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6月30日「ドイツ-アルゼンチン」戦(スカパーブログ)

ドイツ、強いねえ。ドイツの選手たち、精神的にタフです。

正直言うと、いくら開催国のモチベーションの高さがあるとはいえ、ちょっとドイツ、しんどいかもしれないなあ(ぼくのなかの予想では四分六くらいでドイツやや不利かも)と、見ていたのですが。
ドイツの勢いを恐れていたのはアルゼンチンのペケルマン監督のほうだった。

両国とも攻撃が持ち味のチームです。
しかし、ペケルマン、クリンスマン両監督とも、攻撃的なサッカーの仕掛会いよりも、守備のバランスを崩さないことを重視した立ち上がりを選択します。
まあ、負ければあとがないのが決勝トーナメントだから、相手に点を与えないことを考えざるをえないわけです。

【ドイツ先発】「4-4-2」
GK:1 レーマン
DF:3 フリードリッヒ、16 ラーム、17 メルテザッカー、21 メッツェルダー
MF:7 シュバインシュタイガー→18 ボロウスキー(74分)、8 フリングス、13 バラック、19 シュナイダー→オドンコル(62分)
FW:11 クローゼ→ノイヴィル(86分)、20 ポドルスキー
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【アルゼンチン先発】「4-2-2-2」
GK:1 アボンダンシェ「リ→フランコ(71分)
DF:2 アジャラ、3 ソリン、4 コロッチーニ、6 ハインツェ
MF:、8 マスケラーノ、10 リケルメ→5 カンビアッソ(72分)、18 ロドリゲス、22ゴンザレス
FW:9 クレスポ→20 フリオ・クルス(79分)、11 テベス

ドイツは、連戦連勝だから、なにをいじる必要がない。ほぼ不動の先発陣です。
フリングスが4バックスの前に、ワンボランチ気味のアンカー役で位置取りして、アルゼンチンのゲームメーカー、リケルメをマークする。バラックもやや引き目で右サイドをケア。

アルゼンチンのほうは、クレスポとテベスの2トップで来ました。ペケルマンがいちばん信頼するクレスポと機動力のあるテベスのコンビ。これも予想通り。テベス+メッシはオランダ戦で先発していますが、クレスポ+メッシというセットを先発で使うほど、冒険をするわけにはいかない。

ドイツの若いセンターバック2人を混乱させるには、小回りの効くメッシのドリブルが有効だとぼくも思います。メッシのドリブルでペナルティエリアに突進されると、ディフェンダーは苦労します。下手に守ると、PKとかイエローカードなどという危険性だってある鋭いドリブルをしてきますから。チャンピオンズ・リーグの「チェルシー-バルセロナ」戦のメッシのドリブルで、チェルシーのデル・オルノが一発レッドになった試合がありましたが、ディフェンダーをパニック状態にさせることができるキレ味とスピードがある。
試合展開によっては、後半、交代で使われるだろうと見ていました。

2列目にリケルメとゴンザレス、その後ろにマキシ・ロドリゲスとマスケラーノを並べた基本は「4-2-2-2」ですが、マスケラーノはドイツのカウンターに備えて、アンカー気味に4バックスの前に位置取りします。
それと、自軍ボールの場合は、左サイドバックのソリンが相手陣に深く入った高い位置に上がるのがアルゼンチンの特徴。トップのテベスと連動して左サイドから攻撃をしかける。

前半。
試合開始早々、フリングスがリケルメに厳しいマークでタックルを連発。リケルメに仕事をさせないのが、今日のフリングスの役割。

アルゼンチン、テベスの左サイド突破からのクロスなどで攻撃を仕掛ますが、CKを取ることはできても散発攻撃に終わる。
ドイツも、ゆったりしたパス回しの間に、バラックが2列目から中央を駆け上がって、ゆるいロブボールのクロスに合わせてヘディング・シュートを試みる。

中盤でのボールの奪い合いで、ボールを取られると、ドイツの守備陣、ファウルで早めに止めにいく。前半は、両サイドや中盤での「1対1」での局地戦に終始した時間が多かった。両チームとも、ゴールを奪えそうな絶対的なチャンスはほとんどないまま前半終了。

