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歴史認識と教科書

ぼくのような歴史認識は「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書の導入採択を推進している側の方から言うと、「自虐史観」というのだそうだ。 

でもね。日本が侵略戦争を行ったという事実は、いくら言い繕っても、事実、あったことなんだから仕方ないのだよ。
お祖父さんたちの戦争は間違っていたのだから。
「大東亜共栄圏」だの、「五族協和」だの、美辞麗句を並べたところで、事実はそういう戦争ではなかった。一部の人にそういう理想があったとしても、日本の戦争遂行を支えるために、中国や朝鮮、東南アジアの人と資本、産業資源を当事の日本が簒奪したというのは否定しようのない歴史的事実である。
その事実から目をそらして、日本人も原爆や空襲で悲惨な目に遭いましたと繰り言を言ったところで、じゃあ、どうしてそんな戦争になってしまったのかと生徒に問われたら、先生たちはどう答えるのか。
戦前の軍国主義日本に加害責任があったことをまずはっきりと認めるところからはじめないと、教えようがないと思うのだ。

太平洋戦争に突入する以前、日本の軍隊が宣戦布告することもなく、約十年間、中国に侵攻していたことを日本人はちゃんと学ぶべきだろう。満州事変を発端とする対中国外交政策の誤りが、日本の国際社会からの孤立化を招き、結果として、太平洋戦争へと突き進むことになった。その間、日本は加害国ではあっても被害国ではなかったのだ。

歴史の事実から目をそらそうとする教科書を、愛媛県がなぜ公立学校の教科書に採択しようとしているのか。遠く離れて、たまに新聞のニュースを見るたびに理解に苦しんでいる。
「教育愛媛」などと呼ばれて受験教育に熱心な県であった時代もあったのだが。三十年も経つと、教育内容や水準は問わない県になってしまったのかなあ。

前回の教科書採択で、扶桑社版の歴史教科書を採択したのは東京都と愛媛県の養護学校のみである。現在の近現代史研究のレベルから見たとき、歴史的事実の認識に誤りや、意図的な民族主義的編纂姿勢が突出した教科書であるため、他府道県では採択されなかった。一言でいえば、「歴史的事実についてのお勉強が足りない」教科書なのだが。

(2005年5月17日「愛媛新聞」掲載)

■歴史認識 関連記事--->http://tra3.blog43.fc2.com/blog-entry-48.html


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