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2017 WBC 決勝「アメリカ-プエルトリコ」戦

アメリカ、プエルトリコともほぼオーダー変えず。  
2017 WBC 決勝「プエルトリコ-アメリカ」 

【先攻】アメリカ
1番 3 2B キンスラー 右右 タイガース 
2番 10 CF A.ジョーンズ 右右 オリオールズ 
3番 7 LF イエリッチ 右左 マーリンズ 
4番 12 3B アレナド 右右 ロッキーズ 
5番 35 1B ホズマー 左左 ロイヤルズ 
6番 22 RF マカチェン 右右 パイレーツ
7番 26 SS クロフォード 右左 ジャイアンツ 
8番 27 DH スタントン 右右 マーリンズ 
9番 25 C ルクロイ 右右 レンジャース
先発投手 6 ストローマン 右投げ ブルージェイズ

【後攻】プエルトリコ
1番 16 A.パガン LF 右両  ジャイアンツ
2番 12 リンドア SS 右両  インディアンス
3番 1  コレア 3B 右右 アストロズ
4番 15 ベルトラン DH 右両 レンジャース
5番 4  モリーナ C 右右 カーディナルス
6番 9  バエス 2B 右右 カブス
7番 17 ロサリオ RF 右左 ツィンズ
8番 5  T.J.リベラ 1B 右右  メッツ
9番 7 CF K.エルナンデス CF 右右 ドジャース

先発投手 67 ルーゴ 右投げ メッツ

2017 WBC 「日本-アメリカ」戦総括

相手をナメてちゃ勝てないよ。

2017 WBC「日本-アメリカ」戦 戦評

日本がなぜ敗れたのかについて、まとめておきます。

アメリカに打たれた安打数が6、日本が4、得点「1-2」。
完全な投手戦ゲーム。
投手戦でアメリカが繰り出してきた7投手を攻略できなかった。
日本ベンチも、アメリカのリリーフ陣が左右、いろんなタイプがそろっていて、リードを許した状態で中盤以降になると、イニング毎に別な投手がつないでくるだろうと予想していたので、先発のロアークをどう打ちくずすかを試合のカギと考えていたはずである。

――ベンチの基本的な戦略については、試合の前日に、日本チームの志田スコアラーと情報交換しましたが、ほぼ、ベンチの考え方はそうだったと思います。

ロアークからどうやって先制点を取るか。それが、たとえば、1回裏ノーアウトで、死球で出塁した山田を犠牲バントで二塁へ送るという一見、消極的な戦術選択になったわけです。これは、動くボールで内野ゴロを取っていくタイプのロアークと対する場合(内野ゴロゲッツーという可能性が高いので)、賢明な選択だったと考えます。スコアリングポジションにランナーを置いて、青木、筒香に狙わせる。いちばん得点の可能性が高い戦術だったと思います。

ところが、このロアークを打ち崩せない。ロアークは今回のWBCでは1次ラウンドで1回1/3しか投げていない投手で、その登板結果もよくなかったから、その程度の投手が偶然、日本戦登板のローテーションになったんだという、楽観論が仇になったのではないかな。
ロアークは、昨シーズン、ナショナルズで16勝をあげている先発ですので、どういう球を投げてくるかなどは事前に調べようと思えば、できた投手のはずだったのですが。
このあたりのデータ野球のレベルは、4強のなかで日本がいちばん劣っていたのではないかな。
小久保監督が、試合後の会見で、「動く球をとらえられなかった。想像していた以上に、1次ラウンドや2次ラウンドであたったレベルとは違う水準の動く球だった」と話しましたが、ファイナル・ラウンドに上がってくるレベルのチーム力がそれだけ高くなることを覚悟していなかったというのは、不勉強の極みというしかない。

相手チームのレベルを現実的な意味で把握していたなら、たとえば、次のような選択はしなかったと思います。
たとえば、「菅野を5回終わりで替えるのではなく、6回まで投げさせた」、「千賀を1イニング限定でなく、2イニング投げさせた」。こんな相手をなめたことやっていると、やられちゃうよと、つぶやきながら観ていましたが、案の定です。