後半。
後半キックオフ後わずか3分。アルゼンチン、リケルメが蹴った右CKにアジャラが頭で合わせて、待望の先制点。カバーしていたクローゼの肩越しに飛び込んでのヘッド・シュート。
前半、何度もあったCKのチャンスを生かせなかったのですが、このときだけは、リケルメ、十分、時間を使って蹴ってきました。キックも最高だったけど、アジャラの鋭い突っ込みがゴールになった。

どちらかに得点が入ると、ゲームが動き始める。
クリンスマン、まず右サイドに第2戦でもチャンスを作り出したオドンコルを投入。
オドンコル、何度も右サイドをドリブルで突破してクロスを上げ、ドイツの攻撃の時間帯になる。普段のアルゼンチンなら、相手の攻撃を受け止めたら、鋭いカウンターで返すところですが、1点リードしていると、なかなかそういう具合になりません。

71分、ゴール前に上がったクロスボールの処理で、アルゼンチンのGKアボンダンシェリが負傷。本当に負傷なのか、ぼくはちょっと疑ってる。プレーできないくらい痛みがあったのなら、チームのメディカル・スタッフが最初に倒れたときに交代の合図を送っていると思うのですが。プレー再会して、もう一度、倒れましたね。ペケルマン監督にとっても、GKの交代は想定外だったと思います。

72分、ペケルマン、1点を守りきる作戦に変更します。
リケルメを下げて、守備的MFのカンビアッソに代えます。また、79分には、動きの落ちたクレスポに代えてクルスをトップに入れた。

ドイツも74分に、シュバインシュタイガーに代えて、パワープレー勝負にも対応できる長身MFボロウスキーを投入。シュバインシュタイガーからボロウスキーへの交代は、これまでの試合でもよくありました。

結果的には、このボロウスキーへの交代が生きました。
80分、アルゼンチンが3人目を交代させた直後、ドイツは相手陣内でのスローインから、バラックが柔らかいロブクロスをゴール前に上げます。それをボロウスキーがファー側でヘッドで折り返し、ゴール前につめたクローゼがヘッディングで決めて同点に。

交代枠をすでに使い切り、リケルメも下げてしまったアルゼンチンには、延長戦も含めて、決定的なチャンスを作り出すのはもうむずかしかった。後半終盤と延長戦はドイツが優勢のまま進みましたが、両者「1-1」のまま、PK戦で決着に。

PK戦では、ドイツのGKレーマンがアルゼンチンのPKを2本セーブし、ドイツが準決勝進出を決めました。

「♪ベルリンへ行こう! ♪Berlin! Berlin! Wir fahren nach Berlin!」の応援歌がスタジアムはもちろん、電車のなかでも街中でも、いたるところで歌われているドイツ。
(この応援歌は、もともと毎年、ベルリンで行われるドイツ杯の決勝戦に出かけようという各クラブのサポーターの応援ソングです)
7月9日、ベルリンでのファイナルに進むための最大の難敵アルゼンチンを破り、ドイツのファンの夢は実現しそうな勢いですね。

ペケルマン監督のゲーム後の会見。
「突発事態が起きるのがサッカーというゲームであり、GKの交代も、またわれわれが3人を交代させた直後に失点したのも、残念だが、そういう予定外のできごとに対応できなかった。それぞれの交代には、それなりの目的があり、われわれはそれでも1点のリードを守ることができなかった。それだけドイツの攻撃が厳しかったということだ」

クリンスマン監督。
「アルゼンチンに先制点を許したが、われわれは必ず、追いつけると信じていた。PK合戦は、どちらに転ぶかわからない、ヒチコックの映画のようなスリルがあったが、みんなで肩を組んで祈りながら待った。レーマンが見事な仕事をしてくれた」

この試合でちょっと気になったのは、レフェリーのジャッジです。ドイツのプレーヤーのファウルでイエローが出てもおかしくない場合でイエローが出なかったケースが何度かありましたね。
大会の主役であるドイツチームに対して、判定が甘くなりがちになるのは致し方ない面もあるとは思いますが。ちょっとホームタウン・アドバンテージがつけられすぎているように感じましたが。それがホームチームの特権というものかもしれない。



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