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6月12日「オーストラリア-日本」戦(スカパーブログ)

ジーコ、ヒディンクに敗れる。「オーストラリア 3-1 日本」

このブログを見に来る方は、テレビで試合を見ていると思いますから、試合の展開については省きますね。

日本、後半84分まで「1-0」でリードし、勝ち点「3」が期待できた試合だし、勝たないといけない試合だった。
後半最後の10分間で3ゴールやられての逆転負けだからね。負け方にも程があるので。

試合後のミックスゾーンでの選手のインタビューで――ぼくは監督会見に出ていたので、直接、聞いてない。記者仲間からもらったメモ――宮本選手がこう言ったという。

「同点にされたあと、同点のまま守るのか、勝ちに行くのか、監督から指示がなかった」

こういう言葉がキャプテンから出てくるというのは、あと2試合、戦わないとけないことを考えると、非常に困った状況だね。
ひとつは、もちろん、ジーコが明確な指示を出さなかったということ。
もうひとつは、選手と監督のあいだで、監督が選択した決断について、疑心暗鬼が生じているということ。
同じチームのなかでコミュニケーションさえできてないとなると、あと2試合、ぼくはジーコ・ジャパンに期待はしない。そういう状態の選手に「なんとか勝ってくれ」って、選手がかわいそうだよ。

84分まで「0-1」だった試合が、どうして10分で「3-1」になってしまったのか、具体的にジーコの采配の問題点を見てみます。

まず、今日の両チームの布陣。
auatraliajapan.png

お互い、初戦とあって、どちらかといえば、前半は抑えめ、守備的だったと思います。
日本は駒野の位置取りなんかが普段より下がり目でした。これは、ビドゥカへのロング・ボールに安全に対応するためだったと思う。

オーストラリアのほうは、変形の「3-3-3-1」。このフォーメーションは、ポルトガルなんかが使う、とても攻撃的なフォーメーションですが、オーストラリアの場合は、攻撃的にというよりも、中盤の人数を多くして、中村俊輔と中田英に備え、なおかつ、三都主と駒野の上がりにも対応できるという布陣だった。
3バックだけど、3列目の両端のどちらかが最終列に加わって、相手が攻めてきたら、自動的に4バックにもなる。また、英と俊輔がバイタルエリアに入ってきたら、ブレシアーノが英を、エマートンが俊輔をマンツーマンに近い状態でマークする。

ヒディンク監督は、ゲーム後の会見で、もっと具体的に、
「ドイツ戦で力を見せつけた高原と日本のもっとも大きい攻撃力であるMF2人、中田英と中村の連携をつみとるよう指示した」
と言っています。

英や俊輔が、中盤でボールを持ったときに、ずいぶんファウルでつぶされましたが、2人にラストパスを出させるなということを指示しているはずです。

オーストラリアの守り方を見て、この暑さのなか(開始前のピッチ上の気温、38度ありました。たぶん、後半はもっと上がって40度を超えていたはずですが)、マンツーマン・マークをやったりしたら、後半、足が持たなくなるんじゃないかなと思いながら、見ていましたが。
ヒディンク監督は、最初から足が鈍った選手は後半には交代させるつもりでいたんですね。

「選手諸君には申し訳ないが、こうすれば日本に勝てるんだ、ワールドカップの本大会で成績を挙げることができるんだということを、選手諸君に信じてもらうしかなかった。総力戦で戦うしか、オーストラリアチームが勝つことはできなかっただろうし、そのために、われわれはいろんなテストや調査や分析をし、日本とドイツの試合のビデオも分析して、どうすれば、日本の長所を働かせなくできるかを考えた。そういう準備なくしては、勝つことはできないし、こういうトーナメントで運で勝つことなどできない。いい準備をしたからこそ、運を引き寄せることもできるのであって。選手たちも、こうすれば勝てるんだと信じてくれたから、こういう幸せな結果を得られた」

ヒディンク、雄弁です。日本との試合が終わったいま、手口をはっきり説明してくれました。
ヒディンク監督、選手を持ち駒として考える監督です。
調子が落ちたり、走るサッカーをモットーにしているチームで、走力が落ちれば、中心選手であっても容赦なく交代させる。

日本にとっての問題は、そのような勝つための合理的非情さがジーコにあっただろうかという点。

ぼくは、オーストラリア戦でのジーコの最大の失敗は、後半70分前後(オーストラリアが同点を狙うために192センチの長身FWを入れて、ゲーム終盤をパワープレーで仕掛けようというのがはっきりしたときに)、ジーコがそれに対応した交代策を取らなかったことだったと思います。

パワープレーを仕掛けられたら、どうしても体力的に劣る日本の選手はつぶされるし、ラインが下がってしまうから、セカンドボールも拾えなくなる。
ボールを大きくクリアしたくても、もう前の柳沢には走る足が残っていない。高原も疲れていた。
中田英が何度か、ボールを前線に大きく蹴り出したけど、2人に追っかける余力がないから、相手ボールになって、また波状攻撃にさらされた。
同点ゴールが入る直前のオーストラリアのコーナーキックが連続し、最後はロングスローのこぼれ球をケーヒルに決められましたが、自陣で守るのに四苦八苦になるから、ああいうことになる。

1点リードで守りきらないといけないときこそ、トップでボールをキープして、疲れたラインが前に上がる時間を稼いでやらないといけないんでね。
また、前に足のある選手がいたら、裏を取られてカウンターを狙われるのが怖いから、オーストラリアの最終ラインも上がりきれなくなる。
少なくとも、2バックスにして、3人目のFWのアロイージを入れるなどということは、ヒディンクだってできなかったはずです。

つまり、柳沢の疲労度を考え、また、故障上がりの柳沢を第2戦でも先発させるのなら、なるべく彼をいい状態で下げるべきだしね。
「柳沢→玉田」だったと(現在の調子がどうなのかはわからないけど)ぼくは思っています。

それが小野というのは、判断が優柔に過ぎるんじゃないかな。
ジーコは、「小野に追加点を狙う組み立てを期待した」というのですが、高原と英と俊輔と伸二で点を取りに行こうとしても、英も俊輔ももう疲れているから、カウンターを返されるのが怖くて、上がりきれない。枚数が足らない攻撃では、シュートまでいく可能性は少ないでしょう。

スピードのある、本当は競り合いに負けない強いフォワードを入れるというのが、1点リードであと10分守りきりたいというときの定石だったと、ぼくは思います。

ショックな敗戦だからといって、やはり監督が記者会見で落ち込んでしまってはいけません。
「オレにはオレの考え方があったんだ。オレを信じろ」という態度を貫かないと。
ジーコ本人が「オレはサッカー下手だなあ」と、落ち込んでいるんじゃないかなあと心配してしまう。

まあ、日本チームには、気を取り直して、クロアチアに立ち向かってもらうしかない。

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