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6月21日「オランダ-アルゼンチン」戦(スカパーブログ)

残念。人気カードが消化試合に…。

グループリーグも第3戦になると、グループによっては、消化ゲーム、決勝トーナメントへの調整試合となるカードが出てくる。
これはワールドカップのグループリーグ第3戦では必ず何試合かそういう試合が出てくるもので。

グループCの「オランダ-アルゼンチン」は、ともに2勝、勝ち点6で、決勝トーナメント進出を決めているし、1位になればメキシコ(グループD2位)と、2位ならポルトガル(D1位)と対戦することになっていて、どちらと当たったから不利だという決定的な違いもそれほどないから、ペケルマンもファンバステンも、メンバーを落としてくることが予想された。大事なレギュラーで、イエローカードを1枚もらっている選手はまず使わないだろうし、暑さで疲労が蓄積している選手も使わないかな。

それでも、ダフ屋のチケットの値段が400ユーロを超えた、超人気カード。
もったいないよね。こういういいカードを第3戦にもってくるなんて。

試合前、アルゼンチンのチーム関係者と話をしていたら、アルゼンチンは、本当はグループ2位になりたいんだという。

アルゼンチンチームは、ニュルンベルクの隣にあるヘルツォーケンアウラッハという町でキャンプをしている。
ヘルツォーケンアウラッハというのは、アディダスの創業地で、現在もアディダス・インターナショナルの本部がある町だ。アディダス本社のなかには、小さなスタジアムや練習場、会見場なども完備していて、昨年のコンフェデレーションズ杯では、ドイツチームがここでキャンプした。

アディダスとしても、契約しているチームで、できれば決勝まで進出しそうな強豪チームにキャンプをしてほしかったし、そのチームからすれば、アディダスが全面支援してくれるわけだから、予算に乏しい協会にはありがたい話で。そんなわけで今大会、アルゼンチンはヘルツォーケンアウラッハでキャンプをすることになった。

そのキャンプ地からニュルンベルクのスタジアムまで、車なら20分で行くことができるのだ。
決勝トーナメントの1回戦は、キャンプ地から20分しか離れていない25日のニュルンベルクでの試合のほうがアルゼンチンにはありがたい。
しかも、グループ2位なら、次の試合は25日、1位だと前日の24日になり、休養日が1日増える。アルゼンチンとしては、グループ2位のほうが、決勝トーナメントに向けてのコンディション調整がずっと楽になるというわけだ。

オランダに側には、2002年日韓大会への出場を阻まれ、EURO2004でもセミファイナルで敗れた苦手のライバル、ポルトガルとは当たりたくないという気分はある。ポルトガルがグループDの1位になった場合は、できればオランダもポルトガルと当たらないですむ1位通過が望ましい。

しかし、どちらの国と当たるかよりも、決勝トーナメント出場を決めたあとのゲームで、2枚目のイエローをもらって、出場停止になる選手が出ることをまず避けたいという判断が優先された。
攻撃の核ロッベンをはじめ、マタイセン、ファンブロンクホルスト、ハイティンガ、ファンボメルの先発レギュラー組を外したBチームでの戦いを選択。

アルゼンチンも、クレスポ、サビオラの先発2トップやソリン、ハインツェらレギュラー組は使わない。

そんなわけで、双方がベスト・メンバーを立てずに戦うという、これもワールドカップのグループリーグ最終戦だから起きてしまった、決勝トーナメントをにらんでの調整試合となったのである。
もし、この両者がグループリーグの初戦で対戦していたら、一波乱もあって、コートジボワールあたりにもチャンスがあったかもしれない。

試合は、ボール・キープ率はほぼ互角だったとはいえ、ゲームとしては、アルゼンチンの攻撃がオランダを圧倒した内容だった。

アルゼンチン期待の新星メッシが先発出場して70分までプレー。バルセロナでは、シーズン終盤に故障したこともあって、チャンピオンズ・リーグの準決勝や決勝でもメンバーから外れたが、完全に復調。切れ味の鋭いドリブルで、オランダ・ディフェンスを翻弄した。

バイタルエリアでメッシのドリブルに合わせて、リケルメ、テベス、右のMFロドリゲスらが自在に動きながらショートパスをつなぐ攻撃は破壊力がある。オランダの最終ラインが右に左に揺さぶられて、最後にはマークがずれてしまい、フリーでシュートを打たれた場面が何回もあった。
ゴールを許さなかったオランダがよく守ったゲームといっていい。

ハイテンポのアルゼンチン・スタイルのサッカーで、互いに殴り合うようなゲームをしてしまうと、アルゼンチンのスピードと組織力に耐えうる守備力を持っているチームは少ない。アルゼンチン、今日のメンバーにレギュラーが3人加わるわけなので、優勝候補に挙げられるのはもっとも。

後半、オランダも攻めに出て、左右のサイドバック、デクレアとヤリエンスも攻撃参加し、再三、サイド突破からシュートチャンスを作り出した。
2人ともオランダの先発サイドバックではないのだが、簡単にドリブル突破を許してしまったアルゼンチンのディフェンス力は、攻撃力に比べると数段、落ちる。
最終ラインを助けるためにも、トップからプレッシャーをかけてボールを奪いにいくスタイルのサッカーがペケルマンのサッカー。それを忠実にこなせば、ベスト4進出は不可能ではないだろう。

「0-0」のスコアレス・ドローゲームに終わり、セルビア・モンテネグロ戦のような大量ゴールを期待した観客からはブーイングも出たが、アルゼンチンの組織的なハイ・スピード・サッカーを堪能することができたゲーム。

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