ツーロン国際ユース第15戦 3位決定戦「コートジボアール-日本」戦
5月29日 18:00 スタッド・マイヨール(ツーロン)
○コートジボアール 2-2 日本×(PK戦4-3)【得点】コートジボアール:フォファナ(11分)、シセ(90分)
日本:エスクデロ(73分)、森重(83分)
【PK戦】コートジボアール:ジャクパ○、フォファナ×、コネ○、アントニー○、シセ○
日本:本田圭○、森重○、森本○、李×、水本×

【コートジボアール】「4-4-2」
GK:1 オクア
DF: 8 ディオマンデ、13 メテ、15 ジャクパ、19 ディアラスバ
MF: 6 アントニー、10 コネ、12 ジャジェジェ、14 ウアタラ→7 クリバリー(33分)
FW: 9 ニャンボ、11 フォファナ
【日本】「4-4-2」
GK:21 林
DF:4 水本、5 伊野波、12 田中、19 吉田
MF:2 細貝、7 水野→8 本田圭(71分)、15 上田→9 森重(71分)、17 梅崎→22 森本(90分)
FW:20 李、23 エスクデロ
もったいないゲーム。いい試合をするのだけど、いまひとつ勝ちきれない。まだそういう水準のチームであるということですね。
日本が「2-1」で1点リードのまま、ロスタイムに突入。あと2分で終了というときに、コートジボアールの執念のプレーで同点に追いつかれてしまった。
左コーナー付近から、コートジボアールのフォワード、フォファナがオーバーヘッドキックでゴール前にセンタリング。フラフラっと上がったボールが日本のディフェンダーと、今大会の得点王ジャジェジェの間でルーズボールになったのを、ジャジェジェが押し込んで同点。
どうしても勝たなければならない北京の本番のゲームで、1点リードでゲーム終盤という展開であれば、もっと早めにMFかDFを交代させて、ピンチの芽をつみ取っていたはずだ。
今大会では、北京五輪に向けて選手の最終選考も兼ねた遠征なので、反町監督自身、「最後の試合でもあったので、90分、プレーできるかどうか試したり、ハーフタイムでの指示をこなせるかどうかをプレーさせてみて確かめたりという起用をしたので、通常よりも交代の判断が遅かったかな」と語っている。
選手たちが、球際で足先がくるぶしからあとひと伸びしてくるようなアフリカ勢のフィジカルの強さを、このゲームで思い知ったとしたら、今後には大きなプラスになるだろう。北京でも、ナイジェリアとの対戦が決まっているから、いいシミュレーションになったはずだ。
ゲームの途中から、大豪雨になり、ピッチに水が浮いて、ボールが転がらず、ボールコントロールがむずかしいゲームになったが、日本の2得点はどちらも素晴らしいコールだった。
1点目は李がエンドライン沿いまでドリブルで持ち込み、ゴール左から上げたクロスをエスクデロが合わせた、2トップによるゴール。
2点目は、梅崎が蹴った左コーナーキックをニア側に飛び込んだ森重が頭で決めた。
どちらも日本らしいゴール。
1点リードのまま、勝ちきってほしいが、それは今後の課題ということになるだろう。
5月31日。ドゥブロブニクより。石川とら。
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