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世界女子ソフトボール選手権 1


マジでアジ~ィ。「世界女子ソフトボール選手権」

8月2日 開会式
8月2日 開会式 成田市 ナスパ・スタジアム

千葉でソフトボール漬けの夏となった。
WBSC世界女子ソフトボール選手権である。
グループリーグから決勝トーナメントまで全部で23試合を観た。

世界から16チームがAB2グループに分かれて総当たり制のグループリーグ戦。
グルプリーグ戦だけで56試合。1日に10試前後を千葉県内の3球場で同時に行うので、すべてのゲームを観ることは不可能。
2020年に日本と争うことになるだろうと思われる上位チームの試合を中心に、2球場をはしごしながら観戦という日もあった。

とにかく暑い。35~39度くらいの気温、日陰のないスタンドで白いタオルを頭からかぶって2試合、あるいは3試合観るというのは苦行です。
ただし、想い出せば、アテネの暑さ、北京の暑さはこれ以上だった。

夏のオリンピックというのは、スポーツトーナメントであると同時に我慢会のようなところがあるイベントなので。地球温暖化が今後も進んでいくのであれば、夏のオリンピックは南半球かグリーンランドとかアラスカで開催する、あるいは北半球でやるなら秋開催とかにすることを考えるべき時代でしょう。

いまさら、開催やめますとか、秋に変更しますなんて、現実問題、できないわけだから、たとえば、スタジアムの周囲や待ち合わせの場所に、木陰がほしい。長い行列ができるであろうシャトルバスの乗り場には、介護所やミスト噴射冷房が必要となるだろう。サマータイムの導入などというアイデアは、実行に移すにはあまりに準備がなさ過ぎて、実現不可能ではないか。

グループリーグのほぼ最終日に、台風13号が襲来して千葉県をほぼ直撃することになったから、日程を消化することができるのか気をもんだが、ギリギリセーフ。大会関係者やスタッフの不眠の努力で、雨との戦いでグラウンドを整備して乗り切ることができたのは感嘆に値する。

また、ボランティアや千葉県、開催市などの協力がなければ、運営もスムーズにはいかなかった。決勝トーナメントが行われたZOZOマリンスタジアムはよく知っていても、成田や市原、習志野の球場に出かけることなど、まずなかったから、いったいどの電車でどの駅で降りるのがいいのかも分からないのだ。駅に待機しているボランティアからガイドしてもらえないと、試合開始までに球場にたどり着けなかっただろう。

2年後の東京は、数百倍の規模の観客動員が見込まれるはずなので、そういう問題を考えるうえでも非常に参考になった。
一部の東京外開催地からは、県の担当者が視察に来ており、どういう準備に取りかかっているのかを聞くこともできた。

8月10日からの決勝トーナメントは、AB両グループの上位8チームと下位の8チームに分かれての順位決定戦。こちらは日本、アメリカなどが勝ち上がってきた上位チームの試合を決勝戦まで観た。

アテネや北京でもソフトボールを観てはいるが、ソフトボールとはなんぞやというほど理解していたわけではなかった。2年後にソフトボールを取材することになるかどうかもわからないが、北京から10年、世界のソフトボールがどう変化してきているのかを観ておきたいというのが今回の目的。

ひとつのスポーツについて知りたいと思うと、実際にプレーをするか、ゲームを数多く観ることにつきる。それも、世界ランカーのゲームを連続して観るというのがベストだというのがぼくの考え方。
知ったスポーツライター連中も来ていることだろうと思って出かけたのだが、新聞、通信、テレビ局のスポーツ記者以外、フリーのジャーナリストはゼロ。野球系のライターは、みな、「100年甲子園」に向かっているらしい。

新聞、通信社が記者を出しているといっても、日本戦の取材をするだけ。
たとえば、決勝トーナメント準々決勝で、「カナダ-オーストラリア」の勝者が、日本とアメリカのどちらかと準決勝を戦うことになっているのに、勝ったカナダチームの監督記者会見に記者だれ一人現れない。主催者側がせっかく会見用に通訳をつけてくれているのに、もったいないことだと思う。すべての全国紙、スポーツ紙が記者1人か2人、送り込んでいるのだけど、それである。

各社、「上野の熱投」を書けばいいとしか考えてないのだろうなあ。
北京はそれでよかったさ。それしかなかったんだから。
でも、あれから10年経っているのだよ。上野は勝つことだけを考えて投げるだろうけど、相手チームがどのような上野対策を考えてチーム強化を進めてきたかを、観ることもできれば、話を聞くこともできるのに、しないんだなあ。
まあ、進歩のない運動部だこと。

2018.8.13


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