4回表終了時で「0-1」。6回までリードを許したままだと、メジャー各球団のクローザーを並べたリリーフ陣が来るわけですから、次の1点を取られたら、試合は終わりです。

相手に得点を取られないことに最大限の注意力を払わなければならなかったのに、「今日の菅野の調子なら大丈夫だろう」と、アメリカ打線が3回り目に入っても、菅野続投。本当に勝とうと思っているのなら、相手をなめちゃいけない。石橋を渡らなければならない。そのずさんさが、「千賀が7回を3者三振だから、8回も続投」という判断につながってくる。

記者会見で小久保監督に確認したら、「もし、7回裏に得点できたら、別の投手に替えるつもりだった。得点できなかったら続投という判断だった」と、答えました。

千賀投手、よかったです。ただし、こういう大きい試合で、7回、8回を、1次ラウンドや2次ラウンドとはまったくレベルの違う打者と、「1-1」という極限状態のプレッシャーのかかる状態で投げていたんです。千賀投手をこれまでの試合で、重要な局面で2回とか3回とかを投げさせてきているのならまた別ですが、試していないことを要求するのは、相手のレベルを考えたら、期待のし過ぎ、酷な注文だったように思います。

相手チームの打者の特性などを日本のバッテリーがどう考えていたかはなんともいえませんが、先取点を取られたときのマカチェンへの外角へ1球変化球で外して入ったあと、(ストレート系の球か? モニターを見ていないので球種不明)ストライクを取りにいったのを狙い打たれているのですが、マカチェンとかクロフォードという気持ちで打っていく打者にああいう入り方をすると、やられます。もっと内角に攻め込んで、踏み込めないようにしてからという嫌らしい投球をしないとね。
そういうデータを、たぶん今回の日本チームは重要視しなかったのかなと思います。

それから、今回、「アメリカ・チームは本気だからね」というような論評をよく見かけますが、投手については、大事な投手を各球団から預かっているわけなので、決勝戦が終われば、球団のキャンプで過ごしているのと同じ状態で球団に還さないといけないので、しっかりしたトレーニング管理をしています。

しかし、野手についていいますと、たとえば、4番のアレナドは、日本戦でも4打数4三振。(サンディエゴで1度だけ、当たりそこねの安打を観ていますが)、ヒットが打てる状態ではありません。それでも、アレナドをチームに招集するのに、ライバルの三塁手は呼ばない、全試合、先発出場させるというような(4番で使うという条項まで入っているかどうかは不明)細かい条項が入っているのでしょうね。アメリカがもし、どうしても優勝したいなら、打てないアレナドを外して、ほかの内野手を入れたほうが、たぶん「+2」くらい、得点力は上がるでしょう。しかし、昨日の監督会見でもリーランド監督は、「私はラインナップはいじらない」と言っています。アメリカがWBCで勝てない理由は、現在も続いている。そして、その意味では、決してベストの状態でないアメリカに対して、「1-2」の緊迫した試合結果ではあったけど、勝てなかった日本だったというのが、ぼくの総括ということになります。

2017/03/22 ロスより。石川とら

WBC 2017 準決勝「日本-アメリカ」戦

リーランド爺さん、やはりアレナド4番です。
日本は、常勝オーダーを変える必要がない。


両軍、先発ラインナップ発表

2017 WBC 準決勝「日本-アメリカ」

【先攻】アメリカ
1番 3 2B キンスラー 右右 タイガース 
2番 10 CF A.ジョーンズ 右右 オリオールズ 
3番 7 LF イエリッチ 右左 マーリンズ 
4番 12 3B アレナド 右右 ロッキーズ 
5番 35 1B ホズマー 左左 ロイヤルズ 
6番 22 RF マカチェン 右右 パイレーツ
7番 28 C ポ-ジー 右右 ジャイアンツ
8番 27 DH スタントン 右右 マーリンズ 
9番 26 SS クロフォード 右左 ジャイアンツ 

