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◆酉年スペシャル! 悪ガラス小弥太 第5回

小弥太飛んだ!

ヤタ、初めて飛ぶ。ケージから洗面所まで3.5メートル。
バサバサ、バサバサ。洗面所のドアに頭からぶつかってそのまま落下。
初飛行に小太兄(犬)、りんず(弟猫)ビックリ。
小太郎が吠えながら駆け寄ったので、ヤタ、大慌てになって腰を抜かし、
「ギャワ、ギャワ」バサバサ、翼で床をはって逃げる。
 # 悪ガラス小弥太

パニック小弥太png

ヤタが初めて飛んだのはうちに来て2週間ほどたったころだった。
羽根がだいぶん生えてきたので、体全体が大きく見えるようになった。
うちに来た時点で体重は350g前後、それが500gくらいまで増えた。
ハシブトガラスのサイズは、体長(頭からしっぽの先まで)が50cm前後、翼を広げると1mくらいと言われるが、
ヤタはちょっと小ぶりだった。体長は45cmくらい、両翼を広げると90cmくらい。
都会で始終、見ることができる野鳥のなかでは、ハシブトはもっとも大きい鳥だ。
獣医さんからもらったケージは中型犬用のケージだったが、翼を広げると、ちょっと狭く感じるくらいだった。

手乗り文鳥を育てたことはあったが、カラスの育て方など二人ともわからない。
当時は、日本のカラスについて、参考になる書籍はほとんどなかった。カラスの害が声高に議論されていた時期だったが、日本のハシブトガラスの生態について研究書も論文もほとんど書かれてなかったんじゃないかな。

図書館でローレンツの本だったり、動物行動学、生態学の本を借りてきては読んだ。
ベルンド・ハインリッチの「ワタリガラスの謎」は、ヤタについて、あるいはカラス一般について、将来、ヤタを若ガラスの群れに返すことについて考えるとき、とても参考になった。
ヨメさんもぼくも、生物学の研究者ではなく、単なる「動物好きお人好し」でしかなかったので、
ヤタの飼育について記録をとらなかった。縁あって家族に仲間入りしたヤタを育てただけである。

餌は、成長期のヒナには動物タンパクが必要なはずだからと、猫用のツナ缶をメインに与えた。
小鳥屋で小鳥用のカルシウム・ペレットなども買ってきたように思う。
とにかく食い意地が張っているので、餌やりは大変ではなかった。「グルグルグルグゥワガーッ」と鳴きながら、大口を開けるので、そこにツナのかけらを押し込んでやれば、ゴクン、また、「グルグルグルグゥワガーッ」で、パックン、ゴックン。
どのくらいやれば、適量なのかがわからない。もっと、もっととねだらなくなれば、それでおしまい。

カラスの両頬には、「そのう」という内ポケットのような袋があり、頬がぱんぱんに膨らむまで口の中に餌をほおばることがある。
自然状態では、毎日、餌に恵まれるとは限らないから、野生のカラスは餌を見つけたときは口にほおばれるだけほおばって、ライバルから飛んで逃げる。そうして、木のうろなどに隠しておいて、あとでゆっくり食べるんだという。やった餌をゴクンと呑み込まないで、そのうにためるようなら、餌やり終了。

ご飯が終わったら、窓のすぐ脇に生えている桜の枝でお休み。飛んでいく心配がないので、そこに止まらせておけば、一日、「グルグル・グァッグァ」と独り言を言って遊んでいる。

ケージの外に出してやると、何度もはばたきを繰り返すようになっていたが、右の羽根が生えそろってなく、まだ翼で飛ぶことはできなかった。移動するときは、チョンチョンチョンと両足でホッピングしながら動く。ケージの上からソファーの背もたれへ、背もたれからテーブルの上へと、ジャンプで移動するようになった。
うちでは、猫たちもテーブルの上に上がってはいけない。猫たちのしつけ役は小太郎の役だ。
茶々やりんずがテーブルに飛び乗ったりすると、小太郎が飛んできて、しっぽをかんで引きずり下ろす。猫たちは自分が悪いことをやったことを知っているので、かじられても文句は言わない。

言うことをきかないヤタに小太郎がますます怒る。
二人の関係がこれ以上、悪化するのを避けないといけなかった。……→つづく。
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