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「高橋早稲田」春秋連覇! おめでとう その3

普段どおりのプレーをしよう。  
最初に書きましたが、早稲田の秋のリーグ優勝はタナボタの優勝でした。
これは高橋監督も、明治が法政に「1勝2敗」で勝ち点を落とした日に、選手たちを集めて「棚からぼた餅が落ちてきた。このぼた餅はありがたくいただかなきゃいかん」と言ったそうです。
早慶戦の前週、「明治-法政」戦の第1戦で、明治が法政に「4-1」で勝ち、明治があと1試合勝てば明治優勝となった時点で、さすがに私もあきらめました。高橋監督に言わせたら、「優勝の可能性なんか0.01%しかなかった」と。ところが、第2戦、明治の左腕エース上原がメッタ打ちされて2回2/3で7失点してKOされます。
「あれあれ、これはひょっとしたら?」と、2割くらいかな、捕らぬタヌキで(もちろん、それでも明治が圧倒的に有利だったわけですが)法政のがんばりに期待して結果を待っていました。 
第3戦も、投手陣が踏ん張ったにもかかわらず、明治は打線が沈黙。ランナーが出ても、二塁に進めることさえできない。「1-1」のまま延長戦突入。明治の選手たち、もうガチガチだったのでしょう。延長13回、「2-1」で法政の勝利。明治の勝ち点は「4」のまま。
「明治の負け=早稲田の自力優勝復活」ですから、すぐ高橋監督にハッパのメールを入れました。
「行け、行けでいてまえと、応援団は思てるよ(勢いに乗って、2連勝でいけの意)」と、
監督から2分もたたずに「了解です」の返信。
早慶両校に優勝のチャンスありです。慶応は2連勝すれば明治との優勝決定戦。早稲田は2勝1敗でも勝ち点をとれば、優勝。慶応が2勝1敗の場合は、明治の優勝。
計算上は早稲田有利ですが、慶応は2連勝以外、優勝のチャンスがないわけですから、連勝するしかないと立ち向かってくるでしょう。「1戦落としても、2勝すれば」などと、勝負事は受け身に立ってはダメです。ここぞというときは勝ちにいかないといけない。
選手たちに、こういう試合は勝たないといけない、勝っていくぞと宣言して、選手たちの気持ちを刺激しないといけません。春の連戦連勝で、チーム全体が勝つ味を知っていますから、監督の檄に反応してチーム全体の戦意が一気にわき上がったはずです。

しかし、秋のシーズン、攻守ともに、早稲田は春のいい状態ではありませんでした。
春は打撃ベスト10のうち5人を早稲田のバッターが占めていたのに、秋は首位打者を取った重信と道端の2人だけ。春のようには打線がつながらないチームになっていました。攻撃力では、この秋のシーズン、打撃開眼してともに5HRの横尾、谷田を中軸に置いた慶応のほうがより破壊力を感じさせました。
この秋、早稲田が苦戦したいちばんの理由は、春に4勝を挙げて優勝の立役者となったエース大竹の故障でした。春は6試合50イニング投げて最優秀投手(防御率0.89)となり、抜群の成績を残した大竹が、4試合15イニングを投げて1勝もなし。大竹が登板した試合も、故障を悪化させるのを嫌ったのでしょう。4イニング以上は投げさせないで、打線の奮起とリリーフ陣のがんばりで明治戦以外はなんとか勝ちに結びつけ、早慶戦まで勝率を落とさずにたどりついたという感じでした。

慶応は、左打線の早稲田が相手なので、4年生左腕の三宮、加嶋の両先発で来るでしょう。そんなに連打は打てないでしょう。大竹を欠いた早稲田の投手陣が慶応打線をどう抑えるか。僅差のゲームにもっていって、チームとして勝ち味を知っている早稲田が総合力で上回ることができるかどうかが勝負ポイントとなるでしょう。

第1戦は気温12~13度、7~8m強風の向かい風。横尾、谷田、茂木といった長距離ヒッターも、この逆風ではフェンス越えはむずかしいか。天候は早稲田にやや有利。
早稲田は予想通り、慶応三宮、早稲田小島の先発。大竹が投げるとしたら第2戦か。
1年生ながら、春3勝、秋すでに2勝の左腕小島ですが、コントロールにバラつきがあり、初回から2四球。早稲田、初回からリリーフ陣、ブルペンでウォームアップ開始。小島がつかまるようだったら、最小失点でほかの投手につないでいく、気温が低いからいつでもいけるように肩をつくっておけというベンチの指示か。
両投手、毎回のようにランナーを出す。三宮が6回5四球被安打4、リリーフの加藤拓が2回で四死球3。小島が8回まで四死球7被安打5。ゲーム展開としては、四死球出塁数が多かった分、中盤まで慶応がやや押し気味のゲームでしたが、小島が踏ん張って決定打を許さず、早稲田が6回に奪った2点を抑えきったというゲームでした。小島をいつ代えてもおかしくなかったのですが、9回最初の代打岩見にレフト越えHRを打たれるまで(この回から風向きが変わった)我慢に我慢を重ねて小島を引っ張りました。小島に代わった吉野が1イニングを抑えて第1戦早稲田勝利。

早稲田の第1戦勝利で慶応に優勝決定戦進出の可能性はなくなりました。「優勝」というモチベーションのなくなったチームは、メンタル面で粘りがなくなります。これは仕方ないでしょう。
第2戦、早稲田は大竹の先発。法政戦以来の2週間ぶりの登板となりました。大竹が尻上がりに完璧なピッチングを見せます。短いイニングしか投げさせないで、故障から癒えるのを辛抱強く待ったかいがありました。
この試合、早稲田の2得点は、相手エラーと投手のワイルドピッチによるもの。ランナーを出してプレッシャーをかけ続けた結果、相手のミスを誘いました。
2試合とも、一見、地味な投手戦に見えますが、我慢比べに耐え抜いた早稲田の勝ち。厳しい試合でしたが、2試合通じて、一度も、ゲームの主導権を慶応に渡さなかった。そういう試合運びに持ち込んだ「高橋早稲田」の勝利と言っていいでしょう。派手に打ち勝ったわけではないですが、普段どおりの早稲田野球で押し切った結果の連勝でした。
これで早稲田は、春、大学日本選手権、秋の「3冠」達成です。明治神宮大会で「4冠」を目指すことになりますが、2週間で打線がつながりを取り戻せるかどうか。期待したいですね。

【追伸】
11/9より、久しぶりに台湾へ遠征。早稲田、決勝戦まで残ってくれると、応援に駆けつけられるのだけど。がんばってください。
「フレー! フレー! 早稲田」
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