先発投手 57 ロアーク 右投げ ナショナルズ

【後攻】日本
1番 23 山田 哲人 右右(DH)
2番 4 菊池 涼介 右右(2B)
3番 7 青木 宣親 右左(RF)
4番 25 筒香 嘉智 右左(LF)
5番 13 中田 翔 右右(1B)
6番 6 坂本 勇人 右右(SS)
7番 3 松田 宣浩 右右(3B)
8番 55 秋山 翔吾 右左(CF)
9番 22 小林 誠司 右右(C)

先発投手 11 菅野 智之 右投げ

ドジャースタジアム、残念。小雨。気温は14度くらいかな。少々、肌寒い。いま、日本は朝9:00前?
ロサンゼルスとは、16時間の時差ですか。こちらは、21日の17:00。まだ明るい。試合開始まで、内野にはまだシートがかぶされたままです。日本からの応援団がそろそろ観客席に入り始めたところです。

2017 WBC「ドミニカ-アメリカ」戦評

またいつか Someday, if possible
「ドミニカ-アメリカ」戦に打ちのめされて

2017年のWBCは、東京での「日本-オランダ」戦と、サンディエゴでの2次ラウンド「ドミニカ-アメリカ」戦の2試合で、多くの野球ファンの記憶に残る大会になるのではないでしょうか。WBCはただの時期外れの国際トーナメントでなく、本当に素晴らしいトーナメントに育ちつつあるのを感じています。

ぼくは野球も観ますけど、野球ならなんでもいいという「野球贔屓」ではないので、わりと冷静に観ているほうだと自分では思っているのですが、それでも、この2試合は、目をみはらざるをえないゲームでした。
その2試合、両方を現場で取材しながら観戦できたことを、とてもうれしく思っています。

試合後、ドミニカのヘッド・守備コーチのジュニオール・ノボアに別れのあいさつをしにクラブハウスまで訪ねました。トニー・ペーニャ監督も一緒に、2人とも憔悴しきった表情で出てきました。
ペーニャ監督からはその前に記者会見で敗戦の弁を聞いていましたが、ユニフォーム姿だとしっかり話していたのが、私服に着替えたら、疲れきったお爺ちゃんがふたりという感じでした。2人も、そしてぼくも60台半ばになってしまったのだから、それは奇妙なことではないのだけれど。
「ああ、今日はなにも言わないよ。兄弟たちのシンパティコさ」
そう言って、ぼくたちは抱き合い、「またいつか、サントドミンゴか東京で」と別れました。

野球ですからというか、勝負事というのは、勝敗は時の運です。大好きなチームが負けてきえていくのは仕方のないことです。
ひょっとしたら、日本とドミニカの対戦ができるかなという機会は、結局、4回ともつぶれました。はたして、いつか。そんな日がくるのだろうか。

試合の流れそのものについて考えると、ドミニカが「2-0」の段階で、2回裏にノーアウト二三塁のチャンスを作り、しかも打順が1番に回ったときだったのに、追加点を取れなかったことが、ドミニカが試合の主導権をつかめなかったいちばんの原因になるでしょう。

「ドミニカ-アメリカ」の戦いは、野球というゲームよりも、重量強の格闘技のような試合でした。一瞬の隙を見せたら、それが致命傷になる。
考えてもごらんなさい。8番に入ったジャンカルロ・スタントンのたった一振りで、140m向こうのレフトの外野バルコニー席でボールが跳ねているのです。

