんて素敵な方向には変わらないじゃないですか。
スポーツの世界というのは、ファンの側から言えば、趣味、好き嫌い、敬愛の世界だから、余計、お金と御都合だけで左右されていくのって、ぼくは気持ち悪い。

皮肉や嫌味になるかもしれないけど、気がついたときに指摘はしておこうと思っています。それは別に今回の記事だけではない。ほかのものも同じつもりで書いています。

その局やその新聞社のどなたかが、世の中にはこういう具合に受け取る人もいるんだなと気がつくかもしれない。それだけです。

ぼく自身が当事者として取材していなかったり、事情を関知しないことでコメントを寄せられても、実は返事のしようがありません。寄せられたコメントのなかに書かれてあることが本当なのかどうか知らないこともありますしね。

もし事実でないことを書き込まれたままにしていると、憶測を載っけたままという形になってしまうので、ぼくのほうも困ります。

そんなわけで、申し訳ありませんが、本件についてはできればコメントをお断りします。
いまいただいているコメントも、申し訳ないですが、2日後に非表示にします。

以上 追記連絡まで。

12月18日 石川とら


コメントを寄せていただいた方には申し訳ありませんが、この記事に寄せられたコメントは上に書いたような理由で非表示にします。
ブログの双方向性コミニュケーションという機能を大事にしたいと考えてはいますが、以前、議論がかみ合わないアラシにさらされたこともあって、そういう場合、どうするか悩みました。

どのような立場の意見であっても、そのまま残したいという気持ちはあるのですが、特定のだれかのを残し、だれかのを削るというのは、削られた人からすれば許せない気分になるようで、そういうときにどうしたらいいのかいまも決めきれていません。ごめんなさいね。

12月20日 石川とら





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