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ドイツW杯 ドイツの歴史認識

この3週間ばかり、北ドイツにいた。来年のサッカー・ドイツW杯に備えて、開催地を事前に見ておこうという旅である。
昨年はフランクフルト、ケルンなどライン川沿いを歩き、今回はドイツ北東部を中心に、ベルリン、ハンブルグ、ハノーバー、ライプチヒの四会場と戦災復興六十年を迎えるドレスデンを訪ねた。六月には南ドイツを回るので、ドイツ各地をほぼ隈無く訪ねることになるだろう。

さて、今回は歴史認識についての日本とドイツの対応の違いを紹介する。
中国の反日デモの活発化のニュースはドイツのテレビでも、連日、アジア関連のトップニュースとして報道されている。
案内してくれている日本通のドイツ人の何人かから
「なぜ日本は第二次大戦についてはっきりと反省と謝罪を表明しないのか?」
と質問を受けてきた。

現在のドイツ人には――連邦政府はもちろん、ドイツ系企業も個人もふくめて――ナチス時代のドイツが第二次大戦を起こしたこと、侵略戦争によってユダヤ人や他国の何百万人かを殺害したことを正確に認識し、その反省のうえに立ってヨーロッパ諸国と新たな関係を構築していく以外、ドイツという国家の再生も信頼回復も不可能だったという常識がある。
そのような明確な歴史認識を社会全体が共有し、具体的かつ継続的な謝罪行為を続けないかぎり、ドイツという国もドイツ経済も成立しないのだということを彼らはあたりまえの道理として知っている。

ドイツは周囲の一〇か国と国境を接する国である。同じ敗戦国でも、島国日本とは事情が大きく異なる。
もしドイツの首相や大統領がヒットラーをはじめとするナチスの旧戦犯を称えたり、花輪を捧げるようなことがあれば、戦禍を被った周囲の国が黙っていないし、そのような人物が公権力に就くことをドイツ国民自体が許さない。

戦犯の靖国合祀という社会の歴史認識の不徹底とでもいうべき問題が戦後のドイツでは発生しなかった。
戦犯の御霊に政府首脳が公的であろうと、私的であろうと玉串を捧げるとなると、侵略を受けた国々は日本政府の謝罪の言葉を真に受けてくれるだろうか。4月27日ベルリンより。

(2005年5月3日「愛媛新聞」掲載)

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