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W杯アジア予選 イラン便り(承前)

月のモスク

「イラン-日本」戦の原稿をテヘランから送った翌朝、テレビ・ニュースでイラン側観客に死傷者が出ていたことを知り驚く。
試合終了後、出口に殺到した観客が将棋倒しとなり、6人死亡、負傷者多数という大事故であった由。
同じスタジアムにいながら、ゲーム後は監督記者会見でスタジアムの地下に待機していたため、事故が起きていたことさえ知らずにいた。

W杯というトーナメントは、サッカーが国技の国々では、予選段階から四年に一度の熱狂となる。
その混乱や熱狂は新居浜の太鼓台や西条のだんじり祭りの興奮に近いとでもいったら想像していただけるだろうか。それも「安全運行」の祭りではなく、飾り面を取り外した太鼓台がぶつかり合ったり、石投げ合戦が行われたり、喧嘩で壊れただんじりの中で自棄太鼓を叩いているような――四十年近く前の新居浜祭りや西条祭りでは死傷者がよく出たものだ――そんな興奮や殺気がスタジアムはもちろん、テヘランの街中にも充満していた。

一〇万の観客が金網やフェンスで閉ざされたスタジアムのなかでゲームの興奮に酔いしれる(イランは禁酒国なので観客は酒を飲んではいない)。自国チームの勝利に酔った観客たちは冷静さを失ってしまうもので、われ先にスタジアムの外に出ようとして悲しい事故が起きた。

W杯予選やドイツの本大会に出かけようという方は、くれぐれも事故などに巻き込まれたりしないよう、「落ち着いて冷静に」を忘れないでほしい。

帰国のフライトまで二日、テヘランから南へ五〇〇キロほど離れたサファビー朝時代の古都イスファハンに出かけた。
イランの国土の多くは山岳高地の砂漠ステップである。イスファハンの少し手前で、アルボルズ山脈の標高一八〇〇メートル前後の峠を山越え。幾重にも連なる山並みや薄霧に包まれた奇岩が夕陽を受けて朧に霞み、墨絵のような景観。
イスファハンではイスラム圏屈指の美しいモスク「イマーム・モスク」を訪ねた。ちょうど満月の夜。
月の光のなかでこのモスクを見たいという願いが三十年ぶりにかなう。

(2005年4月5日「愛媛新聞」掲載)

写真1:イスファハン・イマーム・モスク。30年ぶりに訪ねることができた
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