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6月10日「イングランド-パラグアイ」戦

ワールドカップレポート・グループリーグ
Match 3 グループB「イングランド-パラグアイ」戦
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6月10日 15:00 ワールドカップ・スタジアム(ヴァルト・スタディオン)/フランクフルト 

イングランド、初戦を固く「1-0」で突破。

超人気、評判のイングランド戦としては、イングランドから押し寄せたサポーターには、やや物足りない内容の「1-0」のゲームだったかもしれない。
しかし、イングランドが攻撃、守備の両面で完璧にゲームを支配。イングランドの守備能力の高さをうかがわせるゲームではあった。

この試合にやって来たイングランド・サポーターの正確な数字は出ていないが、スタジアムの2分の1強がイングランド・サポーター。2万8000人から3万人というところ。
昨日(6月9日)のミュンヘンでは、スタジアム付近では、ダフ屋や、「チケット求む」と書いた札を首からぶら下げているファンをあまり見かけなかったが、フランクフルトのスタジアム周辺には、チケットを求めるイングランドのサポーターがあちこちにたむろしている。
ドイツの警官やセキュリティ担当者がスタジアムの周辺にも配置されているが、チケットのやりとりにも目くじらを立てている雰囲気はない。

EURO2000時のベルギーでの投石事件や、EURO2004のポルトガル・リスボンでの徹夜の大騒ぎと比べれば、イングランド・サポーターたち、実に大人しい。
まだ初戦、イングランド・メディアの予想でも、ほぼイングランド有利とあって、サポーターもあせる必要がない試合だからかもしれない。

englandparaguay.png


試合は、前半キックオフから3分余り、イングランドの最初のフリーキックで動いた。
左サイド、ゴールまで約30メートルの位置からベッカムが蹴ったフリーキックが、ゴール前でジャンプしたパラグアイ・ディフェンダーのガマーラの頭をかすめて、そのままゴールを割った(オウンゴール)。
「エッ、どうして?」というキツネにつままれたような得点。
スタジアムの大半を占めるイングランド・ファン、先制点に湧く。

前半、イングランドが執拗な攻撃。ランパードを起点に左右のJ・コール、ベッカムとボールをつないでからのクロス、あるいは、J・コールのドリブル・カットインにランパード、あるいは2トップのどちらかがからむワンツーからの攻撃など、ルーニーがいなくても、得点能力があるところをうかがわせた。

パラグアイのディフェンダーが退き気味になると、ランパード、ジェラードがミドルシュートを放つ。
また、身長198センチのクラウチにロング・ロブを合わせて、クラウチがヘッドで足下に落としたボールをオーウェンが、あるいはランパードがシュートを狙う。

前半の戦況メモ、大半がイングランドの攻撃で埋まる。パラグアイのシュート、入りそうにないロングシュートが2本のみ。
パラグアイ、守り一辺倒のため、2トップと第2列の間が空きすぎ、セカンドボールもイングランドに拾われる。

接触プレーのたびに、パラグアイの選手、倒れ込んで、ゲームを止める。そのたびにイングランド・サポーターからはブーイング。
ラテン・サッカーでいう「マリシア(ずるがしこさ)」では定評のあるパラグアイらしいゲーム。押されっぱなしでありながら、パラグアイ、結局、追加点を許さず。

後半。気温、27~28度に上昇。ドイツでは今年いちばんの暑さに。
イングランド、暑さと攻め疲れのためか、ボールへの寄せのスピードにぶった分、後半はほぼ互角に。しかし、パラグアイの攻撃も、イングランドの最終ラインの裏を取る攻撃はできず。やむなくミドルシュートを打つが、ランパード、ジェラードに止められる。
イングランド、トップのクラウチへのハイボールの攻撃が多くなる。

エリクソン監督、早めにオーウェンを下げる。オーウェンの体調、まだ完璧ではないのだろう。「1-0」のままでも守りきることができるという判断もあったはず。
ジェラード、左サイドバックのA・コールも、決していい状態ではない。

パラグアイ、イングランドともに、後半は得点できそうな決定的チャンスはあまりなし。
退屈になったファン、10回近く、ウェーブを繰り返す。「カモン・イングラン」の連呼もあまりなく、イングランド戦としてはとても静かなゲームのまま、終了。

ゲーム後のエリクソン監督のコメント。
エリクソン

「2002年は初戦を引き分け、2004年のポルトガルでは、後半ロスタイムでフランスに逆転されたことを考えれば、初戦を勝ち、勝ち点3を挙げたことを肯定的に考えよう。確かに、前半、追加点を取るチャンスは何度もあったが、それを許さなかったのがパラグアイの守備力の強さということだ。後半は暑さで選手たちがバテてしまった。オーウェンを下げたのは、双方の疲れを考えると、新しい走れる選手を入れたほうが、チャンスが生まれると考えたわけで、オーウェンの調子が悪いということではない」

ランパード

「マン・オブ・ザ・マッチ」に選出されたランパードに、今日のピッチ上の暑さについて聞いてみた。
「昼の試合になってしまったから、本当に暑かった。前半は走れたけど、後半になったら、急に足が動かなくなった。イングランド・チームはこういう暑さのなかでの試合はうまくないから。まあ、ワールドカップの初戦というのは、だいたい、こういうタフな試合になるものだけどね」

「イングランド1 -0 パラグアイ」(1-0)
【得点】
イングランド:ガマーラ(パラグアイ)オウンゴール(4分)

【イングランド先発】「4-4-2」
GK:1 ロビンソン
DF:2 ネヴィル、3 A・コール、5 ファージナンド、6 テリー
MF:4 ジェラード、7 ベッカム、8 ランパード、11 J・コール→ハーグリーブス(83分)
FW:10 オーウェン→20 ダウニング(56分)、21 クラウチ

【パラグアイ先発】「4-4-2」
GK:1 ビジャール→22 ボバディジャ(8分)
DF:3 トレド→2 ヌネス(82分)、4 ガマーラ、5 カセレス、21 カニサ
MF:6 ボネ→23 クエバス(68分)、10 アクーニャ、13 バレデス、16 リベロス
FW:9 サンタクルス、18 バルデス

レフェリー:ロドリゲス(メキシコ)

【ボール・ポゼッション】
イングランド:53%(前半56%) パラグアイ:47%(前半44%)

【シュート数】
イングランド:13(そのうちゴールマウス枠内5)、パラグアイ:7(同2)

【マン・オブ・ザ・マッチ】
ランパード(イングランド)

【観客】4万8000人

【6月10日のその他の試合結果】
グループB:「トリニダード・トバゴ 0-0 スウェーデン」
グループC:「アルゼンチン 2-1 コートジボワール」

6月10日 フランクフルトより。
携帯imidas 2006W杯レポート 5 石川保昌
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