大地震に大水害だというときに、こんなことしてていいのかなと思いつつ…。
航空券もホテルもみんな手配してしまい、いまさら変更するわけにもいかず…。
そんなわけでツーロンに来ております。
成田→フランクフルト→マルセイユの移動、リーグ日程の都合で後発することになったエスパルスの選手たちと一緒のフライトになりました。
自分ちの娘よりもずっと年下の選手たち、かわいくて仕方ない。
21日が第1戦オランダ戦というのに、19日出発、現地到着も19日、乗り継ぎまで入れると、24時間がかりの移動。飛行機のなかでウツラウツラというハードな移動です。
ぼくと一緒だった後発組は第1戦は出ないと思いますが、先発組にしても1日早いだけの旅程ですから、第1戦は、フィジカル・コンディションはサイテーでしょうね。
でも、北京五輪だって、アウェー戦だと思えば、同じようなものでしょう。
競技によって、北京に早入りするケースもあるのかもしれませんが、日本からの移動時間が短いので、サッカー、野球など、人数の多いチームは、五輪直前まで国内で最終合宿と調整をして試合の3日前くらいに北京入りということになるんじゃないかな。
そういうこともすべふくめて、「反町ジャパン」が北京の予行演習をしつつ、チームの現状を正確に認識して、残された2か月半で効果的にチーム力の底上げを図るための課題を見つける最後のチャンスが「ツーロン国際ユース」ということになります。
今年の「ツーロン国際ユース」の日程や参加国。
【グループA】日本、オランダ、フランス、チリ
【グループB】トルコ、アメリカ、コートジボアール、イタリア
8チームのうち、日本、オランダ、アメリカ、コートジボアール、イタリアの5チームが北京五輪に出場する。北京五輪では、日本はオランダ、アメリカと同じグループで戦います。
【日本の試合予定】5月20日 日本-オランダ
5月22日 日本-フランス
5月24日 日本-チリ
5月27日 準決勝
5月29日 3位決定戦、決勝
グループAで2位以内であれば、準決勝、決勝(あるいは3位決定戦)に進出が決まります。3位以下だと、即敗退で、以後のゲームがなくなる。
1試合でも多く、強豪ライバルと戦って、北京へのチーム強化につなげたいわけですから、まず、グループリーグ突破が当面の最大目標ということになりますね。
【U-23日本代表トゥーロン国際ユース遠征メンバー】監督 反町康治
GK 1 西川周作 大分トリニータ
GK 18 山本海人 清水エスパルス
GK 21 林彰洋 流通経済大学
DF 3 青山直晃 清水エスパルス
DF 4 水本裕貴 ガンバ大阪
DF 5 伊野波雅彦 鹿島アントラーズ
DF 9 森重真人 大分トリニータ
DF 12 田中裕介 横浜Fマリノス
DF 14 中村北斗 アビスパ福岡
DF 19 吉田麻也 名古屋グランパス
MF 2 細貝萌 浦和レッズ
MF 6 青山敏弘 サンフレッチェ広島
MF 7 水野晃樹 セルティック(スコットランド)
MF 8 本田圭佑 VVVヘンロ(オランダ)
MF 10 梶山陽平 FC東京
MF 13 谷口博之 川崎フロンターレ
MF 15 上田康太 ジュビロ磐田
MF 16 本田拓也 清水エスパルス
MF 17 梅崎司 浦和レッズ
FW 11 岡崎慎司 清水エスパルス
FW 20 李忠成 柏レイソル
FW 22 森本貴幸 カターニャ(イタリア)
FW 23 エクスデロ・セルヒオ 浦和レッズ
「反町ジャパン」に初招集された選手や、久しぶりに復帰した選手、水野、本田、森本のヨーロッパ組のように、これまで呼びたくてもチーム事情などで呼ぶこと画出来なかった選手など、いろいろです。
この23人のメンバーが北京五輪に向けての最終候補と受け取っていいでしょう。
今回の遠征には参加していませんが、フル代表の「岡田ジャパン」に呼ばれている左右のサイドバックの3人、内田篤人(鹿島)、長友佑都(FC東京)、安田理大(ガンバ大阪)や、五輪組を飛び越してA代表入りを果たした香川真司(セレッソ大阪)なども、最終候補です。これにオーバー・エイジ枠が3人入るとすると、最終候補から五輪代表決定までにまだ数人がふるい落とされることになる。
選手一人ひとりにとっては、トゥーロン国際は、自分がチームに必要なんだと見せる最後の生き残りを賭けた戦いの場でもあります。
日本でのテレビ放映は、現在ところスカパーだけみたいですね。
決勝まで勝ち上がるようだったら、どこか地上波でぜひ放送していただきたいものですが。
5月20日 ツーロンより。石川保昌
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