そして、アダム・ジョーンズのスーパー・キャッチ。あんな信じられないプレーが、こんな重量級激突のゲームで起きるというミラクル。
ペトコ・パークはホームランが出にくい球場だといいます。でも、マニー・マチャドは打った瞬間、入ったという手応えがあったのでしょう。走り出しもしなかった。バックネット裏5階のプレスボックスからも、ボールが高く、遠くへ、遠くへと運ばれていくのが見えました。
ゲーム後、アダムは試合後の記者会見で、こう話しました。
「まだ、ぼくはあのボールをとったということが信じられないでいるんだ。ボールが弾かれた瞬間、ああ、この当たりは伸びるぞと思って、後ろへ、後ろへ下がったんだ。このカリフォルニアの空がボールの飛ぶスピードを遅くした。わかるかい。そして、果てがないように飛んでいくんだ。まるで、ぼくと一緒に遊んでいるようにね。ぼくは、ボールを追って、壁にぶつかってもかまわないと思いながら走っていた。そして、下がって、下がって、ボールを追いかけて、試合が終わって、自分がボールをつかんだのをリプレーで見たわけさ」
まるで、キンセラの小説にでも、出てきそうな話だった。

“I’m still in kind of shock that I even got that ball. I mean, off the bat I’m just like this ball’s hit really far, so just keep going, keep going. You know this California sir’s going to slow it down, and just never quit. That’s just the style I play with. I don’t mind running into a wall or two. I just kept going after the ball, and I’ve seen the replay after the game, and I went for the catch.”

事実、プレスボックスからアダムがゆっくりゆっくり下がっていくのが見えた。でも、いくらなんでも、フェンスを越えたと思ったさ。エーッ、観客席の中へ手を突っ込んだのかい? まるでスローモーションのように、アダムが左手を大きく伸ばしたのが見えた。

トニー・ペーニャは、この試合の分岐点を聞かれて、アダム・ジョーンズのあのキャッチにやられたと応えた。
「もちろん、あの後、ロビンソンがHRをすぐ打ち返したし、また、最後にダメ押し点を取られたという最悪の展開もあったが、アダムのあのスーパー・プレーでわれわれは闘志を砕かれたのさ。あんな奇跡のようなプレーが、こういう試合で出るということがすべてだろうね」

アダム・ジョーンズを、とても偶然なことなのだが、彼がデビューしたときからぼくは知っている。
彼のデビュー戦の(彼はマリナーズでメジャー入りした)ブルージェイズとのゲームはロジャーズセンターで観た。また、初HRだったはずだが、ヤンキーススタジアムで彼のHRも観た。2006年か2008年だったと思う。当時は、ものすごい体力をしているけど、どこか垢抜けない新人だった印象が強いが、いまや「チームUSA」の中心選手(キャプテン格の選手である)になった。

たしか、彼はサンディエゴ育ちだったはずで、父親も、お兄さんもサンディエゴの基地に勤めている。だから、サンディエゴでこういうスーパー・プレーをすると、ファンからの声援の声がますます大きくなる。アダム・ジョーンズの元気は、今後もチームを引っ張っていくことになるんだろう。

アダムとジャンカルロ・スタントンに、ロスの準決勝で対戦することが決まった日本の野球のスタイルについて、どんなことを考えているか、聞いてみた。
アダム・ジョーンズ
「ぼくはWBCのテレビ放送でも、日本チームを観ているけど、幸いなことに、ぼくはイチローと城島健司の2人と、何年か、一緒にプレーすることができたので、日本の野球というのは、まず、非常に素晴らしいということを知っています。日本のプレーヤーはとてもきれいな野球(clean baseball)をします。日本の選手はものすごく基礎がしっかりしている。彼らは当たり前のように、ランナーを前に進める(ランナーの後ろに打つ)打撃をします。ヒット・エンド・ランを当たり前のようにこなします。ピッチャーも素晴らしい。しっかり投げてくる。アメリカの野球は、もっとパワフルなので、日本の野球とは少しスタイルが違うと思いますが、それでも、いずれ、アメリカの野球も、その完成度で、日本の選手から学ばないといけないことがいろいろあることを知っています。イチローが守り、返球するときの正確さ(たとえば、彼はコインを投げたところにボールを正確に投げ返すというのをぼくは何度も見ています)、城島のキャッチングやフレーミングの素晴らしさ。そういう日本の選手の完璧な技術に対して、われわれは拍手を送ってきたし、尊敬しています」
ジャンカルロ・スタントン
「日本の選手たちがプレーするのを見るのがものすごく面白い。日本の選手たちは、とってもユニークで歯切れのいい(crisp)プレーをしますね。ピッチングだったら、足を高く蹴り上げて、投げてくる。とってもクールだよね。そういうアメリカにはないスタイルの野球が見られるから、このトーナメントはクールなんだ。いろんな国のいろんなスタイルの野球の伝統とか、それから、みんながどういう具合に、その国の野球のスタイルを作り出したんだろうかと考えることができるから。日本の野球はとても興味があります」

