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7月5日「ポルトガル-フランス」戦

ワールドカップレポート・決勝トーナメント 準決勝
Match 62 「ポルトガル-フランス」戦
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7月5日 21:00 ワールドカップ・スタジアム(アリアンツ・アレーナ)/ミュンヘン

フランス、PKの1点を守りきり、2大会ぶり決勝へ。
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ポルトガル・チームの奥方軍団。みんなキレイ。

気温25度前後。スタジアムを涼しい風が吹き抜けていく、今大会の試合でもベスト・コンディションに近いゲーム。
ジダン、テュラム、マケレレら30台のメンバーが多いフランス・チームには、低温のゲームになったのはありがたかったはず。

ポルトガルは、ベスト16戦のレッドカードで、イングランドとの準々決勝を欠場したデコとコスティーニャが復帰してベストの布陣。足の状態が心配されていたクリスチャン・ロナウドも左トップで先発出場。

両チームのキャプテン、フィーゴとジダンのコイントス。ジダンはこのワールドカップを最後に現役引退することを発表しており、レアル・マドリッドのチームメートでもあった二人がマッチアップするのもこれが最後。
ドイツやヨーロッパ・メディアでの取り上げられ方も、試合そのものに対する興味よりも、今日のゲームがジダンの最後の試合となるかもしれないという視点からのもののほうが多い。
ジダンフィーゴPICT0027

この2チームがワールドカップやヨーロッパ選手権で対戦するのは、EURO2000の準決勝以来になる。
フィーゴ、ルイ・コスタら、ポルトガルの「黄金世代」が、98年ワールドカップの覇者フランスに挑んだそのゲームは、延長サドンデスで、ジダンのPKでフランスが勝利し、イタリアと決勝を争うことになった。つまり、もし、フランスが勝てば、EURO2000のファイナルの再現ということになる。
ブリュッセルでの試合だったか、ディフェンダーのハンドでPKが宣告された直後、ジダンがPKを蹴るのも見ないで、ユニフォームを脱ぎ捨ててピッチを去ったフィーゴの姿をいまもよく覚えている。

フランスは「4-2-3-1」。ブラジル戦とまったく同じメンバー。ただし、ヴィエラがブラジル戦のときよりも少し下がり目。ブラジル戦のように前方にラッシュするのは抑えて、マケレレと左右に並んだ2ボランチ。
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ポルトガルはコスティーニャを4バックスの前にアンカーの形で置いた「4-1-2-3」。パウレタのワントップ、左右のクリスチャン・ロナウドとフィーゴの真ん中に、デコが第2列に加わるという形のほうが攻撃を考えればベストだろうが、中盤でのジダン、ヴィエラ、マケレレとの攻防を考えると、デコもやや下がり目にならざるをえない。

前半、ボール支配はほぼイーブン。フランスは左サイドバックのアビダルがしばしば攻撃参加。アビダルからクロスが何本も入れられたが、ゴール前で合わせることができない。
ポルトガルは、マニシェが積極的に遠目からでもシュートを狙い、クリスチャン・ロナウドが再三、ドリブル突破してクロスを放ったが、コーナーキックまで。

双方、固いディフェンスで、決定的チャンスは見いだせぬまま進んだ前半32分、ペナルティライン上でクサビを受けたアンリがトラップ後、フェイントをかけて突破しようとした瞬間、ポルトガルのセンターバック、リカルド・カルバリョの足が引っかかり、PKの判定。
不可抗力としか言いようがないファウルだったが、アンリが転んでしまった以上、PKと判定されても仕方がなかった。これをジダンがゴール左隅に蹴り込み、フランス、幸運な先制点。

後半。1点を返さなければいけないポルトガルが猛攻。左サイドバックのヌノ・ヴァレンテを前方に上げて、サイド突破からチャンスを作り出すも、フランスの最終ラインを崩すところまでいかない。
後半67分、右サイドからのフィーゴのクロスにゴール前で合わせたクリスチャン・ロナウドをフランスのディフェンダーが押さえたように見えたが、審判はファウルを取らず。ファウルの判定であれば、PKだった。
ポルトガルの最大のチャンスは、後半78分、ポルトガルのフリーキックをフランスのGKバルテズが大きくクリアすることができず、浮いたボールをフィーゴがヘッディングでシュートしたが、ボールはゴールバーを越えた。

後半最終盤には、ポルトガルが連続してコーナーキックのチャンスを作り、GKのリカルドも相手ゴール前に上がって攻撃に参加したが、フランスの強固な守備を崩すことはできなかった。

6年前と同じ、ジダンのPKによるフランスの1点勝ち。中盤のボール奪取の激しい攻防は見応えはあったが、フランスが、リード後、積極的に攻勢に出なかったため、ジダンのためのお祝いのゲームという以外、地味な内容のゲームになった。

ポルトガルの猛攻を、ヴィエラ、マケレレの両ボランチと、テュラム、ギャラスの両センターバックがしのいだ、フランス守り勝ちの試合。

ブラジル・スコラーリ監督の試合後の会見コメント。
「われわれは小国なので、しばしばこういう判定にやられてしまう。南アメリカのレフェリーは自分がなにをしようとしたかをわかっているはずだ。フランスに対してはPKが与えられ、ポルトガルにはそれが認められなかった。今日の試合には敗れたが、ここまでやって来た選手たちを誇りに思う」

フランス・ドメネク監督。
「クォータ・ファイナル、セミ・ファイナルとトーナメントが進むほど、より大きな緊張を強いられる試合になる。ブラジル戦よりも今日の試合のほうがタフな試合だったし、それをしのいだディフェンス陣をほめたい。ジーコのラスト・ゲームということにばかり、注目が集まるが、ジダンだって、自分の最後の試合であるということよりも、フランス・チームにとって最後のファイナルであることを考えてプレーしているわけで、それはほか選手も同じだ」

ブラッターFIFA会長にもゲーム後、感想を聞いてみた。
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「ヨーロッパの最強チーム、イタリアとフランスという最高のマッチアップになった。ドイツ戦に見せたように、素晴らしい攻撃力を持っているイタリア、世界のサッカー界が生み出した最高のスタープレーヤー、ジダンのファイナルゲームを勝利で飾ろうとするフランス。サッカーファンにとって見逃せないカードはなるはずだ」

ポルトガル 0-1 フランス

【得点】
フランス:ジダン33分(PK)

【ポルトガル先発】 「4-1-2-3」
GK:1 リカルド
DF:5 フェルナンド・メイラ、13 ミゲル→2 パウロ・フェレイラ(62分)、14 ヌノ・ヴァレンテ、16 リカルド・カルバリョ
MF:6 コスティーニャ→23 エルデル・ポスティガ(75分)、18 マニシェ、20 デコ
FW:7 フィーゴ、9 パウレタ→11 シモン・サブローサ(68分)、17 クリスチャン・ロナウド

【フランス先発】 「4-2-3-1」
GK:16 バルテズ
DF:3 アビダル、5 ギャラス、15 テュラム、19 サニョル
MF:4 ヴィエラ、6 マケレレ、7 マルダ→11 ウィルトール(69分)、10ジダン、22 リベリー→9 ゴブ(72分)
FW:12 アンリ→14 サア(85分)

レフェリー:ジョルジ:ラリオンダ(ウルグアイ)


【ボール・ポゼッション】
ポルトガル:59% フランス:41%

【シュート数】
ポルトガル:12本(ゴール枠内シュート5) フランス(同4)

【マン・オブ・ザ・マッチ
テュラム(フランス)

7月6日 ミュンヘンからベルリンへ移動の車中より。
携帯imidas 2006W杯レポート 27石川保昌
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