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UEFA ドッカーン。奈落…

EUROとかW杯とかに「ああ観に行きたいなあ」から、「よーし。行くんだ」と変化する時期というのは、最高の躁状態になっています。矢でも鉄砲でも持ってきやがれ状態。
2004年の正月はそういう気分で明けました。
EURO2004はポルトガル1国開催だし、ポルトガルという国のサイズを考えると、出かけたら全部、観倒してやるんだと、綿密な観戦プランを立てましてね。

「あんたの申請はすべてreject(拒否)よ!」というUEFAのメールをもらったのは1月5日でした。
「エェ――ッ??????」
頭の中、真っ白になりました。
リスボンにもポルトにも、もうベースキャンプの宿を一か月、押さえてた。
あわててUEFAのホームページにアクセスしようにも、「拒否よ!」ですから、アクセスできない。
そりゃあ、UEFAに取材申請したのははじめてだったけどね。行く気になってんだから、それはないでしょ。
だって、このあいだまで「OK」って、Helga君(コンピューター・システムの名前らしい)が「いらっしゃい」と言ってくれてたわけじゃないですか。

そりゃね。ぼくだってUEFAが「一見さん」を簡単に受け入れてくれるとは思っていなかったですよ。2002年のW杯のときに、FIFAの会長選の取材で仲良くなったあるUEFA幹部が、「石川、一度、UEFAのイベントも取材に来いよ」と誘ってくれたから、取材申請登録をしたわけで。

それから4か月、英文メールを書きまくることになりました。謝罪文、お願い状、くさくない自己推薦状というようなものをちゃんと書く訓練をすると、英文メール、上達します(笑)。
何十通、書いたことか。
その結果、申請を再度、受け付けてくれることにはなったのですが、「ブラックリストに載っているケニアに住んでいる日本人?」というところで、また「拒否よ!」になるわけ。

基本的な問題は、ぼくがフットボール・ジャーナリストじゃなかったから。
サッカーが好きで、10年、20年と、サッカーを観て、サッカーについて原稿を書き、その延長でEUROやW杯を何度も身銭で観に行って、その実績を認められて、やっと、その国の協会とか、UEFAやFIFAも、あんた来ていいよと認めるわけです。
でも、ぼくがサッカーを取材したり、サッカーについて書いたりするようになったのは45歳過ぎてだったから。そういう具合にしている時間がもうなかった。
試合を観て楽しむだけなら、別にチケットを買って出かけりゃすむのだけど、98年のW杯や2002年の日韓大会で掴みきれなかったひとつのトーナメントについて、じっくり書いてみたかった。W杯の本大会は32か国、EUROは16か国でしょう。グループリーグから決勝トーナメント、そしてファイナルまで、EUROのサイズだと、ひとりでカバーできるんですね。日韓大会で、今度、機会があったら、こういう取材のやり方をしてみたいと考えてきたこともあったし。

結局、最後の最後には、スイスのUEFA本部まで出かけることになりました。
担当者と会って、ちゃんと話をして誤解を解いたおかげで、「ああ、日本の石川オジか」と、わかってくれる仲間が何人もできた。
いま考えると、あのとき、「拒否よ!」と一度、ひじ鉄をくらったのは悪いことではなかったのかもしれません。

将来、フットボール・ジャーナリストになりたい、スポーツ・ライターになりたいとか、サッカーの世界で仕事をしたいと思っている若い方は、英語やスペイン語(ラテン系の言葉)の読み書きができたほうがいい。メールなら辞書を引きながら書くことができるでしょう。しっかり読み書きできるようになれば、自然、話すこともできるようになります。

2005/12/29 石川とら
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