ぼく自身は、決まったものは仕方ないからアメリカとの準決勝を楽しむつもりでいます。
重量級の柔道のようなタイプのアメリカン・スタイルのパワー・ゲームをしなければ(たとえば、プエルトリコが今大会、足をからめた機動力ゲームでアメリカに勝っているように)、方法はあるはずだと考えています。


2017/03/19 サンディエゴで。石川とら

2017 WBC 準決勝1「プエルトリコ-オランダ」

オランダ、ディディの欠場をどうカバーするか?
プエルトリコ不動のスターティング・ラインナップ。
 
 


2017 WBC 3月20日 準決勝「プエルトリコ-オランダ」戦 先発発表

【先攻】オランダ
1番 2 シモンズ SS 右右
2番 1 ボガーツ 3B 右右
3番 10 プロファー CF 右両
4番 4 バレンティン RF 右右
5番 6 ジョナサン・スクープ 2B 右右
6番 37 ザラーガ C右両
7番 7 デカスター 1B 右右
8番 30 スミス DH 右右 
9番 35 サムス LF 右右

先発投手 44 バンデンハーク 右投げ

【後攻】プエルトリコ
1番 16 A.パガン LF 右両 
2番 12 リンドア SS 右両 
3番 1  コレア 3B 右右 
4番 15 ベルトラン DH 右両 
5番 4  モリーナ C 右右 
6番 9  バエス 2B 右右 
7番 17 ロサリオ RF 右左 
8番 5  T.J.リベラ 1B 右右 
9番 3  フェンテス CF 左左 

