トニー・ペーニャがひとまず主導権これからサンフランシスコに飛びます。空港で「アメリカ-ドミニカ」のゲームサマリーを読んでいるところ。強力打線の両チームですが、緊迫した投手戦だったようですね。ドミニカが9回表に2点を入れて、2勝目をあげ、決勝トーナメント進出を決めました。
ぼくは「プール2」からはアメリカとドミニカが勝ち上がってくると思っています。もちろんプエルトリコにだって可能性がないわけではないですが。
ペーニャ監督が準決勝の対戦相手として日本とオランダのどちらを選んでくるか。前回大会の1次ラウンドでオランダがドミニカに連勝していますが、今回のドミニカチームにはキューバほどのオランダ苦手意識はないと思っています。決勝に勝ち上がる可能性がより高い対戦相手を選んでくる(「プール2」の1位2位決定戦でアメリカかプエルトリコを破れば1位となって準決勝はオランダとあたることになる。2位になると、準決勝で日本との対戦になる)。
アメリカは今日のゲームは落としましたが、使った投手は6人だけ。先発のディッキーが5イニング投げましたが、決勝戦まで勝ち上がれば、中4日でもう一回投げられるのかな。明日のプエルトリコ戦に必勝態勢で臨み、その次の試合(再度のドミニカ戦)に勝つ気で臨んでくるかどうか。決勝まで勝ち上がるとなると、3試合戦うことになりますから、ディッキーを除いた14人の投手陣で3試合分の継投プランを立てなければなりません。3試合のうち、必勝態勢で臨まなくてもいいのはプエルトリコ戦のあとの1位2位決定戦だけ。トーリ監督はそこで投手陣をつぎ込みすぎない戦いを選ぶのではないかな。
ペーニャ監督からすれば、もっとも強敵と考えている日本とは決勝で当たるのでいい。決勝までいけば、相手は日本でもアメリカでもどちらでもいいという考え方で臨んでくる。ひょっとしたら、2度目のアメリカ戦では、1次ラウンド初戦のベネズエラ戦でとってきた9投手に1イニングずつ投げさせるというような手を使ってくるかもしれません。
第1回大会でアメリカがメキシコに敗れたときも、メキシコがそれに近い継投をしてきました。おかげで失点率で日本が大逆転という「アナハイムの奇跡」が起きたのですが。どんなに強力な打線であっても、メジャークラスの9人の投手につながれたら、なかなか点は取れません。
ドミニカとアメリカの2チームのあいだでの主導権は先に決勝トーナメント進出を決めたドミニカ側にあるということです。
1位2位決定戦も僅差の接戦になり、両チームの投手陣が少しでも消耗してくれれば、それは日本にもオランダにも願ったりということになります。
3月15日。成田空港で。
サンフランシスコに着いてネットで「アメリカ-ドミニカ」戦について記事を調べてたら、アメリカチームのデビッド・ライトが次のゲームから欠場する可能性が高いようですね。ライト、4試合で10打点とアメリカの得点源だったから、彼の欠場は痛いね。次のプエルトリコ戦に勝った場合は、パドレスのサード、チェース・ヘドリーを追加招集する予定とのこと。
トニー・ペーニャがチームの勝利に感激して泣いたという記事も。彼ならありそう。
サンフランシスコ、予想していたよりも昼は暖かでした。試合のある夜は気温10度くらいまで下がるかもしれませんが。
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