先発投手 28ロペス 右投げ

【1回表】
シモンズ、ボテボテのサードゴロH。ボガーツ、死球で無死一二塁。プロファーの1球目、プロファーが送りバントの構えで見逃し。キャッチャー、モリーナ、ショートに送球、ランナー、シモンズ、三遊間に挟まれて挟殺「2-6-5」。プロファー、ライト前Hで1死一三塁。プロファーが一塁ベースから離れて喜んでいるのを見て、モリーナ、一塁に送球。プロファー、タッチアウト「9-2-3」で2死三塁。バレンティン、打った瞬間、分かるレフトオーバーの2RHRでオランダ先制。「0-2」。Jスクープ、セカンドゴロ。オランダ、試合開始早々、2つの走塁ミス。バレンティンのHRで先制したものの、試合の入りとしては、最低。
【1回裏】
パガン、ファーストゴロ。リンドア、左中間に2BH。コレア、左中間へ2RHR。センター一歩も動けず、見送る強烈な当たり。「2-2」。バンデンハーク、「1-2」と変化球主体で押し込んでいたのだが、その変化球を狙われたか。ベルトラン、ライト前H。モリーナの打席に、プエルトリコ応援団から大歓声。1回の2つの牽制アウトのせいもあり、観客の大声援も当たり前か。バンデンハーク、この回、22球のうち、15球がストライク。早めに自分のカウントにしているが、
【2回表】
ザラーガ、レフトフライ。デカスターの強烈なサードゴロ、コレア、バウンドが変わったのも処理して、サードゴロに。ファインプレー。スミス、ライト前H。サムス、レフトフライでスミスが一塁に残塁。
【2回裏】
バエス、7前H。ロサリオの初球にエンドランも、セカンドゴロ。セカンドのJスクープ、セカンドベースを踏んで、一塁に送球。「4-3」のダブルプレー。Tリベラ、初球をレフトオーバーのソロHR。「3-2」に。フェンテス、三振。
【3回表】
シモンズ、三振。ボガーツ、死球。プロファー、ピッチャーゴロ。2死二塁。バレンティンを敬遠四球で2死一二塁。
プエルトリコ、投手交代。先発ロペス→53 サンティアゴ(左投げ)に。
Jスクープ、三振。2者残塁。
【3回裏】
オランダ投手交代。バンデンハーク→49 ジャージェンス(右投げ)。
バンデンハークの交代、打ち込まれて2回3失点ではいたしかたないだろう。
パガン、センターランナー。リンドア、ショートゴロ。コレア、強烈なHRのあとは当たりそこねのサードゴロ内野安打。2死一塁。ベルトラン、レフトフライ。
【4回表】
ザラーガ(左打席)、三振。デカスター、深いセンターフライも、フェンテス、フェンス際でジャンプしてキャッチ。スミス、四球。サムス、セカンド内野安打。セカンド、バエスが、二塁ベースをオーバーランしたスミスを刺そうと、「4-6」に送球。際どいセーフの判定に、プエルトリコのエドウィン・ロドリゲス監督、「ビデオ・チャレンジ」を要求。「セーフ」の判定覆らず。シモンズ、ショートゴロ。2者残塁。
【4回裏】
モリーナ、レフト前H。バエス、センター前H。「ラン&ヒット」。センターフライの可能性もあったので、ランナーがハーフウェイで止まったため、一二塁になった。プエルトリコ、2次ラウンドのアメリカ戦でも、「ラン&ヒット」の攻撃を多用したが、このサインのとき、バッターは決して、大振りしないでコンパクトにセンター前に打ち返す。ロサリオ、犠牲バントも、ピッチャー、三塁に送り、三塁フォースアウトに。1死一二塁に。二塁ランナー、バエス、単独盗塁。三塁塁審、アウトのコールも「チャレンジ(ビデオ判定要求)」で判定、覆り、1死一三塁に。T.リベラの4球目にファーストランナー、ロザリオもセカンドに盗塁。1死二三塁に。T.リベラ、セカンドフライ。フェンテス、セカンドゴロで2者残塁。
【5回表】
ボガーツ、サードゴロ。プロファー、ファーストゴロ。バレンティン、レフトオーバー、フェンス直撃の2BH。2死二塁。J.スクープ、敬遠四球。ザラーガ、左中間に2BH。バレンティンが還り、「3-3」に。ファーストランナーJスクープも本塁に突入。「7-4-2」と渡って、ホームでタッチアウト。このプレーも、「チャレンジ」となり、この判定は覆らず。「3-3」のまま。
【5回裏】
パガン、ライト前H。リンドア、セカンドゴロ。セカンドJ.スクープ、ショートに送り、フォースアウト。セカンドに滑り込んだパガンのプレーに対してまたも「ビデオ・チャレンジ」。
両チーム、ともにナーバスになっているように見えるが、神経戦はプエルトリコに分がある。サッカーなら「マリーシア」(小ずるい、悪賢い)とでもいう言葉が出てきそうな神経戦が続いている珍しいゲーム
。1死一塁にリンドア。コレア、四球で1死一二塁。
オランダ、投手交代。ジュルジェンス→39 マルティス(右投げ)に。ジュルジェンス、45球。
ベルトラン、三振。モリーナ、ライトフライで、2者残塁。
【6回表】
デカスター、三振。スミス、三振。サムス、四球。サムス、カウントを間違え、「3-2」でファーストに歩き、ボックスに戻される。オランダの選手たち、ヒートしっ放し。観客、1万3000くらいと思えるが、大半がプエルトリコの応援団。キュラソーの応援団はほとんどいないから、観客席からのブーイングはほとんどオランダに対してということになる。オランダにとってはアウェー戦というところか。
【7回表】
プエルトリコ、投手交代。サンチアゴ→43 ヒメネス(右投げ)
ボガーツ、レフト前H。
プロファーにカウント「1-1」で、プエルトリコ、投手交代。ヒメネス→58 クラウディオ(左投げ)。プロファー(両打ち)打席を右に変えてバッターボックスに入る。
プロファー、ファーストゴロ、「3-6-3」のダブルプレーに。バレンティン、ライト前H。J.スクープ、サードゴロでバレンティン、残塁。
【7回裏】
オランダ、投手交代。マルティス→28 スティフベルゲン(右投げ)。
フェンテス、三振。パガン、サードゴロ。リンドア、ショート内野安打。コレア、(コレア、ここのところ、当たってます。いちばん、危ないところ。コレア、ショートゴロで、リンドア、残塁。
【8回表】
ザラーガ、ショートゴロ。デカスター、ライト前H。1死一塁。
プエルトリコ、投手交代。クラウディオ→コロン(右投げ)。
スミス、サムス、セカンドゴロ、セカンドのバエス、ランナーにタッチして一塁に送球。「4-3」のダブルプレー。
【8回裏】
ベルトラン、幸運のライト前テキサス・リーガーズH。ベルトランに代えてPR 7 K.エルナンデス。モリーナ、送りバント失敗のキャッチャーフライ。バエスのライト線ファウルフライを追いかけたバレンティンのところへオランダチームのトレーナー駆けつけ、心配も、大丈夫の模様。キャッチャーのザラーガもファウルボールを受けて倒れるが、こちらもなんとかプレー続行。バエス、三振。ロサリオ、センターフライ。
【9回表】
プエルトリコ、交代。ベルトランに代わってPRに出たK.エルナンデス、そのままDHに。
サムス、セカンドゴロ。シモンズ、センター前H。ボガーツの当たり、セカンドゴロとなり、セカンド、バエス、ベースを踏んで、一塁へ送球。ダブルプレーに。
【9回裏】
オランダ投手交代。スティフベルゲン→74 ヤンセンに交代。
T.リベラ、三振。フェンテスに代えて14 アービレス、PHに。アービレス、三振。パガン、セカンドゴロ。
【10回表】
延長戦に突入。
プエルトリコ、投手交代。コロン→39 ディアスに。
プエルトリコ、守備交代。1番LF パガンがセンターフライ。代打したアービレスがレフトフライに。
プロファー、三振。バレンティンに対する3球目のインコースのボールにバレンティン激昂。両軍ベンチから選手が飛び出すも、モリーナ、バレンティンをなだめる。バレンティン、結局、三振。J.スクープ、三振。
両チームともストッパーを投入しての延長戦。得点のチャンスは限られてくる。
【10回裏】
オランダ、投手交代。ヤンセン→49 バンミル(右投げ)。バンミルも2014年、楽天に所属した投手。
リンドア、ライト前H。折れたバットがオランダベンチに飛び込む。コレラ、ショートゴロ、ゲッツー「6-4-3」。K.エルナンデス、ドジャースの選手なので、観客席から歓声も、センターフライ。
【11回表 タイブレーク.ルール】
プエルトリコ、ディアスが続投。
オランダ、二塁にバレンティン、一塁にJ.スクープをランナーに置く。
ザラーガに代打 27 バンデルミール。バンデルミール、サード前犠牲バント成功で、1死二三塁に。デカスター敬遠で、1死満塁。スミス、セカンドゴロ。「4-6-3」のダブルプレーに。得点ならず。
【11回裏】
プエルトリコ、二塁にコレア、一塁にK.エルナンデス。
モリーナが三塁前に犠牲バント。1死二三塁に。バエス、敬遠。1死満塁に。ロザリオ、初球をセンター前ライナー。センタープロファー、ホームに返球するも、コレアがタッチアップから滑り込んで還り、決勝点。「4-3」。準決勝第1戦は、プエルトリコが勝利。決勝進出を決めた。試合時間4時間19分。


2017/3/20 ドジャースタジアムより。石川とら

Appendix

プロフィール

「どうも。石川とらでーす」

Author:「どうも。石川とらでーす」
筆者プロフィール==>
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